中京記念

中京記念 最終考察


【予想の前提】
今回は展開とトラックバイアスから馬券を予想。今回、逃げたい馬は3頭。最近、出脚が悪いテーオーシリウス、何が何でもハナを取りたいセルバーグ、前傾ラップで勝ってきたアナゴサンですね。アナゴサンは番手でも競馬が出来ることを考えると、セルバーグがハナを取り切るのではと思います。小倉大賞典のような大逃げにはならないかと思いますが、ペースが流れるのは確実だと思うので、スローからの展開や後傾ラップで勝ってきた馬は買いたくないですね。展開的に、Sペースや後傾ラップで勝ってきた馬には厳しい流れになると思います。トラックバイアスで考えると、かなり外差しの傾向になっています。土曜日のメインですが、最終コーナーで2番のラスマドレスが抜群の手ごたえで内を回ってきたんですが、最後は外の差し馬につかまってしまい外のワンツーで決まったレース。なので、外差しの馬を買いたいですね。 ここで問題が起こります。
差し馬で軸にしたい!と思う馬がいなかったんですね。結局、どの馬もそれぞれ不安点があるんですよね。気性やジョッキーの腕で、能力を出せない可能性が高いです。
二ホンピロキーフ→前に馬を置けないと折り合いを欠く、外枠
エピファニ― →馬群に入ると折り合いを欠く、中枠
アルナシーム →馬場が伸びない、内枠
ロングラン →Sペースでの好走が多いのと、松山君との相性。
カテドラル →好走する時はイン差し、今回はおそらく大外を回す。
タガノパッション→状態が不安+牡馬混合だと力不足
ボーデン →実は一番向くと思います。ただタイム指数的に能力足りない・・・

前提として、すべての馬が折り合って能力を出せれば、エピファニ―、二ホンピロキーフのワンツーで決まります。でも、そうならないんですよね・・・それだったら、いっそ前で行ける馬から狙ってみたいと思いました!

【本命】
・3番 セルバーグ (和田)
 →今回はこの馬を本命に。
まず、この馬を評価したいのは、3走前の小倉大賞典です。この日は外差し馬場で、逃げ馬には不利なレースだったんですが、早いラップを刻みながら3着に残す競馬。たられば、になってしまいますが今村ジョッキーが道中で息を入れていれば、勝ちまであったんじゃないか、と思います。
次に評価したいのは前走のエプソムC, 
斤量58kgを背負い、3着と0.1秒差の7着。
直線が長い東京は、この馬には合わないので、十分な健闘でした。 ちなみに、この時はアルナシームと斤量差が1kgありました。 今回は同斤量なので、逆転は十分にありますね。  
また、調教見る感じ、馬の状態はとても良いですね。今年イチの仕上がりに見えたので、ここを目標にされている感じがあります。 
心配なのは、展開ですね。
テーオーシリウスとの枠順を考えると、
セルバーグがハナに立てる可能性があるのか。
ここで大事なのは、テーオーシリウスの近走です。最近、スタートが悪いんですよね。なので、セルバーグがハナに立てる可能性が高いです。ペースが流れると、外を回す負荷も多くなるのと、
差し馬に不安が多いメンバーなので、一発あってもおかしくない!
昨年の勝ち馬が8番人気は舐められすぎ!!
逃げたセルバーグ師匠は強いよ!

【2列目】
・13番 二ホンピロキーフ (田口
 →今回はこの馬を対抗に。
本命にしない理由は、枠順ですね。
前走の鳴尾記念は、外で前に馬を置けず折り合いを欠いてしまった。今回は流れるので、縦長の隊列。貫太君の技術が問われるレースですね・・・その不安点さえ除けば、マイラーズC3着。 
小倉1800m【2-0-0-0】と適性もあり、外差し馬場もこの馬にはプラスなので、勝ち負けのレベルですね!

