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苦労人が不幸人なんじゃない『リボルバー』
野暮な質問かもしれないが、幸せとは何かと考えることがあるだろうか。
幸福は他人の目に映るものなのだろうか。
湿っぽい生活ばかりの私だが、本を読みながらボロボロと涙を流したのは初めてだった。
前回投稿した「苦労人が好き『リボルバー』」、実のところ『リボルバー』自体を最後まで読み終える前に書いたものだ。
写ったものを急いで描き落とさないと、生きているだけで忙しなく変色する景色が混ざって、目を取られ
苦労人の絵が好き 『リボルバー』
どうしたらこんな文が書けるのだろう。
こんなに人を引き込む魅力を秘めた文を描きたい。
イスに座り前のめりになることで折り曲がるお腹と背筋がぞくぞくする。身震いするほど寒いような、不快なほど体の芯が熱いような、訳が分からなくなる。
知ってる画家の人生、出会ったことのある作品が物語の中でリンクしていく度、自分のために書かれた文かのように思えて、嬉しくて目頭がジワっと熱くなる。
自分:学生として
この瞬間のバイブル『強く生きる言葉』
岡本太郎さんの『強く生きる言葉』を読んだ。
この言葉を求めていた。
これが足りていなかった。
やってみればいいじゃないか!とただ背中を押して
「他人が笑おうが笑うまいが自分の歌を歌えばいいんだよ」
”ヘタレだと思ったならヘタレでいいじゃないか。”と。
日本に生きていると“頑張る人”というのは
直向きにコツコツとやっている大真面目者のことを言う。
そうでないと“頑張っている”に値しないからそれを
ルビンの壺をかち割ってみる
”ルビンの壺”というのは人の顔が向き合っているように見えたり壺に見えたりするあれのこと。
物事の見方は一度に一つしかできないってこった。
壺だと思ってみるとそれは壺でしかなく
顔だと思ってみると顔でしかない。
しかし一つ稲妻のような亀裂が入るとどうだろう、“壺が割れた”瞬間からそれは壺以外の何物でもなくなってしまったのだ。
そんな本に出合った。
本を読んだばかりだから口調が“それっぽく”な
写真だって奥深い‐Elliott Erwitt展‐2023/1/9
エリオットアーウィット。世界の第一線で活躍したフォトジャーナリスト。
知らない名前だと感じるかもしれないが、きっとどこかで見た作品をみつけられる。
京都、祇園にある何必館にて開催されている
「エリオット・アーウィットの世界 Elliott Erwitt展」
(2022/10/15(土)~2023/01/29(日))
という写真展について、自己流でレビューをしたものである。
出会い
オーナー