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【高松宮記念展望】快速王の称号は誰の手に

3/26(日)に中京競馬場 芝1200mを舞台に高松宮記念が開催される。
日本中の快速自慢たちが一堂に会する春のスプリント王決定戦。
春のGⅠ開幕を告げる一戦で、以前は上位人気馬が強い印象のあるGⅠだったが、2017年以降、1番人気が6連敗中と波乱が続いている。

"重賞6賞のクセ馬"メイケイエール
"復活を願うスプリンターズS覇者"ピクシーナイト
"連覇狙う前王者"ナランフレグ
"新短距離女王目指す"ナムラクレア
"破竹の4連勝中"アグリ
"父子制覇がかかる"トウシンマカオ

と今年も非常にバラエティに富んだ豪華メンバーが顔を揃えた。
今後のスプリント界を占う重要な一戦となるだろう。
有力視されるのは以下の馬たち。

◆メイケイエール 牝5
重賞6勝を誇るおてんば娘。能力の高さはメンバー最上位だが、周知の通り折り合い面に課題を持つ。昨年の同レースは大外枠に泣き5着となってしまったがそれでも勝ち馬との差は0.1秒。同舞台で行われた昨秋セントウルSはコースレコードで楽勝と舞台適性は文句なし。馬主の地元"中京"の地で悲願のGⅠ初タイトル奪取なるか。

◆ナランフレグ 牡7
昨年は8番人気の"伏兵"で重賞初制覇を果たし、スプリンターズSでも3着に入るなど一気にスプリント界の中心的存在に名乗りを挙げた。しかし今年の始動戦オーシャンSでは「海外遠征明け/斤量59kg/馬体重+15kg」と好条件が揃わず9着。連覇へ向けひと叩きして状態は上向いている。王者の貫禄を示すことはできるか。

◆ピクシーナイト 牡5
3歳にしてスプリンターズSを優勝しスプリント王に君臨するも、続く香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ転倒し骨折。長期休養を余儀なくされた。さらに復帰戦を予定した阪急杯も歩様の違和感で断念。"中468日"での実戦復帰となる。勝利すれば93年有馬記念を"中363日"で制したトウカイテイオーの記録を上回り長期休養明けの最長記録となる。競馬史に残る大復活劇なるか。

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