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人生の岐路 卒業式の季節

トヨタ工業学園

先日、テレビニュースでトヨタ工業学園の卒業式の様子を報道していました。
総代の卒業の挨拶、学校側の贈る言葉、卒業生代表の規律正しい振る舞いが印象的でした。
若々しく将来を夢見る若者たちがそこに並んでいました。
卒業するとトヨタ自動車の社員として活躍するわけです。
おそらく卒業生全員、トヨタに人生を捧げると今は考えていることでしょう。
でも人生は長いです。良いことばかりではありません。
挫折感を味わうこともあるかもしれません。
学園の教育方針、知識教育、技能教育、心身教育、
これを見ると企業戦士の養成所のようにも
感じるのは私だけでしょうか。

単一から複合へ

規律を重んじることに反対ではありません。
世界が多様性を許容し、共存を目指しています。
知識と技能それに規律が教育の中心なら時代に
それだけでは今の時代、不十分だと思います。
女子学生も学んでいるのが救いですが、規律だけではなく、
ユーモアや多様性を教えることはとても重要だと思います。
(既にそんなカリキュラムがあるならば、お詫びします)

挫折感を乗り越えるための方法に正解はありません。
一人一人、悩み、悶々とした中から乗り越えていきます。
でも必ず乗り越えられます。
そのために少しのユーモアのセンスと周りを見る目、
多様性を感じて受け入れる気持ちが必要です。

規律正しい人は、他人にも同様に規律を求めがちです。
規律を重んじすぎると単一的、みな同じように見えるものです。
人間も同様に同じような人の印象を与えます。
学生時代は多感であり、多くの人と交わり、
多様な生き方や考え方を学ぶ時でもあります。
多少、枠を超えた振る舞いもあったりもするでしょう。
規範を超えることもあるかもしれません。
それが学生の特権でもあります。

学生時代の様々な経験を経て、人生を過ごしていくときに、
人や社会を複合的な思考で見ていくことができます。
十人十色、人生色々、そんなことも心身教育に含めてほしいと感じます。

人材は将来の宝もの

学生の皆さんは現代から22世紀へのバトンを繋ぐ役割を持っています。
分断している世界を繋ぐ役割をもっています。
ユーモアを持ち、多様性に寛容な上に更に規律正しい人材こそ、
企業の宝であるだけでなく、日本の将来の宝だと信じています。

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