札幌記念

札幌記念 最終考察

【予想の前提】

・今回は道中の展開を基に馬券を予想。
 まず昨年との違いは2つ
逃げ馬がアウスヴァールしかいないこと。
プログノーシス1強なこと。

前提として、プログノーシスに勝つためにはどうすればいいか。Sペースで脚を溜めて、先行して押し切るという競馬をすれば今の馬場なら差し損ねが起こりそう。なので、プログノーシスに勝つためには、前残りを狙う競馬になるかと。
大事なのはここからで、今回この展開を狙う馬が何頭いるか。
先行したい馬は、ドゥラエレーデ、ジオグリフ、ボッケリーニ、シャフリヤール、トップナイフ、ステラヴェローチェ、ノースブリッジ。
先行馬多すぎる・・・
プログノーシスを意識して、早仕掛けが起これば、最後はスタミナ勝負になると思っています。

昨年はオーバーペースで前が潰れましたが、
アウスヴァールしか逃げたい馬がいない今回なら、前にいる馬もそんなにへこたれない。
札幌はCコース替わりで、インが使えるので、
インをうまく使える馬から買いたいです。
また、スタミナ勝負になると考えれば、ステイヤー適性がある馬を狙いたいですね、。

【本命】
・4番 シャフリヤール (武豊) 
→今回はこの馬を本命に。
プログノースに勝てる馬で考えたら、この馬しかいないかなと。ちなみに2000mは距離が短いと言われていますが、過去に毎日杯でプログノーシスに勝っています。プログノーシスのタイム指数は118、能力差を考えるとタイム指数116を出しているシャフリヤールぐらいしかいないかなと。
正直、2000m戦でプログノーシスと戦ったら、10回中2回ぐらいしか勝てないと思っていますが、その2回を引いてくれ!と願ってます。

前提としてですが、プログノーシスは瞬発力に優れたディープインパクト産駒。
シャフリヤールは、ステイヤーに特化したディープインパクト産駒。
決めて勝負なら、プログノーシスに軍配が上がりますが、ロングスパート戦なら、シャフリヤールに軍配が上がると思います。今回は、前述した展開の通り、早めに先行していくタフさ勝負になるので、展開は向くと思います。
後は先行馬の中で一番能力が高いのは?と言われたらシャフリヤールだと思っています。
ドバイSCでスターズオンアース、ジャスティンパレス、リバティアイランド相手に3番手で先行して日本馬勢で最先着しているので、この馬から買いたいですね!

【2列目】
11番 プログノーシス (川田)
→今回はこの馬を対抗に。逆らうことは諦めました。昨年の勝ち馬、香港G1でロマンチックウォリアーの2着。普通に勝ち負けのレベルだと思います。

問題は昨年との違いです。

1 馬場
・昨年よりインが恵まれている。
逃げ馬が1頭しかおらず、ペースが落ち着くので差し損ねの可能性が高い。

2 賞金
・前走はG1に出走するために、賞金加算が必要な立場でした。今回は賞金が余裕で足りているので、無理に賞金加算をする必要はない。次走は海外が決まっているので、昨年よりも余裕を残した調整に感じました。 

この2点と、プログノーシスの弱点である追走力を考えると、いくら前有利馬場と分かっていても、後方で控えるしかないので、 強いのは分かっていますが、本命にはしたくないですね。  

1番 ドゥラエレーデ (佑介)
→今回はこの馬を穴馬に。
タフな展開なら、この馬に展開が向くかと。
1枠1番で内ラチを取って走ることができる
芝スタートのフェブラリーSで、先手を取ることが出来ているので、おそらく番手について、いいポジションで競馬が出来ると思います。
この馬は叩き良化型なので、前走のエルムSよりもパフォーマンスは上がっている。久しぶりの芝変わりで人気が落ちるなら狙いたいですね!

3番 ボッケリーニ (浜中) 
→G2番長なので2列目には買いたいです。
メンバー中タイム指数110以上を出しているのは、上位2頭を抜くとこの馬しかいないです。なので能力面で考えると、相手筆頭ですね。この馬の弱点はソラを使ってしまうこと。それがあって勝ち切れない競馬が続いてしまいましたが、前走の鳴尾記念で変化がありました。チークピーシーズを付けたことで、最後まで集中して走ることが出来ました。ヨーホーレイクとタイム差無しなので、G2ならやれる。また、今回は他の馬が早めに先行して押し切ってくるので、ソラを使う可能性がそこまでないです。
懸念点は内枠ですね。馬場は内がいいですが、外を回して上がっていくタイプなので、真ん中の枠が良かったですね。

【3列目】
2番 ジオグリフ (武史)
→先行してインで脚を溜める競馬
このレースで求められる適性にはまっているので買います。個人的に気になっている点があります。なんで、ルメールが乗らないんだろう?というのが疑問です。 ルメールのお手馬がいないし、木村厩舎なのでルメール鞍上でいいと思ったのですが、ルメールは新潟滞在。調教も安田記念の方が仕上がっていましたので、そこまで勝負気配を感じないので3列目に。

8番 トップナイフ (田辺)
昨年の2着馬。昨年は特殊な馬場が向いて2着に好走。今年は良馬場でどうか・・・というレースですね。前走の函館記念10着を見ると、復調まではもう少しかかる気もしていますが、田辺ジョッキーがわざわざ札幌まで遠征するのは見逃せないですね。持久力と立ち回りを活かす馬なので、イン有利の札幌なら3着に来てもおかしくないと思ったので相手には入れます。

9番 ステラヴェローチェ (ノリさん)
→外枠はマイナスですね。
この馬、折り合いに課題があるので前に馬を置きづらい点はマイナス。また、今回は10日競馬で調整過程に不安があります。外を回したら届かないので、ノリさんがどう乗るかですね。ただ、大阪杯はイン前有利を10番手から4着に好走。前走の安田記念は距離が短かったので、ここまでの敗因は明確。向かないとは思いますが、相手には入れます。

12番 ノースブリッジ (岩田父)
→大外枠に入ってしまうとは・・・
内枠なら2列目に入れる予定でした。
そもそも前走の香港競馬では、ロマンチックウォリアー、プログノーシス相手の3着馬なので、馬の能力は十分にG2で通用すると思います。後はロスが多い競馬になるので、うまくインを突けるかが不安です。札幌の洋芝は合うと思うので、相手には入れます。

【消し】
5番 チャックネイト (佐々木)
→前走の函館記念はイン有利を外回しての6着なので見直しできる。ただこの舞台で買いたい要素がないんですよね。おそらく、道中から捲っていく競馬にはなると思いますが、イン有利をまた外回しそうなので消します。次のアル共で買いたいですね。ちなみに、抑え予定でしたが、堀先生のコメント見ると買う気がなくなりました。

7番 ホウオウアマゾン (菱田)
→正直、能力が足りないと思っています。 
スタートも最近うまくいっていないので、結局控える競馬になって良さを出せないかなと思うので消し。

9番 アウスヴァール (古川)
→前走は函館記念を逃げて3着。その時の斤量は54kg。今回は斤量58kg。さらに、早めにスパートをかける馬が多い。さすがに展開が向かないと思います。

10番 モズゴールドバレル (池添)
この馬も能力が足りないと思っています。重賞では通用しておらず、距離延長もプラスには働かないと思ったので消し。

【買い目】

1 3連単F
1列目:4,11
2列目:1,4,6,11
3列目:1,2,3,4,8,9,11,12 (36点)

2 馬単1頭軸マルチ
軸:4
相手:1,11 (計4点)

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