特許を取るまでの長い道7
商品案内(企画書)とこの発明に興味があるかどうかのアンケートを
刷り込んだ返信用ハガキを同封して和装関係の会社へ送付した。
ありがたいことに某和装小物の会社から「興味がある」と返信ハガキが
届いた。うれしかった。心が躍った。
発明学会の担当さんに連絡をしたら担当さんから
「こんな速い反応はなかなかありませんからいい感触です。
商品化、ロイヤリティ取得への契約へこぎつけるようサポートしますから
頑張りましょう」とありがたいお言葉をいただいた。
Aさんに連絡を入れて商品化できるかもしれない旨伝え、
発明学会の会議室で先方とお会いすることになった。
ロイヤリティの相場や契約の内容は難しく、全然わからないので
発明学会さんに丸投げという形になった。
ロイヤリティのパーセンテージの交渉も発明学会さんにお任せした。
私の発明は着物を着る方を対象とした発明であったので
爆発的に売れるものでもないし、先方もロイヤリティのパーセンテージを
上げることについては渋っていた。発明学会さんに売り上げの3%と先方は
譲らないから商品化したいならこれで手を打つしかないよ。と言われた。
私はロイヤリティよりも商品化をしたかったので3%でもいいとおもった。
でもAさんは渋っていた。
まず、ロイヤリティのパーセントを決めるところで
もめた・・・
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