見出し画像

#154 34年ぶりの日経平均史上最高値更新は、果たしてバブルなのか!?

こんにちは!いつもスキやコメントを頂き本当にありがとうございます。こちらはポルトガルリスボンの高台に登ったところにいた放し飼い(野生?)のクジャクです。写真には納めれませんでしたが、このあと大きく羽根を広げてくれました!


祝!34年ぶりの日経平均史上最高値更新

さて、先週は日経平均株価が、1989年につけた史上最高値の3万8915円を上回りましたね!そのニュースを見た瞬間、自然とガッツポーズをしている私がいました。1989年はまだ子供で全く記憶にすら残っていないですが、34年ぶりの史上最高値更新は素直に嬉しいですね!

自民党の様々な問題や実質賃金の低下により、国民からしたらあまり喜べる状況ではありませんが、チームジャパンが世界から評価されていることについては、ひとまず喜ばしく誇らしいことだと私は感じています。今日はこのニュースについて私が思うことを書いていきます。

まず、最高値更新の要因は色々ありますが、主には下記かなと思っています。
中国経済低迷によるアジアマネーの流入
円安による輸出企業の利益押上げ
新NISA等の金融市場改革による海外投資家からの期待
AI関連企業の牽引による米国株高


日本株史上最高値更新の主な要因

まずは、中国経済低迷によるアジアマネーの流入でしょう。中国恒大集団に代表される不動産不況から、中国経済全体の不況へと広がっています。そこで2000年以降アジアを兼任してきた中国から日本へのマネーシフトが起こっている状況です。

次に歴史的な円安です。今日現在でも150円を上回る水準で、国民にとっては海外旅行などに行きにくい苦しい状況ですが、トヨタの時価総額が日本企業で初めて50兆円を超えたように、海外への輸出を主としている企業からすると円安は利益押上げの要因となっているわけです。

次は、今年1月より開始された新NISA等による海外投資家の期待です。1月はなんと海外投資家が日本株を2兆693億円の買い越しを行っており、東証のPBR改革や新NISA等の金融市場改革姿勢が海外投資家を呼び込んでいる状況となっています。

最後にエヌビディアに代表される米国のAI関連企業の株価上昇を追い風に、米国株も年始から最高値更新を続けています。日本株は米国株の影響を大きく受けますので、こちらも追い風となっています。


現在の日本株はバブルなのか?

このような状況でも、日本の個人投資家のほとんどの人は新NISAで米国株か全世界株かで悩んでいるのですからなんかおかしな話ですよね。もうちょっと日本人も日本株を信じて良い段階にきているのではないかと感じます。

で、こういう米国株も日本株も絶好調という時に必ず出てくる質問が「このタイミングで投資を始めていいですか?」というものです。この質問をしている時点で投資をしない方が良いのですが、結論それは神様以外は誰にもわかりません。

ただ、中に「日本株はまたバブルの時みたいに弾けてしまうのではないですか?」という声があります。それは明確にNOと言い切ることが出来ます。そもそもバブルとは何でしょうか。それは簡単に言うと「実力値をはるかに超える評価がされている状態」のことを言います。

株価=EPS(一株当たり利益)×PER(株価収益率)」の公式から考えると、割高かどうかというのはPERがどうかという話になります。ちょっと難しく感じる方もいるかもしれませんが、PERとは利益に対して株価が割安か割高かを表している指標と思って頂ければ良いかなと思います。


PERはバブル期の1/3以下で決してバブルではない

そのPERで比較すると、バブル期の1989年は約60倍に対して、現在は上昇したとは言え約17倍ほどです。バブル期と見た目の株価が同じであっても、当時とは全く違う状況であると言えます。わかりやすく言うと、今回の最高値更新は企業の利益が伴った株価上昇ということです。

ですので、今回もバブルでまた弾けるんじゃないかと言っている人がいますが、それはまずありえないと思います。むしろ、ここから日経平均が5万円、10万円と上がっていく未来の方が可能性が高いのではと考えています。

結論から言うと、米国株はもちろんではありますが、日本株もかなり面白い状況になってきていると思います。私は新NISAは米国株だけではなく日本株も組み込んでいます。是非、これからも日本企業の快進撃が続くことを願っています。

今日は経済評論家みたいな内容になってしまいました。。。(笑)決してこんな記事もかけるんだぞ!とアピールしたかったのではなく、日本株の史上最高値更新は全然バブルじゃなく、実力が伴ってきたからだよ~ということが今日伝えたかったメッセージです。

是非、日本に住む全員で日本国を盛り上げていきたいですね!それでは今日はこの辺で。とりあえず、35年ぶりの最高値更新おめでとうございます!!!それでは今日はこの辺で。

※オンラインプログラムについてはこちらをご確認下さい↓↓↓↓↓


【アクション】

・日本株の最高値更新は決してバブルではない。割高かどうかは感覚や表面上の数字ではなくPERをしっかり見て判断しよう

貴重なお時間を使って頂き心より感謝致します。
皆様の今日一日が笑顔と感謝で溢れる素晴らしい日となることを願っています。


(自己紹介)


本記事に価値を感じて下さった方は宜しければサポートお願い致します🤗頂いたサポートはより良い記事を書くための活動費に充てさせて頂きます!