新潟記念

新潟記念 最終考察

【予想の前提】

・今回はペースを基に馬券を予想。 カギはアリスヴェリテだと思います。申し訳ないですが、アリスヴェリテを柴田君がコントロールできないと感じているので、アリスヴェリテの行きたいようにレースは進むと思います。新潟コースなので、2,3番手につけている馬たちも脚を溜めたいのでそこまで追いかけにはいかないはず。そうなると、一昨年の天皇賞秋のパンサラッサみたいな競馬になると思います。ただ、パンサラッサではないので、途中で垂れると思うんですよね。
すると最後の直線はどうなるか。早く仕掛けた馬は目標にされてしまうので、にらみ合いになるはず。そうなると決めて勝負になるので、決め手がある馬から買いたいですね。

【本命】
2番 ライトバック (坂井)
→今回はこの馬を本命に、本命にしたい理由は2つ1 なぜ新潟記念なのか
→ローズSでいいと思っていたんですが、なぜか新潟記念に出走。そういえば、ローズSの週は坂井君がシンエンペラーのために海外遠征をするので、ライトバックに乗れないんですよね。開幕週の中山で行われる紫苑Sが合うと思わないので、坂井君×ライトバックのコンビで賞金を加算できるとすると、このレースになるんですよね。この馬の賞金は1600万。昨年の秋華賞のボーダーが1500万なので、ギリギリ超えてはいますが、安全圏には入っていません。ここは秋華賞を目標に賞金加算をしないといけない立場なので、陣営も本気で取りにくると思います。調教がそれを物語っているので、ここは自信の本命ですね!

2 決め手勝負
→決め手の瞬発力勝負なら、ハンデが軽い方が有利です。桜花賞でタイム指数108を出しているような牝馬が斤量52kg。折り合いさえ付けば、この馬が勝ってもおかしくないと思います。ちなみに、このレース牝馬は全く走っていませんが、自分の中では理由が2つあります。

1,G1で好走したような牝馬は出ていません。
去年のサリエラも牝馬クラシックに出ていない馬で、状態面が最悪なので、参考外ですね。

 2,そもそも牝馬の出頭数が少ない。
なので、馬券に来ていない頭数が目立ってしまう。(牝馬だとマイル路線が多いのも影響しているかと)

 じゃあライトバックは?
世代レベルが高いとされている3歳牝馬で、クラシック連続3着にきた馬。そんな馬が新潟記念を使うローテは組まないです。過去にこのレースを使われてきた牝馬よりも強いので、過去のデータは当てにならないですね。

【2列目】
9番 キングスパレス (松岡)
→今回はこの馬を対抗に。
調教見てもサマー2000を取りに来ているので、期待したい1頭です。この馬を評価したいのは、前走の上積みです。陣営は右回りだと膨らんでしまう、とコメントしているので、左回りへの変更はプラス。また、前走は新潟大賞典を使って状態が落ちていたので、今回はメイチ仕上げで上積みもある。前走で先着されたレッドラディエンスとも1.5kg差の斤量がつくので、逆転の目も十分にある。2走前の新潟大賞典でヨーホーレイクに先着しているし、重賞勝ってもおかしくない!後は決めて勝負で勝ち切れるか。この馬が勝ち切れない原因は決めて不足なので軸としてはいいですが、勝ち切れるかは疑問。この馬も仕掛け所が難しいので、松岡ジョッキーが今ひとつうまく乗りこなせていない印象です。ルメールとかに乗り替わったら、すんなり勝っているんだろうな・・・と思ってしまう馬ですね・・・

4番 シンリョクカ (木幡)
→今回はこの馬を穴馬に。この馬はタフな馬場があうので、今の馬場は合うと思います。おそらく、この馬が2番手で競馬をすると思います。大逃げ馬がいた場合は、一番有利なのはその後ろで競馬している馬。最後の直線は、アリスヴェリテを捕まえてどこまで粘れるかですね。馬場のいい所を選んで走れる点もプラス。叩き良化型なので、休み明け初戦というのが気がかりですが、この人気なら穴馬として狙ってみたいです。

7番 セレシオン (荻野)
この馬が一番、展開は向くと思います。後は能力が通用するかどうか。末脚勝負なら、この馬は重い印を打ちたいです。3走前はキングスパレスに先着。新潟記念が得意な友道厩舎。この馬の新潟適性は【2-1-1-0】と馬券内率100%。今回は斤量も下がるし、前走のような高速馬場よりかはタフな馬場の方がこの馬に向くので、ここが絶好の舞台ですね。正直、この馬が重賞取るならこの条件だと思うので、マークしています。

【3列目】
5番 ファユエン (北村宏)
→後方からの決め手勝負になるなら、狙ってみたいですね。この馬は上り調子で、近走もタイム指数を自己ベスト更新しているので、夏の上り馬だと思っています。この馬の弱点は追走ですが、今回はにらみ合いになるので、隊列も固まりやすい。ライトバックが抜けだしてしまえば、後方一気のこの馬に展開が向くので面白い1頭だと思います。

11番 エーデルブルーメ (川田)
→このレースは仕掛け所が肝心なので、勝負所を間違えない川田ジョッキーなら相手には買いたいです。川田ジョッキーはこの馬だと、先行して押し切るいつもの競馬ではなく、控えて脚を溜める競馬をしています。おそらく、この馬の末脚を信じた乗り方をしているのかと。決め手勝負になるなら、この馬は買いたいですね。ただ不安面としては、アリスヴェリテに前走逃げ切られたことです。前走の内容を踏まえて、早めに前を捕まえに行こうとすると差されてしまうので相手までに。

12番 レッドラディエンス (戸崎)
この馬はサマーシリーズを考えると、買わないといけない馬ですね。ただ七夕賞を勝ったので、斤量が増加する点は不安です。斤量が重い分、早めに動かないといけない立場なので後ろからの馬につかまってしまう可能性があるかと。人気もあるので、あまり買いたいとは思わないですね。

【消し】
1番 ゴールドプリンセス (菊沢)
 →重馬場巧者の1頭です。 ただ良馬場ならキレ負けしてしまうんですよね・・・馬場が渋れば、狙ってみたい1頭でしたが、良馬場想定なら、さすがに消し。

3番 ジューンアヲ二ヲシ (池添)
→この馬は京都巧者だと思っています。 
新潟で買いたいとはならないですね,
また2走前の烏丸S組は、その後に3勝クラスを突破した馬がいないので、メンバーレベルも不安。重賞では能力不足を感じています。目黒記念は度外視できるレースでしたが、スムーズなら3着以内に来たか?と考えても馬券にはなっていない気はしています。

6番 アスクワイルドモア (小沢)
→休養明けにダートを1戦使った程度。そこから3か月も空いている。常識で考えたら、1戦使って様子見だと思います。ここはさすがに消し。

8番 アリスヴェリテ (柴田) 
→前走のマーメイドSは、永島ジョッキーのペース配分が良くて好走。永島ジョッキーの技術で、道中に息を入れられましたが、柴田ジョッキーだと難しいと思います。これは新人ジョッキーなので仕方ないですね。おそらく、道中で垂れてしまうので消しでいいかと思っています。

・10番 バラジ (菅原)
→今回は前に行く馬よりも後方からの決め手勝負になりそう。道中のポジション的に、決め手勝負になると展開が向かないと思います。近走の大敗を見ても、重賞での好走は力不足だと思ってしまいます。

【買い目】

・3連複流し 
軸:2
相手:4,5,7,9,11,12  (計:15点)

・3連単2頭軸マルチ
 軸:2,9
相手:4,5,7,11,12  (計:30点)

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