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アイドルマスターsideM LIVE ON ST@GEのサ終と今後についてPが思うこと

正直、やっぱりか…という気持ちと

「そう 私 怒ってるんですよ 炭治郎君
 ずっとずーーーっと怒ってますよ」
(突然の胡蝶しのぶ)

こんな感じの気持ちが入り混じってる感じである。

そして思うのは、sideMはそろそろ何か起死回生の一手を打たないと、とても10年続けられないんじゃあないかということだ。

色々思うことがあったので、整理出来てないがつらつら書き連ねていく。

【前置きと自分のP歴】

自分のP歴は1年目から、詳しく言うとモバゲー版sideMが伝説の長期メンテ明けてからやり始めました。もっと詳しくいうと1年目の次郎ちゃんの誕生日くらいから。

ボイスもついてない、ていうかS.E.Mのイベントもまだだった時代を経てから、ライブで3D音ゲーアプリ化するよ!と聞いた時めちゃくちゃテンション上がりました。そこから3年、時間が経つのは早いなあ。

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で、気付いたらそのアプリのサ終が発表された訳である。

「重要なお知らせ」という名の生配信を行う、と言われた時半分は覚悟していたのであー…という感じだが、半分は大型アプデかな?とも思っていたのでやはり寂しい。

やり込み具合としては、基本推しのカードが出た際はガチャったりイベントを走っていた形だ。つまり数万以上の課金はしている。(と言っても、分かる人がヘッダー見れば分かってしまうが完凸になるまでやり込んでる訳ではない……そこそこです)

ここ半年程はそれもやる気が起きなくてあまりログインしてなかったが…。なのでちゃんと最近までプレイしてた人に比べて悲しむ資格もないのかもしれない。いやしかしこうも思う。どうしてプレイしたいゲームを作ってくれなかったのかと。

※他の女性向けアプリゲームの話題を出しますが、やり込んだのはMのみのため誤っている箇所があるかもしれません…
※Mについての部分も少し自信がない。後全文、語尾に個人の感想ですをつけてお読みください。


【エムステについて思ってたこと】

①音ゲーとして生まれて欲しかった

いや本当に。そして結構な人が思ってそうなこと。(もちろん音ゲー部分にそこまでこだわりがない人もいただろうが)

元々、自分はBEMANI音ゲーをやっており、デレステも楽しんでいた。

そしてデレステという前提があったからこそ、同じアイマスであるsideMも高クオリティの音ゲーが来てくれるのでは無いかと期待していた。

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が、出てきたのは「タマゴボーロ」「木魚」と揶揄される音ゲー未満の何かだった。

1、2回やればフルコン出来る。女性向けだからと簡単にされたのかもしれない。なるほど確かに簡単だ、行きすぎてもはやゲー無である。

個人的には、フルコンしてもその記録すらされないのが衝撃だった。そんな音ゲー初めて見た。

音ゲーの楽しみ方は大体クリア、スコア詰め、フルコン、演奏感を楽しむという辺りだ。

しかしクリアはすぐできる、フルコンしても記録されない、スコアもSSRを使えばすぐ高スコアになる。頼みの演奏感はもちろんない、そんなゲームは、音ゲーとして最早何を楽しめばよかったのだろうか。


肝心のイベントはポチゲー仕様のためモバゲー版と全く差別化できていないことも、マイナスだった。(寧ろ1形式しかないことでモバより劣化している)

モバゲー版の作業ゲーから解放されたと思ったのでガッカリしたし、ならモバでいいや…となってしまった。

そもそも女性って音ゲー言うほど苦手じゃないよね。古くはポップン、ソシャゲでもバンドリとかDIVAとかヒットしてるイメージがある。


気づけば、音ゲーではなくアイドル達が踊る姿を見るMVゲーと言われ始めていた。 

また、ここは本当に勿体ないと思っているのだが……音ゲー部分のクオリティが低かったせいで新規顧客を逃したと思っている。

モバエムにはなかった音ゲー要素。女性の音ゲーマーは勿論、特にsideMは他の女性向けゲームに比べて、アイマスシリーズということ、そして力強いライブパフォーマンスにより、男性にも興味を持たれていた。キャラは同性でとっつきにくいが、曲は好き…みたいな男性音ゲーマーのプレイ層、つまりモバゲー版だけではつかなかった新規顧客がつく未来もあったかもしれない。

音ゲーはそもそものシステム上、簡単な譜面と難しい譜面を設定出来るなど、初心者から上級者まで楽しむゲームにしやすいはずだ。簡単さ、敷居の低さを目指すにしてももっとやりようは絶対にあったし、エムステをゲー無にしたのはあまりに雑過ぎると感じた。

簡単なゲームはすぐに飽きちゃうでしょって舞田類も言ってたじゃない!


