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面倒くさい人

面倒くさい人というのがいる。あの人ちょっと面倒くさいよね、みたいな人だ。細かい、いちいち突っかかってくる、、ちょっと一般的ではない考えをもっている人、とも言い換えることができるかもしれない。

かくいう私も、いわゆる「面倒くさい人」の一人だと思う。家族からは、度々「面倒くさいねー」と言われる。

面倒くさい人間って嫌だな、一緒にいたくないな、と思われることは分かっているし、逆の立場なら自分もそう思う。けれど面倒くさい考えっていうのはどうしても湧いてくる。今までは仕方ないよな、だって浮かんでくるんだもんと思ってきた。けれど、最近ふと思った。面倒くさいっていいことなんじゃないかと。

面倒くさいって人は、目の前の事象を簡単に流さず、しっかりと受け止め、自分の頭で咀嚼し、考えを発信しているのではないだろうか。周りの多くの人は、あまり考えることをしていないだけではないだろうか。

こどもの頃は、全てのことに対して「ねえ、これなんで?」「どうして?」のオンパレードであった。実際うちの子供たちもそうである。ただ私を含め周りの人間たちがこれらの質問に対して的確な答えをしないでいると、だんたんと質問をしなくなり、なんでなんだろうと考えることをやめてしまうのではないか。

最近はこう考える。「面倒くさい人万歳。」

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