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僕とマリオカートとラウンジ

これは前から決めてたことだから最近の転落が原因とかではないんだけど、S9がどこかで終わったらそれをもってラウンジは辞めます。

経緯


去年の末NiK!に入ったぐらいから自分はマリオカートで勝つための勉強をし出しました。
とは言っても進学が決まったこともあって時間は全く取れず、どこか中途半端だったね。
元々僕って負けず嫌いだって周囲から言われてたから「勝ちたい」が第1に来るわけ。
やっぱり勝てた時は嬉しいし、負けた時は悔しいし、嬉しさを常に持てるようにしたかった。
ただ、今年に入ってから勝った時の嬉しさ、負けた時の悔しさが消えている気がして、勝ちは当たり前、負けは理不尽事みたいな八つ当たり的な考えに陥ってしまっていました。

なぜそうなったのかは今でも分からないけど、少なくとも今確実に言えるのは、大きな界隈の片隅で細々と野良をやっていた昔の頃のほうが確実にマリオカートを楽しめていたということ。
昨日ねじGATEさんって方の野良にお邪魔したんだけど自分はこれ1か2ヶ月ぶりくらいの野良だったかな。いつも通りにやってたけど、なぜだか勝った時は嬉しいし負けた時は悔しいっていう昔の気持ちに戻った。そして勝っても負けても、マリオカートが楽しいって思えてました。

人それぞれ感性が違う。楽しいと思えることは違う。みんながやってる事が自分にとっても楽しいと感じられるとは限らない。

遡ること1年前


かつて僕がある塾のメンバーとゲームをしていた時のこと、塾のメンバーは大半がスマブラ勢で、みんなスマブラを楽しそうにやってたから僕も楽しいならとやってみることにしたけど、 実際僕にとってスマブラは楽しむことが出来ませんでした。
一方僕はメンバーにマリオカートを勧めるけどみんなは楽しめてなさそうだった。
この時に塾の先生にみんなと楽しみたいんですって相談したら、
「無理してみんなに合わせる必要は無いんだよ」 って言われました。
その日を境に僕はスマブラを辞め、無理にマリオカートに誘うこともしなくなった。
周囲も自分も楽しくゲームするためにって考えた時にそれがベストだと思ったから。

いよいよだ!

自分がラウンジを始めたのは昨年の11月。既にこの頃にはラウンジはマリオカート界隈の一般的なレーティングシステムとして非公式ながら界隈上では公然と基準にされるものさしになるほど規模が大きくなっていた。もとはだいぶ前からやってみたい気持ちはあったが家にネット回線がなかったこと、Discordの使用に不慣れであったことも加えて長らくそれは叶うことがなかった。
それが11月にWi-Fiが我が家にも整備され、自分も常時家でオンラインを通じたゲームができるようになったことで前から興味のあったラウンジを始めることにした。この時は今はこうなるとも思いもよらなかったけど。

 ラウンジ始めたぞ!これでもっとマリオカートを楽しむぞーぉ?ってあれ?


Twitterに入ってからラウンジというものを知って興味を持ち、いざ始めて最初は確かに楽しめてたかもしれない。しかし勝ちを目指す上でそれに至る過 程や努力が逆に自分の重荷になり、マ リオカートのモチベーションを削ぎ落としていたのです。直近のゲームのプレイ履歴がそれを物語っている。

自分はアプリ入れてないからあくまで 推測になるけど、 昨年末は700時間(ラウンジ垢) ほどのプレイ時間だったが今は900時間強、それに対して11月頃にパワプロをやり始めたけど今は550時間くらい、一方マリオカートをやるようになってから下火になってたマインクラフトは年始あたりで1200時間ぐらいだったのが今は1700時間。明らかだね。
その割には200時間やってると捉えてもいいかもしれないけど、今のラウンジ垢でありメインに使用しているアカウントは昔NITAの保存用に使っていたものをタイムアタックのゴーストDL/UPLに使用するためオンラインを開通させたのを皮切りに自分のメイン垢として成熟していった。それを行ったのが昨年8月。そしてオンラインを開通させた時にそれまでのマリオカートのプレイ時間は300時間だった(あれ?NITAに精を出してた割には少ない?)。当時はまだ"その時のメイン垢"をメインに使用していることも多かったのでそこから年末までの400時間(700h-300h)は割と多めのプレイ時間と言えるだろう。8月頭からなら毎日2.5時間ぐらいプレイしてやっとそれくらい。
短期間で400時間もあの頃はプレイしたのに今は半年も経過してたったの200時間?何かが無い限りこんなことにはならないはず…。そう、そのなにかが、ラウンジの開始でした。

ラウンジでの過ごし方

僕はラウンジを始めてからこれだけはと心がけていたことがあります。それは決して相方に暴言を吐いたり不穏になったりしないということです。
これは元からの僕のマリオカートをする上でのモットーでもあるのですが、これも自分が塾にいた頃1人でマリオカートをやってた時に暴言を吐きまくって周りのみんなを不快な思いにさせたからです。ある子は、サワヤンゲームズ(発狂で有名な?)が大嫌いだと言います。僕はサワのスタイルは悪くないと考えていたのですが、やはり不快になる人はいるみたいですね。とはいえそれがサワのスタイルなので何も言うことは出来ませんが。
またこれまでTwitterでラウンジ暴言botとか、ラウンジでの文句をツイートしている人とかが大勢いて、その都度僕は嫌悪感を持っていました。正直僕はそういう人になりたくないしそういう人と思われたくない、そう思いました。