まだCDが発売されたばっかりの頃、「S.E.MのS=Mポップンに入ってたら絶対楽しいわ……「学校」の部分は、ギラギラメガネ団みたいに難易度ごとに歌詞が変わると超テンション上がる」なんて妄想してたのが今や懐かしい。

ツイステ少し触っただけなんですけど、音ゲー要素はメインじゃないにも関わらずちゃんとフルコンが記録される仕様で感動しました。


②時代につき始めた他アプリとのクオリティの差(音ゲー以外)

これはちょっと可哀想な部分。

エムステは3Dで総勢40人以上の男性モデルがあり、彼らがダンスするというのは2017年のリリース当初はとても画期的だったように思うし、自分も表情豊かに、ライブで声優さんが披露したパフォーマンス踊る推しに感動した。イラストのクオリティも高く、リリース後暫くしたら毎イベ新しい衣装が3Dで貰える仕様に変更したのも良い意味で驚いた。

しかし時間が進み、競合する女性向けゲーが増えていった。

シナリオの質が高く、尚且つボリュームが厚いもの。作曲に有名なアーティストを起用したもの。3Dモデルを使ってYouTuberのようなバラエティ動画を出すもの。気付けばキャラが生き生きと動くlive2Dを使用した女性向けゲーは当たり前に増えた。どれもエムステにはないものだ。


シナリオは他のソシャゲに比べれば短く、ガチャで課金してカードを手に入れても特別なストーリーが解禁されるわけでもない。良い曲は多いが、ジャンル外に話題を呼ぶほど有名な作曲家ではない。

エムステはモバエムと差別化するために、ユニット同士の絡みではなく、他ユニからキャラを選抜して組み合わせたイベスト(いわゆる越境)が多数であった。

その結果、キャラ同士の関係が希薄となってしまい薄味になりがちな部分があった。

勿論面白いストーリーがないわけではないし、回数を重ねることに同じ組み合わせも増え、他ユニ同士で仲良くなる…なんて描写もあったが……。以前、「ユニットCD」という単語がトレンド入りした時のように、ユニットでのより深い絡みが求められていたのかもしれない。後普通にエムステでもユニットイベ普通に見たかった。3D衣装もお揃いになるし。

因みに、メインストーリーという形でユニットごとのストーリーもあるのだが、毎話必ずゲー無な音ゲーをやらされる。

これがポチポチゲーをやらされるだけなら、キャラの編成を変えるなどして時短が出来る。しかし音ゲーの場合は必ず曲の長さ分時間がかかる。(2分くらい)そのため全話読むのに無駄に時間がかかり非常にストレスだった。S.E.Mのストーリーは完走したのだが、ハイジョは挫折してしまった。

別にクリアしなくても先に進める(アイテムが貰えないだけ)最終的には捨てゲーをしていた。メインストーリー自体はボリュームもあり、賛否はあるが個人的には面白いと感じるものも多かったので、この部分が非常に残念に感じた。


3Dで踊らせるという点も、最近ではあんさんぶるスターズが似たようなコンセプトで、高クオリティなMVの3Dアプリゲーを出していた。ジャンル者の友人にMVを見せてもらったらめちゃくちゃ画質や光の当たり方が綺麗で、カメラワークやモーションも現実のPVのようで驚いた。

正直、うわいいな〜と思った。デレステのような背景も曲ごとに個別に用意され、同じくPVみたいな凝ったMVは「女の子のモデルだから、アイマスの中でも花形だから…」とsideMには贅沢だよなと思っていた。

が、あんスタを見て「なんだよ!男性モデルでも凄いの出来るじゃないか!」とか「そもそもアイマスシリーズだから、女の子の方に力を入れて、sideMはおまけみたいに扱われてるんじゃないか?最初から、アイマスじゃない、独立したコンテンツだったらもっと力を入れてたんじゃないか?」と悪い方向に考えてしまった。

MVゲーと割り切るにしても、肝心の踊らせる曲の追加がスローリーである。3年前の曲が今やっと追加されても、話題としては大分遅い。

WTも曲、ムービーのクオリティは高かったが、リリースペースがCDもMVも遅く、特に曲関連については隔月リリースのWTしかない時期は大分停滞してしまっていた。4thライブでは3rdのセトリと曲が大分被っていた際により実感した。

MVをコンスタントに追加するのが難しいのは理解出来る。ならば、コミュ部分など他の要素を強化しなければならなかったのだが……エムステはそれがとても弱かったように思う。

音ゲーとしても意味をなさず、じゃあMVゲーにしても曲は少なく、ストーリーやコミュも不足している。これではエムステは一体何を楽しめば良いゲームなのかさっぱり分からない。

同時に「まあ長く続けばクオリティアップするだろ!」と考えていた……が、その矢先にサ終なんて嘘だと言ってよバーニィ!

