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【阪神大賞典展望】3連覇目指すディープボンドvs伸び盛り4歳世代

3/19(日)に阪神競馬場 芝3000mを舞台に阪神大賞典が開催される。
優勝馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられるステップレース。
15年ゴールドシップ、18年レインボーラインなどがここをステップに次走の天皇賞(春)で優勝を果たしている。そんな6週後の最強ステイヤー決定戦を見据えた強豪が顔を揃える伝統の一戦。

ステイヤー路線に進む馬が減りつつある昨今、長距離重賞となるとメンバーも固定化されつつある。そのため自ずと"リピーター"が活躍しやすい。
現状ディープボンドが連覇しており、3連覇を達成するとゴールドシップ(13年~15年)以来2頭目の快挙となる。また昨年同レース2着のアイアンバローズとジャスティンパレスの初の兄弟対決にも注目が集まる。有力視されるのは以下の馬たち。

◆ディープボンド 牡6
先述した通り、同レース3連覇がかかる優勝候補大本命。豊富なスタミナと先行力が魅力で、本番である天皇賞(春)でも2着2回の現役屈指のステイヤー。凱旋門賞18着、有馬記念8着と近走の成績は奮っていないものの、このメンバーではキャリアの厚みが違う。悲願のGⅠタイトル獲得へまずはここを3連覇して弾みをつけたい。

◆ボルドグフーシュ 牡4
クラシック最終決戦の菊花賞を2着に入ると、暮れの有馬記念でも2着とGⅠ戦線で実力は証明済み。優勝馬イクイノックスには離されたものの、初の一線級古馬を相手に堂々の競馬をしてみせた。キャリア10戦中8戦が上がり最速とタフな競馬の中でも堅実に末脚を繰り出せるだけの力を持ち合わせている。川田将雅騎手との初コンビでディープボンドの3連覇阻止を図る。

◆ジャスティンパレス 牡4
春のクラシックでは力及ばずだったが、秋の神戸新聞杯で重賞初制覇を果たすと、菊花賞でも3着に入りステイヤーとしての才能が芽吹き始める。前走有馬記念後に放牧を経て馬体重30kg増。今年飛躍する準備は整った。2戦2勝の鞍上ルメール騎手との再コンビで重賞2勝目を狙う。

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