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拝啓

同じチームに属する年下の
後輩でありライバルのような存在。

それぞれとの接点は
広く見ると同じだけど
同じでは無いし、
関係を勝手に意識しすぎて
一人一人に気持ちを伝えることすら
戸惑ったし躊躇っていた。


一緒に過ごした時間は
想像よりもずっと短くて
中途半端に知り、
知らないことばかりのままだった。

もっと知りたかった
というのはおかしい気がする。
もっと仲良くなりたかった
も違和感がある。
近いようで遠い存在。

もしも一緒にご飯でも食べに行ったとしたら
最近どうなの?と
きっと先輩みたいなことを聞いてしまう
先輩らしいことなんて全然出来なかった。

なにもかもは記さないけど、
俯くような気持ちを省くと
全部空っぽな綺麗事になってしまいそうで
うまく言葉に表せない。

なんと伝えればいいのか分からない
飲み込む訳にもいかない気持ち

伝わりそうで伝わらないくらいの
曖昧さで例えるなら同じクラスになりたいな。

とにかくなによりも
それぞれの健やかさで過ごしてね
愛を込めて。

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