 ・6番 エピファニ― (杉原)
→この枠はマイナスですね。
馬群がダメな馬なので、おそらく折り合いを欠いてしまうと思います。ただ、縦長の隊列にさえなってくれれば、そこまで折り合いを欠かない可能性もあるので、競馬はしやすいかなと。問題は最後の直線。外に出せるかどうか、杉原君の技術次第ですね。小倉大賞典のように、外に出してスムーズに加速できれば、勝ち負けのレベルだと思います。もう一点、不安があります。調教が軽いんですよね。好走している時の調教パターンではないです。二ホンピロキーフがマイラーズCを好走している時の調教過程なので、少し評価を下げてしまいます。

・9番 ボーデン (団野
 →今回はこの馬を穴馬に。差し馬の中で一番、不安要素が少ないです。問題は能力が重賞で足りるかどうか。この馬の強い所は、前走の3勝クラス。 展開が向いた、という前提ではありますが、セン馬になって初戦から好走したことが  プラスですね。代々、セン馬になって初戦は凡走、少しずつ調子を上げていく。そう考えると、前走の3勝クラスから上積みを狙える。そもそも3歳の時には、重賞で1番人気に支持される馬だったので、面白い1頭だと思います。3歳の時は人気を裏切っていましたが、その理由は気性なんですよね。セン馬になった今なら、実力を出し切れると思います。

・11番 アナゴサン (松若)
 →雨が降るのはこの馬にはプラス。
この馬はサマーマイルチャンピオンがかかっているので、勝負気配が高いです。 前傾ラップで好走している馬なので、同型のセオを買うなら、この馬の方がいいです。おそらく、2,3番手につけると思うので、展開は向きそう。後は馬場のいい外を走って、どこまで残れるかですね。

【3列目】
・2番 アルナシーム (ノリさん)
→雨に弱い、馬場が伸びない内枠。
馬の状態がいいだけに、もったいないですね・・・土曜メインのラスマドレスの競馬ができれば、馬券内には来ると思いますが、勝ちまでは正直、厳しいかなと思います。小回り+右回り+1800mはベスト舞台なので、相手には入れます。

・4番 ワールドリバイバル (小牧太)
→隠れた小倉巧者ですね。
小倉1800m【1-1-1-0】。相手には入れておきたいです。セルバーグの後ろにつけて、競馬が出来るので展開は向きそう。小牧太ジョッキーのラストランということで、相手には入れます。 

・5番 カテドラル (幸)
小倉巧者ですね。過去に2度行われた小倉開催で両方2着に好走。 この馬が好走する時は、2回ともイン差しが決まった時です。今回はインが伸びないので、大外差しでどうか・・・ただ大阪杯でエピファニ―に先着しているんですよね。  それを考えると、相手には入れておきます。

・7番 エルトンバローズ (西村)
 →この馬が好走するときはインを立ち回る時、馬場がきれいな時。 今回はインが伸びない+雨が降って傷んだ馬場。今まで好走している条件とは逆なんですよね。そこに斤量59kgのおまけつき。買いたい要素がないんですよね。実績を考えると切るわけにはいかないので、相手までに。

・12番 セオ (岩田父
 →この馬が好走している時は、ワンターン+後傾ラップ。 小倉1800mのコースと流れるペースが合うのか、ここが課題です。馬は強いが適正が微妙、という評価なので相手までに。

・14番 ロングラン (松山)
 →松山君と手が合うかどうかだけですね。 
松山君は序盤にポジション取りをするジョッキーなので、ロングランに合わない気がします。ただ、小倉大賞典2着なので 脚を溜める競馬ができれば、勝ち負けだと思います。


【消し】

・1番 テーオーシリウス (西塚)

 →セルバーグが逃げると思うので、この馬には厳しいかなと思います。

  小倉は得意な舞台なので、条件は好転しますが、

  最近は出足が悪く、スタートがうまくいっていない。 

  陣営が無理にハナを取らなくても、という発言をしているので、

  控える可能性もあると思いますが、逃げないと厳しいので消し。


・8番 タガノパッション (Mデムーロ)

 →牡馬混合で買いたくないですね。

  この馬、スランプになっていると思います。

  最近は負けすぎなんですよね。牝馬53kgなので、ハンデをもらっていますが、

  馬の状態を考えると、好走は難しいと思います。


・10番 ソレイユヴィータ (吉村)
→斤量50kgのハンデ。買いたい要素はそれだけですね。不安なのは、前走の敗因。 

  距離が長かったというコメントをしているんですよね。

  今回は前走と同じ1800mなので、消し。


【買い目】

3連複F

1列目:3
2列目:6,9,11,13
3列目:2,3,4,5,6,7,9,11,12,13,14 (計30点)


ワイド
軸:3
相手:6,13 (計2点×1000) 計5000円で勝負

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