函館2歳S 最終考察

函館2歳S 

【予想の前提】
今回は2つの観点から馬券を予想

1 前走の勝ち方
→新馬戦の勝ち方が大事!その馬の将来性を考えると、新馬を逃げて勝ち変な癖を覚えさせるより、負けてもいいから控える競馬を覚えさせる必要があると思っています。実際に今回のメンバーも前走逃げた馬が半数を占めています。ペースが速くなる分、前走を逃げではなく差して好走した馬を買いたいです。

2 前傾ラップか後傾ラップか
→前走逃げた馬も多く、前傾ラップになりやすい。ただ、新馬戦はSペースになりやすいので、後傾ラップになりやすい。なので、楽に逃げた馬や後傾ラップで走っている馬は、ペースに付いていけず、ということにもなりやすいので、前傾ラップ、特に400m,600m地点が早い時計で勝ち切っている馬から買いたいですね。

【本命】
10番 カルプスペルシュ (鮫克)
→今回はこの馬を本命に。 
まず前走の新馬戦の振り返りから。
この馬は逃げずに脚を溜めて我慢する競馬。
最後の直線では、前に馬がいる中、馬群を縫って、直線で差し切り勝ち。その時の上りタイムが33秒台と、函館とは思えないような上りタイムで勝利。メンバーレベルで考えると、新馬4着のラパンチュールは次走の未勝利で勝ち上がり。メンバーレベルも十分に高いと思います。トラックバイアスも外差し展開になるので、面白いと思います。この馬の差し切りを期待しています。

【2列目】
・13番 エメラヴィ(武史)
→今回はこの馬を対抗に。 
前走は控えて差す競馬で快勝。前傾ラップで勝利しているし、上り最速を出したのも魅力的。新馬の1番人気馬は次走で未勝利を勝ち上がっているので、メンバーレベルも高い。外差し有利で大外を引けたのもプラスで、調教も動いている。函館が得意な武史なので、本命候補の1頭です。ただ予想以上に人気が出てしまったので、オッズ妙味を踏まえ対抗までに。

・5番 ニシノラヴァンダ (永野)
 →今回はこの馬を穴馬に。時計面では、この馬を一番推しています。前走はハナに立つも絡まれてしまい、前傾ラップに。逃げた馬には不利な展開ですが、その展開をものともせず快勝。
また、この馬の魅力はスタート。ピューロマジックを沸騰させるぐらいのロケットスタートでした。おそらく、この馬がハナを取れると思っており、ペースが上がっても自分の競馬が出来ると思うので、差し馬有利の中、あえてこの馬を穴馬候補にします。

・7番 サトノカルナバル (佐々木)
 →新馬戦の内容は圧巻。馬の能力ならダントツだと思っています。前走は上り最速+上りタイムで上り2位の馬と1秒差以上つけ圧勝。ポテンシャルは異常だと思います。ただ不安点が多すぎる。初の北海道輸送、前走がSペース、初の小回り+洋芝。初めてのことが多いので、軸にはできないという評価

・14番 ヤンキーバローズ (岩田父)
前走は控える競馬なので、ここでも狙いたい1頭。 前走が小頭数なので、揉まれる競馬がどうか気になっていましたが、この枠なら自分のペースで競馬できる分プラスだと思います。ちなみに、調教はダントツでよく見えました。デビットバローズに先着。馬なりでラスト12.1。
 怪物候補の1頭だと思います。 問題はスタートが下手そうなところですね・・・

【3列目】
・1番 エンドレスサマー (和生)
→新馬戦のインパクトがすごいです。
前走は1番人気の馬をノーステッキで5馬身差の快勝。場合によっては、この馬がハナに立つ可能性もあると思っています。新馬のレベル感は未知ですが、抑えには必要な馬だと思います。

・2番 チギリ (北村)
 →ヴ―レヴ―買うならこの馬も買います。
新馬戦は上り最速で2着に好走。この時に負けたヴ―レヴ―とは展開の差なので、逆転もあり得る。前走は2番手の位置から3着馬に1秒差つける快勝。内枠なのが不安ですが、インでうまく脚を溜めることができれば馬券内に来てもおかしくないと思います。

・3番 リリーフィールド (武豊)
→前走ダートなら、この馬を買いたいです。
前走の勝ち時計は古馬1勝クラスと並ぶほどなので、評価できる内容。1秒差をつけたオカメノコイは次走で未勝利勝ち。この馬のポテンシャルも1枚抜けていると思います。昨年もダートから挑戦したゼルトザームが勝っているので、注目の1頭だと思います。ただ内枠なので、馬場の悪い所を走るはめに。芝への対応も未知なので、ここは相手までに。

9番 ヴ―レヴ― (浜中)
 →函館が得意な浜中ジョッキー。
函館1200mの持ちタイムがメンバー中1位。新馬戦の前傾ラップを考えると、十分に評価できる1頭だと思います。特別買いたい気持ちはないですが、相手までに。

・11番 シュ―ドタキライト (丹内) 
メンバー唯一の4戦目。さすがに使い過ぎだと思っています。ただ差し有利展開なので、前傾ラップで好走している馬は相手に入れます。また、函館の丹内。Hペースを経験しているのがプラスに働けば!

【消し
・4番 ヒデノブルースカイ (高杉)
→前走は斤量減を活かして快勝。 今回は3kgの斤量増。しかも前走は逃げ切り勝ち距離延長もプラスとは思えないので、ここは消し

・6番 モズナナスター (菱田)
→まだ1勝もできていない馬。エンドレスサマーには大敗しているので、逆転できるイメージがないです。差が0.8秒もあるので、買いたいとは思わないですね。

・8番 ラインパシオン (大江原
 →大江原ジョッキーの初重賞挑戦。前走は51kgのハンデがありながら2着馬と0.1秒差。今回は55kgの斤量増。買いたい要素はないですね。

・12番 オカメノコイ (佑介)
 →ここ2戦はダートを使用。  新馬はリリーフィールド相手に1秒差の大敗。未勝利は逃げて圧勝。ダートなら強いと思いますが、芝でどうか。パイロ産駒はダート血統なので、芝で買いたいとは思えないんですよね。また、リリーフィールドには勝てないと思うので、消し。

【買い目】

・3連複F 
1列目:10
2列目:5,7,13,14
3列目:1,2,3,5,7,9,10,11,13,14 (計26点)

・馬連1頭軸流し
軸:10
相手:5,7,13,14   (4点)

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