妖精騎士トリスタン(バーヴァン・シー)の考察

fgo 第2部6章妖精國
妖精騎士トリスタン(バーヴァン・シー)についての自分用メモ
考察と一緒に本編スクショも確認したい!巷で見かけるその考察の根拠の描写はどこ!?って気になりすぎて自分でメモった結果の産物。


ネタバレ注意
かなり乱文。
もはや妄言。
間違ってることを言っている、と言う前提で読み進めてほしいぐらいに自信はない。




 妖精騎士トリスタンもといバーヴァンシー。
霊基再臨3で衝撃の姿を露わにされるも、「なぜそうなったのか(その姿なのか)」が不鮮明かつ正体が謎すぎたので
色々考察を読むも、納得できる答えに辿り着くことはなかった。

改めて6章を読み返してみると、考察で挙げられていた点がどんどん繋がっていき、なんとなく「何があったのか」程度はわかったので
自分用のメモがてら本編で語られた情報を整理する。
※あくまで仮説。数ある考察のうちの一つの説です。


カルデアと出会う前のバーヴァンシーに何があったか

※仮説です。
時系列で記載。
本編のスクショはこれの後に記載。

モルガンが救世主トネリコになる前、魔女の頃に
「手足をもがれた少女」として出会う。
『ありがとう、魔女さま。』
唯一、モルガンに感謝をした妖精。

モルガン、救世主トネリコを名乗る。
「救世主であれば、名をくれた妖精が喜ぶと思い」

彼女が可哀想なので、妖精國を「優しく設定」

生まれ変わろうと何度も妖精に利用され、捨てられるバーヴァン・シー。
モルガンが見つける頃にはいつも手遅れ。
「他の妖精どもに救われる前に、必ず見つけ出す」
「今度こそ、幸福に」

100年前
ダーリントンの領主「動く屍が見たいな」
バーヴァン・シー「そんなのしたくない、だけど従う」
ダーリントンに動く屍が溢れる
『蘇りの厄災』

モルガンが見つけた時には既にバーヴァン・シーは死んでいた。
魂もすり減り、次代はもうない。
「次のない私を生き返らせ……」
モルガン、バーヴァン・シーを蘇生
(死にながら生かすために屍人化?)
蘇生の際にグレイマルキンを利用?
(鹿の足を持つはずなのに人間の足なのはグレイマルキンの体だから?)

「悪逆に生きよ」
妖精騎士トリスタンの着名(強化)

モルガンの魔力で生きながらえていたが、
失意の庭を使用したことで魔力が切れる。
指が腐り落ち自力で立ち上がれない状態に。

モルガンへの謀反のためにスプリガンに利用され、
最終的に大穴に落ちてケルヌンノスの神核に。


本編スクショからバーヴァン・シーを見る

第4節 グロスター(1)

氏族長の会議的な場面

妖精には必要のない魔術を使用する→妖精の力が使えない?(屍人だから?)
お前は予言の子には関わらなくていい、という母の愛


会議後、バーヴァン・シーの部屋にて

バーヴァンシーの台詞内で「……」が入る時、元のいい子ちゃんの真面目さがすごく滲み出てない?

グロスターの伯爵のデパートの前にて

アルトリアへ感じた違和感
アルトリアが他の妖精と何かが違うことを感じている
「アルトリアに対して苛つかない」を意識する
ここ百年=蘇りの厄災以降
(バーヴァン・シーが今の姿になり、後がない状態になった頃から?)
バーヴァン・シーを守るため、ブリテンを私物化。
結果的に他の妖精に「悪政」と罵られる。


