アイビスSD

アイビスサマーダッシュ 最終考察

【予想の前提】
今回は韋駄天Sを中心に考察しました。
今年の韋駄天SはかなりHレベル戦です。
1着のチェイスザドリームはタイム指数105、
2,3着のマウンテンムスメ、ファイヤダンサーでさえタイム指数103。かなりのHレベル戦という根拠は、アイビスのタイム指数との比較です。去年のアイビスは、1着のオールアットワンスがタイム指数94、2年前は、1着のビリーバーがタイム指数102。
なので、近走のアイビスで考えると、普通に勝ち負けのレベルなんですよね。韋駄天S組を中心に考えて、馬券を組むのでいいと思います。
後は韋駄天S組で考えた時に、どの馬を軸にするか。ここで大事にしないといけないのが、韋駄天Sがハンデ戦ということです。韋駄天Sで好走しても、斤量が増加すると凡走する可能性もあります。去年だと韋駄天S1着馬のメディ―ヴァルがそうでしたね。斤量52kgからの増加。逆に斤量が1kgしか増加しなかったトキメキは韋駄天S3着から、アイビス2着に好走。今年の韋駄天Sであれば、マウンテンムスメが大幅な斤量増。チェイスザドリームは斤量据え置き。ファイヤダンサーは1kgの斤量増。なので、チェイスザドリーム、ファイヤダンサーから中心に買おうと思います。

【本命】
13番 チェイスザドリーム (坂井) 
→今回はこの馬を本命に。韋駄天S勝ち馬ですね。前走はハンデ戦ですが、斤量据え置き。ならここも勝つだろ!となっています。韋駄天Sはタイム指数も105と、過去のアイビスなら余裕で勝っている指数なので、千直はハマると思います。
外枠も絶好枠で、スタートがいい馬なので、先行して押し切りに期待できます。血統面でもロードカナロア産駒で、スピードの持続力に長けた血統。だからこそ、千直で結果を出している血統です。スタートが上手い坂井君、過去のアイビスで勝ち負けできる能力、調教も良い、枠順も良い。この馬が勝ち負けというか馬券内外す未来が見えないです。

【2列目】
16番 ディヴィナシオン (松山)
→今回はこの馬を対抗に。韋駄天Sは最後に前が詰まって5着。進路がなく、完全に脚を余していましたね。それでも上り最速を出したので、巻き返す可能性は高いと思います。 オーシャンSの好走を見ると、早い時計に対応できるので開幕週の馬場はこの馬にはプラス。今回は松山ジョッキーに乗り変わりで鞍上強化。松山君は過去に2回乗って、2回とも2着に来ているので相性もOK。大外枠を取れたのもプラスなので、面白いと思います。

14番 デュアリスト (小沢)
→今回はこの馬を穴馬に。今回が初めての千直です。この馬を推奨したい理由は2つ。
まず1つが、安達太良Sです。
このレースは芝スタートのダート1150mですが、斤量60kgを背負って、55kgで勝ったチェイスザドリームと0.1秒差の3着と好走。しかも3角で不利があったので、強い内容です。福永厩舎なので、千直が合うと判断しての出走だと思うので、狙ってみたい1頭ですね
2つ目は調教です。
メンバー中調教が一番よく見えました!
おそらくここを目標に仕上げられていると思うので期待しています。

8番 マイヨアポア (石川)
→内枠から穴を開けるタイプですね。 
稲妻Sは内枠から外に寄せる神騎乗。あれが出来ればアイビスでも勝ち負けです。韋駄天Sは馬体重もプラスで完全に叩き仕上げ。それで6着なら巻き返しに期待。持ち時計も2位で開幕週の馬場はプラス。調教でも自己ベストを更新しているし、面白い1頭だと思います。石川ジョッキーは昨年、オールアットワンスで神騎乗をしているので、この乗り変わりはプラスですね。

【3列目】
・2番 ショウナンマッハ (石橋)
→2勝クラスを勝っただけの馬が、いきなり重賞で通用するか。正直、そこまで買いたい要素は無いんですよね。ただ、2走前のタイム指数が103と、とんでもない能力で勝ち切ってます。千直適性を信じて相手には買ってみます。

・3番 ロードベイリーフ (和田)
 →リピーター組ですね。この馬もですが、西村君が乗っていたから3着だと思っています。
今回、和田ジョッキーに乗り変わり。
千直で穴を開けるジョッキーでもないし、乗り変わりはマイナスですね。ただ調教で自己ベストを出しているし、人気もないなら相手には入れます。

