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第9回幻想パワプロ 本戦の感想と分析

感想

なぜか優勝してしまった。

今回の感想はまずこれだ。正直に言って勝てるとは思っていなかった。
足りない長打力、頼りない先発4、5番手、前髪の後退したエース……。
ドラフト中から次回はプレーオフ行きを覚悟していた。
今回の記事ではさまびと軍がなぜ勝てたのか分析を行なっていきたい。

総合順位

新人さん3人が躍動したG2

総合順位は上記のようになった。
さまびと軍は10年でリーグ優勝4回、CS突破5回、日本一2回と堂々たる成績を残した。
しかし一方で10年中5年で借金を抱えており、現実ならネットで調子極端だの躁鬱患者だの叩かれまくったに違いない。
現実じゃなくてよかった。

第9回ドラフト全景
第9次さまびと軍

メンバーは上記の通り。DHなしベストでレフトラオウ、センター濱田、ライト清宮のファイヤーフォーメーションが誕生している。

最多得点!?

抑えて打てば勝てる

上記の表では全16球団の防御率、打率、ホームラン、得点の10年間の平均を示した。
これを見ると、驚くべきことにさまびと軍はリーグ最多得点である。
しかし打率もホームランも決して多くはない。
めんどくさいので平均は計算していないが、録画を見る限りさまびと軍の出塁率と二塁打数はリーグ屈指であるため、ここが得点増に貢献したのであろう。
鍵は吉川と長岡、梅野の指名だ。
二遊捕はそもそも打てる選手が少ないため、ちょっと打つだけで差がつけられる。
ここはドラフトで優先して獲るべきだと考えていて、10位前後までには3ポジションの指名を終えるようにしている。(第7回12位、8回11位、9回8位)
なぜならこの3ポジションは守備面を気にしないといけないので、16人中14、5番目くらいの選手になると打力が地獄になるからだ。
外野やDH、一三塁は下位でもそこまで酷いことにはならない。
現に今回も13、4位指名の濱田やギッテンスがOPS中位くらいには入っていた。
一方でOPS下位はほぼこの3ポジションで占められる。
打線に穴を作らない意味でもある程度の選手で埋めるべきであろう。

1年目OPS下位

先発とリリーフと抑えとYシャツとお前と大五郎

今回チーム防御率は2位で、内訳は先発2.98、リリーフ2.87。
抑える投手はたくさん投げさせる、打たれる投手は早めに下ろすという幻想パワプロの基本に忠実な起用の成果が出ている。
今回は高橋宏斗の起用法が白眉で、スタミナDにも関わらず「おまかせ」で毎年200イニング投げていた。
先発は起用法でイニング数が顕著に変わるため、ここは慎重な検討を要するところだ。

1年目防御率ランキング

奥川がやや打たれており、あそこはメルセデスでよかった。やはりEE族は信用してはいけない。ロメロと今村はそもそも指名順位が低いため燃えてもやむなし。

会社みたいな名前の選手もいる

リリーフは毎回悩むところだが、今回は10、12、17、18位での指名となった。
リリーフの指名方法は大きく2つあって、1つはシミノボや日本生命(個人名)のように1人で200イニング稼げる投手を5.6位でとり残り3人は下位に回す方法。もう1つは1人120イニングくらいの投手を10位以降で2人とる方法。
今回は後者を採用し、森脇と又吉にぶん回ってもらった。
又吉が時々燃えていたが概ね上手く回ってくれたと思う。

新たなアイドルは発掘されず

抑えに関しては下位でいい派と中位で確保すべき派で今回も対応が別れた。
中位派が石山10位、湯浅11位、ヤマヤス11位、谷元13位。
下位派がフランスア15位、ワゲスパック15位、祖父江18位、森唯斗18位。
自分は下位派で、抑えの貢献度はチーム19人の中で最も低いと考えている。
WARにおいて投手の貢献度はFIP×イニング数で求められる。
つまりイニング数が稼げないポジションの貢献度は低い。
今回も森脇と又吉が120イニング以上投げていたのに対し、抑えの森唯斗は60イニング程度だった。
WARの考えが浸透したメジャーリーグでもいい中継ぎは抑えやセットアッパーで使われているではないかという反論がくるかもしれない。
だがそれは投手のスタミナに限りのある現実での話だ。
現実の発想に縛られてはいけない。
このゲームにはどれだけ投げようと翌日には全回復している超人顔負けの回復力を持った投手しかいないのだ。
幻想パワプロはセイバーメトリクス信者の机上の空論を実現できる楽園である。
少ないイニングしか投げない投手は後回しでいい。
なお第7回ではこの思想で守護神中崎が爆誕し守屋と華々しいLiveバトルを繰り広げた。能力の低すぎる選手しか残っていない場合は大人しく諦めよう。

物議を醸した第7回ユニフォーム

結局なんで勝てたの

呪言

これである。
幻想パワプロ界の粗品こと軍曹君に上位予想されなかったこと。これこそが最大の勝因だ。そろそろ存在自体が特級呪物に指定されてもおかしくない。
前回軍曹君に優勝予想された結果3位だったので、次回は軍曹予想を逃れるチームを作りたいとコメントしたが、見事達成できた。
一方1位予想されたささみ軍はオープン戦優勝にも関わらず、本番では1回もCSにすら行けず次回G2行きを告げられた。
哀れな粗品の被害者に魂の救済を。
心を病んだささみさんが壺を買い始めないか心配です。

まとめ

主催の達一ニキ、配信してくれた裏主催の軍粗品君、本当にありがとうございました。
2人のお陰で非常に楽しい大会になりました。心よりの感謝を。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。レベル上がりすぎててキツいっす。
次回、第10回メモリアル大会でまたお会いしましょう。


骨折はしないほうがいい

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