第21節『ロストウィル』

女王の騎士曰く、着名があって(もなくても)魔力は三流で下級妖精並み。
モルガンに魔術を教えられる。
母の望むものを叶えようとするバーヴァン・シー
(でもそれはダーリントン領主グレイマルキンの願いを叶えた時と同じ姿に見える)
悪逆でないバーヴァン・シー。
失敗に対して常に自責する。
失意の庭を使ったバーヴァン・シーのその後。
失意の庭を使用し、魔力が切れる。
指も腐り落ちて、ひとりで立ち上がれない状態に。
(元の屍人の姿に?)
「ニュー・ダーリントンは監視の魔術が多すぎて」
母の愛
妖精國のこと以外なら興味を示す(ベリルの回想)
バーヴァン・シーは、ブリテンに好きな居場所がない(どこへいってもいじめられるから)。
ベリルが妖精騎士ガウェインやスプリガンの印象を語った後、妖精騎士トリスタンの印象を尋ねるモルガン

・ランスロットの印象は聞かバーヴァン・シーのことだけ尋ねている。
・バーヴァンシーの側にいるベリルを警戒しての質問?
・ベリル曰く「もう終わっている」
→バーヴァン・シーが屍人なことはベリルも把握している様子

ダーリントン地下聖堂
100年前 ダーリントンで「蘇りの厄災」があったことをアルトリアは語る
マスターたちが出会ったのはモース人間で、100年前の屍人ではない。

ベリル「屍人はひとりしかいない」
わざわざ無駄な情報を語らせるとは思えないのと、
「妖精騎士トリスタンはもう終わっている」という情報と合わせて考えると
ここで言う「残り1人の屍人」はバーヴァン・シーなのではないか。

バーヴァン・シーも生きながら死んでいる、死にながら生きている状態?

第23節 『決戦前夜』

失意の庭で体がボロボロになったバーヴァン・シーのうわ言。

意識が朦朧として、悪逆でない素が出ている。
領主にせがまれ、血を吸った。
領主は面白がって屍を増やした。
100年前のダーリントンの「蘇りの厄災」

第24節 モルガン

モルガン視点で語られるバーヴァン・シー。

魔女と呼ばれていた頃、出会った少女は手足をもがれていた。
それでも少女は魔女に感謝を述べる。
長い年月を経て、モルガンはその少女を気にいる。
「名をくれた妖精も喜ぶと思い」「名前をトネリコに変えました」

「名をくれた妖精」があの少女(バーヴァン・シー)かは明言されていないが、
随所でバーヴァン・シーのことを「唯一」と言っていたのでおそらくあの少女なのではないかと思われる。
トネリコの名をあげて、無名になるもバーヴァン・シーという名前を得る?
(この辺は曖昧)
たしか名を失った状態で新しい名前を得ると在り方が上書きはされちゃうみたいなことどこかに書いてあったような……(テキストが膨大すぎて探すのも億劫)

名無しの妖精がアルトリアから名前をもらったことの対比?

  • 名無しの妖精(ホープ)←名前をあげる←アルトリア

  • 手足をもがれた少女(トネリコ)→名前をあげる→モルガン


モルガンはいつも間にあうことができず、バーヴァン・シーを死なせてしまう。
「彼女が可哀想なので、少し優しく設定」
バーヴァン・シーが幸福に生きられるよう、妖精國で妖精が繁栄発展することを許可。
騙されても怒らない。乱暴にされても逃げない。
都合よく使われ騙され捨てられる、みんなのバーヴァン・シー。
いつも冷静毅然なモルガンの怒り。
長い時を経てモルガンにとってバーヴァン・シーは「星」だった。
蘇りの厄災前の出来事?


100年前の蘇りの厄災
モルガンは次のない状態のバーヴァン・シーを蘇生。
「夢(ブリテン)を捧げてもいい」
長い年月を経て、バーヴァン・シーは、モルガンにとってブリテンよりも重い存在になっていた。
ブリテンの妖精は大嫌い(いじめるから)。
でもあの娘(アルトリア)だけは「普通」だった。
そして大穴へ。ケルヌンノスの核へ。

バーヴァン・シーの容姿

第1再臨


”見た目は人間の美女そのものだが、長いスカートの下に隠された足だけは妖精のもので、その踵は『鹿のひづめ』であったという。“

バーヴァンシー  マテリアル  プロフィール2

どう見ても人間の足なのだが?という見た目。
わざわざマテリアルに「鹿のひづめ」を記載した意図を深読みしたとき、なんらかの要因で人間のような脚を得た、と考えられる?