4番 ジャスパークローネ (団野)
→内枠から好走できる要素として、ダッシュ力でハナを取れるか。前走はスタートで躓き+トップハンデで度外視可能。今回は斤量も減りますし、偶数枠でスタートもしやすくなると思います。 最悪、内ラチ沿いでもと思いますが、思い切って外ラチを取りに行ってほしい。人気が無いので相手には抑えようと思いました。

5番 マウンテンムスメ (藤田
→前走の韋駄天S2着馬ですね。  
 韋駄天Sでは、スタート直後に横移動で外ラチを取る競馬。これは藤田ジョッキーの神騎乗ですね。今回も内枠なので、人気が下がると思うので、同じ競馬が出来れば内枠から穴を開けてくれると思います。後は斤量が不安ですね。前走の韋駄天Sはハンデ戦なので、今回は斤量が3kg増えているので、同じようなスタートが決められるか。55kgになるので、過信は出来ず3列目に入れます。

10番 ファイヤダンサー (戸崎)
→昨年の韋駄天Sは、熱中症で力を出せなかったので度外視可能。韋駄天Sのようなタフな馬場は向いていると思うので、千直なら狙ってみたい1頭です。 問題は、思ったより雨が降っていないことなんですよね。この馬は、時計勝負よりかはスタミナ勝負の方が向いているので、良馬場の開幕週なら評価を下げる必要があると思い3列目にしています。

12番 ウイングレイテスト (松岡)
→函館SS時も言いましたが、この馬の適正は1400mだと思っています。函館SSの時もスワンSよりタイム指数が落ちたので、距離短縮はマイナスだと思います。そこまでテンが早い馬でもないし、斤量59kgを考えると、 全く買いたいと思わないですね。3連系なら、抑えには入れるという評価です。  

15番 モズメイメイ (国分)
→陣営コメントを見ると、今回も控える競馬を宣言しているので、 おそらく先行して脚を溜める競馬をするはず。前走上り2位の脚を使っているので、警戒すべき1頭だと思います。馬群の中でひるまずに競馬できたので、千直で固まった馬群からでも好走できるのでは! 問題はジョッキーです。全くと言っていいほど、国分ジョッキーは千直走ってないです。ジョッキーの技量も問われるレースなので、その点を割り引いて3列目に。

17番 ティエムスパーダ (酒井)
→テンが早い馬ではないので、ちゃんと逃げられるのか、という不安があります。 ただ18番のメディ―ヴァルは、逃げたい馬ではないので外ラチを取れるとは思います。ただ前にモズメイメイやチェイスザドリームがいるので、ハナに立つのは無理そうですね。ただモズメイメイの件もありますし、いきなり脚質転換で控える競馬も試してきそうな気はしています。大外枠なので抑えには入れます。 

18番 メディ―ヴァル (小崎)
→大外枠なのに人気ないですね。
今年の韋駄天S4着、昨年の韋駄天S1着と千直適性は高いです。外からラチを頼って競馬できるので、保険として相手には入れます。

【消し】
・1番 リプレーザ (幸)
→初の千直。1枠1番。おそらく内ラチを頼って走ると思うんですよね。スタートがいい馬でもないし、内ラチを走るとなるとさすがに厳しいかと。

・6番 クムシラコ (ウチパク)
 →この馬も2勝クラス勝っただけなので、さすがに能力的に厳しいかと思います。3勝クラスの千直で馬券内にも入れていないので、さすがに消し。

・7番 ハギノメーテル (藤懸
 →陣営のコメントで内を選択すると言っているので、さすがに厳しいと思います。3勝クラスで通用していないので消し。

・9番 グレイトゲイナー (笹川) 
 →今回は休み明け1戦。陣営コメントを見ると、フレグモーネになって北海道競馬からローテーションを変えたということなので、状態的に厳しいかなと。千直はジョッキーも大事なので、地方のジョッキーなら消し。

・11番 アビッグチア (丸山)
 →韋駄天Sはさすがに負けすぎ。チェイスザドリームと1秒差もつけられているので、さすがに能力不足。今回は消し。

【買い目】
・3連複1頭軸流し

 1列目:13
 2列目:8,14,16
3列目:2,3,4,5,8,10,12,13,14,15,16,17,18
(計30点)

・馬連1頭軸流し
 軸:13
 相手:8,14,16 (計3点×1500円) 

計:7500円

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