葵S 最終考察

葵S 最終考察

【予想の前提】
・今回はコースを基に馬券を予想。
 京都1200mは内回りで直線が短いので、前有利の傾向が高い。じゃあ、今回のメンバーではどうか。先行馬多すぎない??
そりゃ先行有利のレースなので、先行馬が出走しますよね。しかも平坦コースで前が止まらない。 理屈は分かりますよ、でもさすがにやりすぎじゃない?

18頭中13頭が前走1コーナーまでに5番手以内につけた馬。そんなペースで進んだら、スタミナがもたないでしょ・・・

そして、今回のカギを握るのはピューロマジックだと思っています。この馬、テンのスピードがとにかく速い。ここ5戦すべてでハナに立つ競馬をしている。この馬が外から被せてくると考えれば、非常に先行勢はやりづらい競馬になりそう。

ならどう考えるか
1 ピューロマジックがハナに立ち、Mペースで落ち着く前有利
2 ピューロマジックとハナ争いが起こり、Hペースの差し有利
こればかりは始まってみないと分からないですね。ただ今までのレース傾向を考えると、こういう場合①のパターンで決まってきたんですよね。オッズ妙味を考えるなら逆張りして②のパターンから行きたいですね!
 ちなみに、これまでに上り最速で勝ってきた馬はナムラアトム、アスクワンタイム、アウェイキング、エトヴプレ、ペアボルックス、の5頭です。重賞での実績があるのは、ナムラアトム、エトヴプレ、アスクワンタイムの3頭。ただアスクワンタイムは、道中が後ろすぎるので不安
そう考えると中団から差して来れるナムラアトム、エドウプレから入りたいですね。 
ここで一番の問題が起こります・・・
結局1,2番人気になってしまった。

【本命】
・1番 ナムラアトム (浜中)
 →今回はこの馬を本命に。
前走の葵Sは4着と好走。ただレースを見返してみると、明らかに坂で脚が止まっているように思います。姉のナムラクレアも直線が平坦コースの方が適性なので、おそらく、この馬も直線が平坦なコースでパフォーマンスを上げると思われます。阪神1400m、中京1400mは凡走しているのに対し、小倉1200mと京都1400mでは上り最速で勝ち切り。今回は京都1200mで平坦コースにコース替わり。ここが買い時だと思いますね。
 調教も自己ベストを更新していますし、仕上げも順調だと思います。

ちなみに、ファルコンSで先行させたのは、
開幕週だということもありますが、先行して脚を溜める競馬を試したのかとも考えています。そうなると葵Sの予行演習と考えるのが自然です。
ファルコンSの時から、メイチは葵Sだと思っていたので、この馬から狙ってみたいです。

 【2列目】
・10番 エドウプレ (佑介)
→今回はこの馬を対抗に。馬の強さならぶっちぎりでこの馬ですね。桜花賞は外差し展開で先行して5着。アスコ、ライトバックと0.2秒差。
このメンバーで負けるわけにはいかないですね。
ちなみにですが、自分は控える競馬をしてほしいんですよね・・・  先行勢が多く、ピューロマジックがハナを取るので、フィリーズレビューのように引き連れて逃げる競馬は難しそう。元々は上りの脚を使えるタイプなので、内で脚を溜めてばててきた馬を抜き去る競馬をしてほしいなと。

・17番 ピューロマジック (和生)
 →外枠に入って人気が落ちるなら穴馬として狙いたいですね!この馬、めちゃくちゃ強いと思っています。武器はテンのスピードです。どの馬もこの馬にはついてこれないと思います。
札幌1200m戦は、2着に10馬身差以上つける圧勝。同日の2勝利クラスより速い!
 ファンタジーSは中1週+距離延長が向かないので度外視。次走と前走の阪神1200m戦は、坂があっての惜しい2着。平坦コースであれば、この馬の持ち味が活かせると思います。生粋のスプリンターなので、面白い1頭だと思います。

【3列目】
・2番 モンシュマン (松山)
→エドウプレに勝った馬なんですよね・・・
向こうはダントツの1番人気で、こっちは11番人気。なにがあったんですかね??
ちなみにアゥエイキングも勝っていますね。
おそらくピューロマジックが逃げると思われているので、この人気だとは思いますが、向こうは外枠なので、内枠から2番手ぐらいで競馬が出来ると思います。人気もないし紐に入れておきたい1頭です。

