和光でクロマニヨンズのライブ。
ツアー後半はホールだ。
ヒロトは登場間もなく勢い余ってマイクスタンドを倒し、そのままあいのロックンロールを絶叫。もはや歌ってない、絶叫。2曲目の大山椒魚で、手をゆっくりと左右に差し出しながら「長い旅になる」と歌っているのを見て早くも涙腺が緩んだ。
ヒロト、「そういえばゴールデンウィークはみんな遠くには行かないのか?ここでいいんか?」。ここじゃなきゃだめなんですよ。
ライブハウスのときと比べて、演出が凝っていた。背景が変わったり、照明も多彩だった。恋のOKサインはもちろんミラーボール。デコレーションされポップなクロマニヨンズ。
不器用という曲。いわゆるロックンロールな曲ではないのだが、マーシーの真骨頂だと思う。素直なストレートな言葉で生活を歌う。誰にでも当てはまる言葉で。このツアーで初めて号泣した。体がいきなり反応するから自分でも驚いた。鼻水を垂らしながら「いいことがきっとある」と一緒に歌った。
最後はステージの背景が上げられ後ろがむき出しになった。ギリギリガガンガン。クロマニヨンズはこうでなくっちゃ。ステージなんて関係ねえと言わんばかりのパフォーマンス。照明に照らされ影になって映ったヒロトのシルエットがむちゃくちゃかっこよかった。
ライブが終わり、我々が退場するタイミングでステージがピンク色に照らされ、ミラーボールが回った。粋な演出のなか少しずつ出口に向かって歩を進めた。幸せそうなクロマニアン達。オーロラに触れました。
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