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【神様からのことづけ】日々の暮らしから幸せを噛み締める心を取り戻せ

Akiです。お疲れさまです。
信じるか信じないかは、お任せします。

今回は少し遡りますが、2023年9月23日の出来事を投稿します。
この日の夜、布団に入り、うつらうつらしていると、突然男性の声が聞こえてきました。

最後の食事を終えると、男は頭を丸めて
山にこもった

ホラーです…

どなたかが話し始めたので、そのまま聞くことにしました。

全文です(↓)

最後の食事を終えると、男は頭を丸めて
山にこもった

一切の欲望を断ち、ただひたすらに修行に励んだ

やがて時は経ち、男が山から下りると
空気が一変していることに気づいた

人々が活気づき商いをしている
「これはどういうことだ?」

男は疑問を抱きながらも寺に戻ると
和尚が出迎え、男にこう伝えた

「そなたが山にこもっている間、殿様が代わり、
百姓から田畑を奪い、商売をさせることを奨励した
しかし、貧富の差が広まり、
路頭に迷う者がでてきた
金は動き、人々の生活も一変した
さて、〇〇よ、そなたはどう思う?」

と尋ねられ、男はこう答えた

「人々に、商いをやりたい者と、
百姓をやりたい者に分けましょう
商いをさせても食べる物がなければ困ります
必ず百姓はいなければなりません
そのために、百姓をやる者には
金一封を与えるのはいかがでしょうか?」

「妙案だ!すぐに殿様に知らせなくては!」
和尚は慌てた

男は茶を啜り、世の中を知るために散歩に出かけた
男は商いの町と百姓の町を歩き、
人々の意見を聞いて回った

そこで男が思ったこと
それは、人の幸せとは何か?
生活を豊かにするために必要なものは何なのか?

それを突き止めようと、男は急いで寺に戻り
再び山に籠った

和尚は殿様に会わせるために寺に戻ったが、
そこには男はいなかった
和尚は男を探すため、弟子をかき集め
男を探させた
しかし、見つからなかった

やがて時は過ぎ、男が山から下りてきた
男がいた寺は荒廃していた
何が起こったのか周りに聞けば

「〇〇という人を探したが見つからず、
それを殿様に知られないように工作した
和尚がいなくなり、やがてお寺が荒廃した」と

男は悔やんだが、それならそうと、自ら城に向かった
殿様と面会した男は驚いた
殿様の近くにはあの和尚がいたからだ

つまり、男の妙案は
和尚が自ら考案したものと偽りを申し
それが通ってしまい、殿様の近くに仕えていた
ということだ

男は狼狽したが、殿様には
荒廃したお寺を再建したいと願い申した
しかし、受け入れてもらえず、男は城を去った

寺がなく、身の拠り所のない男は空き家を仮住まいとし
自らの教えは路頭に迷った者たちに説いた

男の話を聞いた者たちの顔には血気が冴え渡り、
いつの日か、男の教えを聞こうと
多くの者たちが集まるようになった

これが良寛りょうかん和尚の始まりじゃ

よいか、そなたは、この僧侶の役割になってほしい

権力に立ち向かうのではなく
媚びへつらうのでもなく
庶民の生活に、心に寄り添う人に
なってほしいのじゃ

そのためには、男が山に籠って修行に励んだように
今は時代が違うから
そなたは山に篭らなくてよい

日々の暮らしから幸せを噛み締める心を
取り戻してほしいのじゃ

日本人として昔から持っている知恵や
自然を敬う心、感覚を皆に伝える、ということ

心の豊かさを知り、日本人という誇りに気づき、
皆と手を取り合う

そこに注力してほしい

わたしは阿弥陀如来 また来よう

☆-★-☆

「阿弥陀如来」と聞いて眠れるわけもなく、良寛さんについては、お名前しか存じ上げず。
しばらくスマホで調べました。

このお話からも、良寛さんが富や名声を全く求めないお人柄なのでしょう。

良寛さんの信念や考え方が、(私を含め)これをお読みになった皆さんにヒントを与えてくれるのでは、と感じました。


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