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マスク生活の弊害

このコロナ禍になって、はや二年ほどマスク生活をしている。初めのうちは面倒だなー、わずらわしいなーと思っていたが、人間慣れると不思議なもので、マスクが無いと逆に不安になってしまっている自分がいたりする。皆さんはどのようにお感じだろうか。

マスクをしていると、顔は基本的には目から上しか見えていないため、いわゆるマスク美人やマスクイケメンなどの言葉も聞かれるが、先日歯医者でふと感じたことがあった。

私の治療についてくれてた看護師さんがいるのだが、以前から何回かついてもらっていた。お世辞にも感じがよいとは言えないタイプの方である。ただそれが特に気になるということもなかった。

この日も同じように対応してもらい、いつも通りの雰囲気であったのだが、最後の方で彼女がつけ忘れたのかマスクをしていなかった。その時びっくりしたのは、普段通りの声のトーンの彼女の表情が笑顔だったのだ。マスクをしていると全く分からなかったが、彼女はあまり目が笑わないタイプだったのだ。これまでも笑顔で接してくれていたのかもしれない。反省した。

マスクが当たり前の暮らしになって、表情を読み取ることがなかなか難しくなってしまった。もちろん自分自身も誤解されていることがあるかもしれない。今まで以上に声のトーンや目の表情に気をつけてコミュニケーションを取る必要があるなと感じる出来事であった。

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