・3番 ガロンヌ (池添)
 →距離短縮から連勝中の1頭。 
前走の橘Sは前残り展開を後方から差し切る強い競馬。そもそもフィリーズレビュー5着馬のオメガウインクを物差しにすると、 橘Sの上位組はGⅢの舞台なら十分に通用すると思いますので、相手には入れておきたいですね。 前走の内容を見返すと、最後は伸びを欠いていたので距離短縮はプラスに働くと思います。

・5番 アスクワンタイム (望来)
→小倉2歳Sの勝馬なので、軽視はできないですね。 前走の橘Sは出遅れから、上り最速で4着に好走。 前走で一番強い競馬をしたのは、この馬だと思います。後は前有利傾向で後方からの馬が馬券内に入れるか・・・展開が向けば3着はあるかなと思うので、抑えに入れておきます。

・6番 オーキッドロマンス (ウチパク)  
→ファルコンSは展開が向いての2着なので、そこまで評価はしづらいです。 ただ、重賞実績と考えると相手には入れておかないといけないかなという評価です。芝1200~1400mは馬券内率100%なので軸にするならこの馬、という安心感がありますね。 後は前に行けるかどうか・・・先行勢が多すぎるのでスタミナが問われるレース展開になってどうかですね。

・9番 アゥエイキング (菱田) 
→前走のゆきつばき賞は最後馬なりで楽勝
気性が荒い馬なので、1200mが最適だと思っています。問題は右回りとメンバーレベル。
あくまでもローカル開催の新潟なので過信はできないことと、戦ってきた相手を考えると重賞だとまだ足りない気はしています。ただ差しが有利になれば、3着ゾーンは全然あると思います。

・13番 ペアポルックス(松若)
→1200mは2戦2勝。橘S2着なので、紐には入れておきたいです。ちなみに、この馬が持ちタイムメンバー中1位です。時計勝負になるなら、この馬にチャンスが向くかと思います。
 後は枠順の問題ですね。もう少し内の方が良かったです。

・18番 カルチャーディ (武豊) 
 →大外は不安ですね。それでもファンタジーSの勝馬が舐められすぎな気がしています。この馬、ファインニードル産駒らしく、坂が苦手だと思っています。 京都コース替わりは合っているので、巻き返しが期待できる。前走のFレビューも直線で不利があったので度外視。オッズ妙味もあるので狙いたい1頭です。横のピューロマジックについていければ展開が向くのですが、ピューロマジック早すぎるので、ついていけるかは心配です。

【消し】

・4番 ニコラウス (荻野)
 →前走は前にいった3頭でそのまま決着。 
展開が向いての1戦なので評価はできないですね。出遅れ癖がある馬なので、買いづらいですね。

・7番 ジョーローリット (柴田) 
→キャリア4戦ですべてハナに立つ競馬。
今回はピューロマジックがいるので、ハナに立つ競馬は難しいと思います。橘Sからのメンバー強化も踏まえると消しです。

・8番 モズトキキ (亀田) 
→前走は前有利の競馬を逃げて勝利。
2走前は外差し馬場を外から差す競馬。
ここ2戦が展開が向けての勝利だけに、即重賞での通用は厳しいと思います。

・11番 エポックヴィーナス (酒井)
いきなりの距離短縮、不安しかないですね。
京都でも好走経験はありますが、大外分回しの競馬なのでマイルなら強い競馬ですが、スプリントで通用するとは思えないんですよね。 血統的に短距離が合うとは思いますが、 前回にこの馬に騎乗した松山君がモンシュマンを選んだと考えれば、ここは様子見が賢明かなと思いました。

・12番 シカゴスティング (西村) 
 →折り合いが悪い馬なので、逃げないともう無理だと思います。しかもピューロマジックに外から被される競馬。展開が向くとは思わないですね。

・14番 ナナオ (和田)
→馬場が渋った時や時計がかかる馬場で買いたい馬なんですよね。正直、葵Sで買いたいと思える馬じゃないです。

・15番 クリスアーサー (幸)
 →福島2歳Sでエドウプレとタイム差無しの競馬をしている点は評価。ただ枠が外過ぎるのかなと。先行したい馬ですが、ピューロマジックに被される競馬になりそうなので厳しいと思います。

・16番 エリカカリーナ (鮫克)
 →前走アレンジャーに勝っているので人気している感があります。ただ、先行馬で横にピューロマジックがいるのは競馬しにくいですね。オーキッドロマンス相手にタイム差無しですが、このレースはロジリオンが強いだけで、オーキッドロマンスとこの馬は前有利展開が向いただけだと思っています。外枠で先行しづらい競馬になるので、今回は消します。

【買い目】
・単勝:1

・3連複F
1列目:1
2列目:10.17
3列目:2,3,5,6,9,10,13,17,18 (計15点)

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