AV業界の搾取構造 AV女優さんの出演料は売価のたった1%程度 デジタルコマース【FANZA(オーナーはDMMグループを率いる亀山啓司氏)】は売価の70%〜90%の委託販売手数料を取っている

AV業界の搾取構造について各段階に分けて書いて行きます

ではまずAVが消費者に渡るまでを解説します

女優さんの確保【AVプロダクション】
 ↓
撮影、制作【AVメーカー】
 ↓
プラットフォーム(問屋)【FANZAなど】
 ↓
消費者

次に個々の搾取について説明します

①販売

現在AV業界でシェアの7割を持ちほぼ独占してるのがFANZA【デジタルコマース オーナーはDMMグループを率いる亀山啓司氏】
ではこのFANZA【デジタルコマース】の例で解説します
FANZAはAVの販売配信を主に行う企業です
2021年度の売上は約1050億円
FANZAの販売方式は委託販売と言う方式でお店に商品を置き売れた分だけ集金する方式です、本と同じです
この委託販売の手数料は実に70%〜90%と常識外の高額になっています(本の場合の委託販売手数料は約30%)
例【売価3000円のAVの取り分はAVメーカー900円FANZA2100円です】
これが大きな搾取で個人的には【AV出演被害】の遠因(真の原因)とも考えます

②制作・撮影

AVメーカーが行います(一部制作だけを請負う制作会社をAVメーカーが使う事もあります)
ココで女優さんの出演料として制作費の30%〜50%がプロダクションに支払われます
制作費は売価の5%〜15%程度で同額以上がAVメーカーの利益として搾取されます

③プロダクションの搾取

AVメーカーから支払われた出演料の内30%〜50%を出演に支払います

もう一度(売価3000円のケースを想定し)搾取の流れを説明します
消費者 3000円支払う 残り3000円
 ↓
プラットフォームが70%搾取 残り900円(30%)
 ↓
AVメーカーが20%搾取 残り300円(10%)
 ↓
制作費が10%(内出演料5%)
 ↓
AVプロダクションが2.5%搾取 残り75円(2.5%)
 女優さんに渡る出演料
あくまで、女優さんが一番優遇されているケースを例にしました
女優さんの出演料は売価の1〜3%程度が一般的です

AVメーカーの専属の単体AV女優さんでAV出演一本辺りの出演料は多くて【10万〜20万】と信じられない低額です

この低額で性感染症の罹患、怪我、将来のデジタルタトゥーによる生き辛さにはとても見合いません



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