③3Dの衣装やエイプリルフールとか良いところも沢山あった


良い思い出もたくさんある。3Dで推しの婚活衣装やクリスマスタキシードが見れた時は感動したし心地よく課金もした。

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最近はではレア特有のパフォーマンスも無くなり、一部は恒常と一緒になっていた。

推しの楽曲が追加され、3DでMVが見れた時も嬉しかった。基本的に絵のクオリティも高かったため、喜んでホーム画面に飾った。

また、エイプリルフールではかまいたちの夜のパロで、全ユニット分シナリオを書き下ろすという凝り具合には驚き、1日で読めなくなるなんてなんて勿体無いんだと思ったものだ。そのシナリオの質とボリュームをぜひ他のイベストでも生かしてほしかったが。

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【sideMの今と期待すること】

さて、エムステが終了するsideM。これも個人的に思っていることだが、今のsideMは停滞ムードが漂っているように思う。

アプリ版であるエムステがなくなり、古いシステムのモバゲー版が残るミリオンと逆の展開である。かなしい。

今、sideMには目を見張るような話題がないのだ。モバゲ版も恒常SRの追加、UPCによる過去カード救済、そこは大変ありがたい。しかし、これらは既存ファンを引き止めはするが、盛り上がりはしない。

ファンとしてはやはり、好きなコンテンツにはワクワクするような出来事が欲しい。

例えば、大きく話題になったのはアイドルの過去を描いたリメショだろうか。

しかしこれも、追加が月イチのため、完走が3年後になるのがネックだろう。

sideMは人数が多い割に、月イチで追加という形式をよく行うのをだがいい加減スピーディーにして欲しい。

「sideMemories」という1人1人焦点を当てていくストーリーモードがあるのだが、これも月イチのため3年経ってもまだ自分の推しのストーリーは展開されていない。推し2人もいるのに。

このスピーディーな時代に気長すぎる。10年続けるということは、けしてすぐ終わらせられるコンテンツをカルピスみたいに薄めることではないはずだ。

大体3年経ったらサービス終了するゲームだってあるじゃないか!

sideMで高評価なのはライブだが、コロナの影響で5thライブは中止になった、しかしその前の4thライブは必ずしも絶賛ではなかったし、自分もそう思った。

新曲の少なさ、短いライブ時間と3rdが新曲マシマシ、日程もツアー形式で沢山あったのに比べるとどうしても見劣りしてしまった。勿論推しのWTが初めて披露されたり見所はあったが。

また、ライブ偏重も、ライブを連発して同じことの繰り返しになるのも頂けない。

sideMのキャラクターあってのライブである。だから、sideMのキャラを大切にするようなコンテンツ展開をして欲しい。

ユニットの新しいCDがやっと展開されると聞いた時、久々にキャラの歌やドラマパートが聴けると思ってとても嬉しかった。

しかし、まだsideMにエムステの発表がされた時のような盛り上がりは感じられない。

というか、sideMのプロデューサーの多くは運営への不信感が少なからずあるのではないだらうか。

スタマスでsideMだけいなかった時のスタッフの対応、そして今回の突然のサ終。

普段はライブでゲームへの不安を消していたが、今年はそれもできなかった。

10年15年続けたいとスタッフは言っていたが、今のままではきっと難しい。現状でライブなどで重大発表!と言われてもワクワクするような告知が出てくるようには思えない。それくらい、PにとってなsideMというコンテンツの行く末、言い換えれば可能性が見えなくなっているように思う。

おそらくアニメ化はもう当分しない。(他マスとの兼ね合いもあるだろうし)モバゲー版を今の形で運営を続けても、現状維持こそすれアクティブが大きく増えることはないだろう。


今sideMに必要なのは、運営への不信感や不安を払拭し、新規も取り込めるような…いや、ファンも新規もどっちも楽しめるような、新鮮で、明るい発表だろう




その一つは新しくリリースされるCD、そしてもう一つはエムステサ終の放送で匂わせていた新作アプリである。

ありがたいことに、コンテンツとしてはまだ可能性はあると見られているようだ。

新作アプリがもしあるのなら、エムステ末期はあまり触らなくなってしまった自分も復帰する気になるような……既存ファンは勿論、初めて触る人にと楽しいものとなり、今度は何年も末長く続くアプリになることを願う。

続けば課金したお金も無駄にならないしな!推しのDOS設定発表されてたから楽しみにしてたのにな!(涙目)






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