これを機に僕は人前で暴言を吐くことはやめ、理不尽があっても決して不穏になるようなことはしてこなかったと自分で思っています。特にタッグは相方がいるからこそという意識を捨てず、相方への暴言も決してしませんでした。スタアタとかされて、多少文句は付けることがあっても謝られたらすぐその場でまあしゃあないとケリをつけて許してましたし、逆に自分も何かの拍子で相方にFFしてしまった時にはちゃんと謝るようにしてました。
しかし中には許し難いものもあり、それらに対してもずっと色々言いたいのを封じ込めて耐えてきましたが、それはつい先日にやったあるタッグでとうとう限界を突破しました。

その相方は後ろを全く見てないのか、若しくは見てるけどなおのことなのか、自分が後ろにいるにも関わらず平気でボムや緑3を後ろに捨ててきました。幸い当たることは無かったのですがちょっと危ないとチャットで警告を促してましたが相方からの反応は0。
そしてしまいには僕が目の前にいるにもかかわらず赤こうらを前投げして、防御のない僕は案の定死にます。これでとうとう我慢の限界に達しました。後ろ投げしようとして前投げしただけだったのかもしれませんがそれを加味しても今までのことがあったので流石に相方にキツく文句をつけました。が、これでも相方からは何の説明も謝罪もありませんでした。
結局その模擬は最下位に終わったわけですが、終わった時に相方が「もっと頑張れよ相方(←つまり自分)」って打ってきました。しかし結果を見ればむしろ自分のほうが点を取ってて、相方も全然取れていません。いくら不穏にならず暴言を吐かないとしてきた僕でも、これには流石に我慢がなりませんでした。それまで我慢してきたやつも含めて一気に放出する場所が必要でした。

中高で保健の授業を受けた人なら習ってるとは思いますが、人間にはストレスと感じるもの、いわゆるフラストレーションを軽減するため、それをどこかに放出する必要があります。いわゆる防衛機制というやつです。人間の心理学上これは避けて通れないものであり、どんな人間でもフラストレーションに対してそれを軽減しようと何かしらの行動を取ります。
詳しい説明は個々でググッてもらうことにして、僕も人間ですから、この防衛機制が働きました。
しかし、それによって気分を害した人がいるのもまた事実。中には事情を知らない人々がこぞって僕を攻撃しました。
事情を知ってくれというつもりはありませんが、このことで僕は「今の僕は楽しくマリオカートなんて出来てないな」と感じました。

もっとも僕は、こうした批判はこれまた防衛機制の一種だと考えてて、何かでフラストレーションが溜まっていた人たちがそれを発散するために他者を無差別に攻撃するものだと考えています。自分のことは棚に上げておいてです。
個人的にはこうしたのは鍵引用のほうがいいんですけどね。相手に攻撃的文章は見えないほうがいいと思っているので。もっとも鍵引用されたと言うだけで攻撃されたと感じる人もいるみたいなので一概にそれがベストとは言えませんが。

まとめ

ラウンジを始めたのにも関わらず割合が減少したプレイ時間からもわかるように、今の僕はマリオカートを純粋に楽しめていません。昔のほうがよっぽど楽しめてました。自分にとってラウンジはマリオカートを楽しむ手段でないと分かった以上、これ以上ラウンジを続けても意味はありません。なのでS9をもってラウンジから足を洗います。
その分空いた枠を交流戦に振り向けたり、僕のメインのプレイスタイルは野良に移り変わります。
YouTubeの配信は交流戦や野良配信が主になると思いますし、以前のらりくらりやってた実況も多少は復活できるのかなとも考えています。
またラウンジは辞めると言ってもアカウントは残しますし、sqも誘われたら出ます。あくまでマリカ界隈での生活の基盤をラウンジから別の所へ移すだけです。
正直ラウンジを始めてから自分がいかに夜郎自大であったかというのを思い知った。それでもS8にはゴールドに到達して終わったし、S9はそこから転落人生だったし、まだまだレートは上がるんじゃないかってどこかで思ってます。しかしそれを実現するためにマリオカートをすることは自分にとってはマリオカートを楽しむ手段、ではないのです。

これから

ラウンジは辞めても僕はこれからもマリオカートをし続けます。ラウンジをやっていた時の僕の目標はとにかく上のtierを目指すこと。つまりマリオカートの強い自分を作ることでした。しかしそれが自分にとってマリオカートを楽しむ手段では無いとわかった以上もうそれはしません。仮に弱くても僕は僕であり続けたいと思っています。僕は昔マリオカートをやっていた時のことを思いました。なぜかつてはあんなにマリオカートに打ち込めたのか。しかし答えは明白でした。僕はその答えを持ち続けて、これからもマリオカートをやり続けます。だって、

マリオカートが、好きだから。

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