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おはダイナリーグ 2023年の振り返りと今季構想

はじめに

Fantasy Baseballというゲームがある。
「実在する野球選手で自分のチームを作り、現実の試合の成績をポイント化して総合ポイントを競う」シミュレーションゲームだ。当然対人戦であり、おおよそ10〜20人が参加する。
ルール的には単年リーグと複数年リーグに大別される。2018年から単年リーグには参加していたが、複数年は未プレイであった。
そこで2023年に新たに複数年リーグを立ち上げた。それが表題のおはダイナリーグである。複数年リーグでも、年度を跨ぐと前年度の記録は全て消去され見られなくなる。そんな失われるGMとしての動きを記録するため、この記事を残すこととする。

おはダイナリーグの設定

●基本設定
・全12チーム Head to Head
・weekly(選手交換は毎週月曜のみ) 
・プラットホーム:Yahoo fantasy
・FA獲得:6人/週
・20イニング/週のイニング制限あり

●対戦項目
・野手10項目
R,H,2B,HR,RBI,SB,FPCT,AVG,OBP,OPS
・投手11項目
IP,K,W,QS,HR,ERA,WHIP,RAPP,SV,HLD,
K/BB

●選手枠
・野手11人 C,1B,2B,3B,SS,LF,CF,RF,UTL,IF,OF
・投手10人 SP×3,RP×3,P×4
・ベンチ6人
・IL4人
・NA2人→2年目から4人に拡張

2023年の主な獲得選手

野良から

野手
Jarren Duran
Royce Lewis
Yainer Diaz
Zach Neto

Royce Lewisの獲得は大きかった。
チームのIL枠が空いていたのでいつものようにIL入りしていたLewisを拾ってみたところ、復帰後はwRC+155を記録するなど打ちまくった。
ただ問題は怪我の多さだ。シーズンを完走したことがなく、内野のBuxtonの異名を得ている。今年は健康であることを切に願う。


投手
Bryan Bello
Logan Allen

Bryan Belloは157イニングを投げERA-が93とまずまずの活躍。
K%が19.8%しかないなど、奪三振に課題があるが、マイナーでは30%以上を記録し続けていたように本来は三振の取れる投手。
まだ24歳である。今年は奪三振数の増加に期待しよう。

トレード


獲得 Emmet Sheehan 先発 LAD
放出 Baily Ober 先発 MIN

Brandon Woodruffの復帰でローテが余ることから、Oberを放出しドジャースのプロスペクトSheehanを獲得した。奪三振数をCole1人に頼っているチームなので、多少コントロールが悪くても三振の取れる投手が欲しかった。今年は開幕からローテーション入りの予定だ。

2024年開始時点の選手

野手1
野手2
投手1
投手2

開幕前に支配下選手を25人+NA2人に制限するルールであったため、5人放出したところ、残った選手は上記の画像のようになった。
今年はすでにWoodruffの全休が決まっているため、先発が足りない。明らかに足りない。FAドラフトでは先発の獲得がマストである。

NA枠拡張ドラフト

NA枠を2→4に拡張するのに伴い、ドラフトが行われた。

獲得選手
・Jackson Merill SS SD
・Matt Shaw SS CHC

リーグの項目設定上、UTに外野を置くのが有利になる(捕殺がなく守備率があるため)ので、外野のプロスペクトを狙ったが、クジを2回外したためショートのMerillを獲得。
ところがその後、Merillがレフトに挑戦するミラクルが起き、結果的に外野を獲得したことに。世の中万事塞翁が馬である。

FAドラフト

山本由伸など、明らかに強い野良選手を自由獲得できると著しい不平等が発生する恐れがある。その防止のため、シーズン開始前にFAドラフトが行われた。

獲得選手
・Adael Amador 2B COL
・松井裕樹 RP SD

先発の獲得を目指していたが、ウェーバーの関係で獲れず。
将来のセカンドもいなかったため、そちらを優先することに。ショートのプロスペクトは多いがセカンドは少ないのである。
松井裕樹の方は将来的にクローザーになりそうだったため獲得。セーブとホールドが別々の項目であるため、クローザーも貴重種。

開幕前のトレード

2件のトレードが成立した。
① アルタ軍とのトレード
獲得 Josh Naylor 1B CLE
放出 Yainer  Diaz C HOU

キャッチャーが3人もいてダブついている一方、ファーストは1人。しかも32歳のChristian Walker。長期的に見ても26歳のJosh Naylorはピンズドだった。去年シーズンオフ直前に何かに使えればと思って野良から拾ったDiazだったが、 Naylorに化けたなら大成功だろう。

②げんそーぐんそー軍とのトレード
獲得 Ryan McMahon 2B COL
   Kenley Jansen RP BOS
放出 Zach Neto SS LAA
   Alex Lange RP DET

デプスを眺めると、ショートにはBobby WittとELDCがいる。この先10年はあかないため、Netoは浮いている。逆にセカンドはEdman1人しかいない上に開幕IL濃厚。復帰まで繋いでくれる誰かが必須だった。本当はSEAのPolancoで繋ぐ予定だったが、FAドラフトで持っていかれたため断念。
Jansenは高齢だが、クローザーはちょくちょく交代するから今年だけやってくれればいい。

2024年の構想

キャッチャー

キャッチャー

トレードでDiazを放出し、上図の2人体制となった。基本はAlvarezがスタメン。上手く独り立ちすれば、この先10年大丈夫だろう。

ファースト

ファースト

トレードで Naylorを獲得し、2人体制となった。AがなくFPCTがあるリーグなので、IFにはファーストを置きたい。この2人はしばらくいてもらうことになる。

セカンド

セカンド

3人体制。役割的にはレギュラーEdman、復帰までのつなぎ McMahon、プロスペクトAmador。Edmanは今年から外野らしいので、FPCTが良好な選手をセカンドに置けるのは嬉しい誤算。ただ打撃が物足りないので、Amadorの成長待ち。

サード

サード

2人体制。Ramirezがサードの、LewisがUTのレギュラー。LewisはすぐILにいくので、他の選手全員でUTのバックアップを務める。

ショート

ショートレギュラー
ショートプロスペクト

Aがないリーグなのでショートの価値は高くないはずだが、なんかたくさんいる。
Wittがショートの、EDLCがIFのレギュラー。Merrillは今年レフトでMLBデビュー予定、ShawはAAスタートであろう。CHCはショートのSwansonと長期契約してるので、Shawは最終的にセカンドに回ると予想している。

外野

外野

写真のついてる下4人が外野3ポジとOFのレギュラーで、上2人がプロスペクト。
Schwarberの使い勝手が悪すぎるので、早めに代わりの人材を確保して外したい。だがJames Woodもデビューは来年の予定なので、今年は耐えるしかないと思われる。

先発

先発
今年全休

エースCole、脇を固めるWoodruffとJavierの体制を目指していたが、Woodruffは肩の怪我で全休、Javierは信じられない不調で2番手が Graysonと Millerという学徒出陣のような模様に。Javierの復調が最大の補強なので頑張ってくれ。
先発はプロスペクト全く抱えていないので、今年どこかで拾えれば。

中継ぎ

中継ぎ

去年フル回転したRomanoに加え、Jansenと松井裕樹を補強。DTDの人たちがILに入ったら、もう何人か拾う予定。クローザー2人+セットアッパー3人くらいにできればちょうどいいと思われる。

最後に

投手陣は若いが、野手陣は今が全盛期の選手が多い。Win  Nowのチームである。もちろん今年もコンテンド、目指すは優勝のみ。昨年度は3位に終わったが、今年はその雪辱を晴らしたい。

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