ちょっとした病気になった話

汚い話をして申し訳ない。
基本的に体調が良い時なんてないのだけれど、今週は酷かった。地味に。とても地味に酷かった。
お腹が完全に壊れている。完全にだ。水のようだ。それそのものは珍しくない。しょっちゅうだ。普通は出し切れば治る。そういう日々だ。けれど今回は続いたのだ。結果、四日間続いた。本日やっと水じゃなくなった。
お腹は空く。一瞬食べたい。栄養も取りたい。食べる。下す。水分を取らないと脱水になる。水を飲む。出る。苦しい。
これが主症状。幸いにしてトイレがあれば片付く問題。近代東京はトイレが整備されている。惨状を回避できる。長距離出張もトイレ近くの席を確保だ。

今回の病状では熱は出なかった。本当は出ていたかもしれないけれど測らなかった。前半二日辛かったけれど身体は動いた。金に物を言わせちょっと高いお粥をお昼に食べたり、ユン◯ル的なものを飲んだりして凌いだ。出ちゃうけれど。少しくらい栄養を吸収してくれたろうか?正露丸も飲んだ。正露丸が二社から発売されていること、手に臭いが移ること、スーツケースに入れると大変だということを知った。病の中でも学びはあるのだ。
吐き気も腹痛もなかった。押すとちょっと痛い。けど痛みで脂汗をかいたりしなかった。かわりに腰が痛かった。姿勢が悪いせいかもしれない。姿勢は四日どころじゃなく悪い。四十年くらい悪い。それはもうどうしようもない。肋骨が出っ張ってる。
想定では一日で治るはずだった。結果として四日くるしんで病院に行った。恐らく、ウイルス性腸炎だろうということになり、翌日お腹は治った。なんだか腑に落ちなかった。ずっと腑を通過してるくせに。
それでもまだ食欲は落ちてるし、お酒は飲みたくない。気分も悪いし、頭痛もしてるし、眠気も凄い。頭痛は別な要因かもしれないし、眠気はいつもだから違うかもしれないけれど。
一番嫌だったのは、こんなにお腹を空っぽにしたのにちゃんと痩せなかったことだ。どんだけ太ってたんだ自分よ。

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