第2再臨

バーヴァン・シー本来の姿、らしい。(再臨ボイスより)

第3再臨

前述の「蘇りの厄災以降バーヴァン・シーは屍人」という説から見ても、
第3再臨の姿は屍人に見えなくもない。
英霊は最盛期の姿をしているというが、妖精騎士たちは3臨で本来の姿に戻っているためバーヴァン・シーのこの姿も「本来の姿」なのだろうな、、、。

  • 白濁し、虚な瞳

  • 黒く変色した両腕両脚と首

  • 「首から下の感覚がない」というボイス

  • 1〜2臨は腕を上げているが、3臨では力無く下がっている(力が入ってない?)。

  • 死装束を彷彿とさせる白のドレス。


結論(感想)

100年前にバーヴァン・シーは死んでいて、今は屍人です!
だってモルガンが蘇生(グレイマルキンの体を使って?)したからね!
だけど、魂すり減ってるから次死ぬとやばい!
だから妖精騎士トリスタンの着名させて霊基を強化!
でも(バーヴァン・シーに渡された分の)モルガンの魔力が切れると屍人に戻っちゃう!?

ひと の こころ が ない 。
考察?推察?してみて、想像以上に、キッツイ……バーヴァン・シー…………
こんなの1周目で全部理解できるかいな!
(理解できてたのはモルガンにとってバーヴァン・シーは大事な存在だったってことぐらい)
2周目読んだのは要所要所だけだから抜けがあるかもしれないけど、複数の情報……点と点が繋がって答えらしき形が見えた、そんな気がする。

ベリルの言葉が想像以上にヒントだった(気づかなかった)
・妖精騎士トリスタンは「もう終わってる」
・今のブリテンに「屍人はひとりだけ」
こんなの気付けるかよう……(2回目)

あやふやな点はあるけど、バーヴァン・シーが物語開始時点で既に屍人であることは随所にそれっぽい情報があるし何より3臨があの姿だしで(私の中では)ほぼ確定かなあ、という印象。


まだあまりよくわかっていないアレコレ

  • 妖精暦4000年頃にモルガンが出会った「手足をもがれた少女」の妖精の名前はトネリコ?(だとすると、じゃあその少女はどういう経緯でバーヴァン・シーという妖精になった?)

  • 手足をもがれたって……ケルヌンノスの巫女みたいな……バーヴァン・シーはケルヌンノスの……?いやそんなはずは……まさか……まさか……

  • バーヴァン・シーは「害」しかない妖精のはずなのに、バーヴァン・シーの善性はどこから?(本来は花嫁のための妖精だったが異聞帯では花嫁がいない“在り方の差異”に悩み暴れん坊になったトトロットみたいに、バーヴァン・シーもなんらかの差異により誰かの望みを叶える在り方になってしまった?)

  • 蘇生のためにグレイマルキンの体使った?そのせいで首から下の感覚がないの?教えてモルガン……

屍人であることはわかったけど、バーヴァン・シーの真相まで辿り着けなかった〜〜〜!!
なんにせよ、明確なアンサーがないのでどこまでいっても推測止まり。

次アンケート書く機会があったら、
・バーヴァン・シーの正体(3臨)についての幕間
・シナリオ読み返ししやすくしてほしい(1節あたりが長いと目当てのとこに辿り着くまでが長いし、うっかり飛ばすとやり直しする羽目になる)
このあたり所望したい…………


考察(その他乱文)おわり。



あと、読み返してると本当にモルガンはバーヴァン・シーを守ることに注力していることがわかり大変深い愛を感じた。(4000年の愛)

スキル構成も、かなりバーヴァン・シーを守るための構成だなぁ…………………………
グレイマルキン→無敵付与と回避ばら撒き
祝福された後継→敵の宝具とスキル封印
妖精吸血→NPチャージとHP回復

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