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【スプリングS】セブンマジシャン3度目の正直で重賞初Vへ

3/19(日)に中山競馬場 芝1800mを舞台にスプリングSが開催される。
3着以内馬に皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレース。

近年ではトライアルを使わない"直行組"がトレンドになりつつあり、出走馬レベルの低下が懸念されている。しかし、18年2着エポカドーロや20年1着ガロアクリークなどがここをステップに皐月賞で好走を果たしている。

クラシックに絞らなければ15年キタサンブラックや17年ウインブライトなど数々の名馬が名を刻んでいるのもまた事実。将来の名馬が生まれる可能性という点では、今後の競馬界を占う一戦といっても過言ではないのかもしれない。
そんな今年の有力視されるのは以下の馬たち。

◆セブンマジシャン 牡3
新馬戦から連勝で挑んだホープフルSではペースやコースどりに泣き6着。1番人気に支持された前走 京成杯でも3着に敗れたものの、4角・直線と2度の不利があったことを思えばそこまで悲観する内容でもない。世代屈指のポテンシャルを持ち合わせており、3度目の正直で重賞初制覇を狙う。

◆オールパルフェ 牡3
昨年のデイリー杯2歳S覇者で、同レース唯一の重賞ウィナー。大外枠からハナをきり、実力馬ダノンタッチダウンの猛追を半馬身振り切った。前走朝日杯FSでは前半600m34.1、後半600m36.1のハイペースを逃げて6着。内容を考えれば6着ながら力を示した一戦だ。実績はメンバー最上位で今回も勝ち負けできるだろう。

◆ベラジオオペラ 牡3
昨秋の阪神新馬戦V後のセントポーリア賞では好スタートから、道中は番手追走。直線で抜け出すと楽に突き抜け快勝。キャリア2戦はいずれも上がり33秒台と決めて十分。後肢がまだ緩い状態でのパフォーマンスで、成長力は未だ未知数。無傷の3連勝でクラシック候補に浮上なるか。

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