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「結」局はLOVEでしょ

2020年12月9日。
遂にこの日がやってきてしまった。

先輩に卒業を譲ったり、新型コロナの影響もあったりで、延期に延期を重ねた、アンジュルムの船木結の卒業コンサート。

正直、この日が本当にくるとは思っていなかった。このまま延期が続いて卒業自体がなかったことになればいいのにと思っていた。

久々の単独コンサートが開催される喜びと、卒業してしまうという寂しさと。そんな複雑な気持ちを抱えたままコンサートは開演した。

コンサートが始まって早々に涙を浮かべてるメンバーもいるし、それでも必死にパフォーマンスしてる様子を見てたらこっちも目から…。

中盤で、彼女とメンバー1人ずつでメドレーを歌う場面があったんです。その時って彼女のイメージカラーの黄緑ともう1人のメンバーのイメージカラーの2色が光ってたんだけど、その時の光景が「花畑に来たみたいだな」って思ったんです。それくらい、黄緑ってどの色にも合うんだなって思ったんです。まるで彼女が必要な存在だなと言ってるかのような。

アンコールの「帰りたくないな。」も良かったし、何より新メンバーを加えた最初で最後の11人の「46億年LOVE」がとても良かった。個人的にこの曲がとても好きってのもあるんだけど。

彼女のパートで「夢に見てた自分じゃなくても真っ当に暮らしていく今どき」ってあるじゃないですか。なんとなく、彼女のハロプロ人生とリンクするとこがあるなと感じました。

元々モーニング娘。になりたくてオーディション受けて、そこでは研修生入りして、その後カントリー・ガールズに加入したけど、アンジュルムと兼任という形になり、カントリー・ガールズが活動休止。色々なことが起きたし、特に2つのグループを兼任することになって葛藤があったはず。でもそんな大変なときでも、弱いところを見せず全力でいてくれてたと思うんです。そして挨拶では「アンジュルムが大好き!」って言ってくれて。彼女にとって、アンジュルムが大事な居場所になったんだなと感じました。

ふなちゃん、アンジュルムに入ってくれてありがとう。アンジュルムを好きになってくれてありがとう。そして、アンジュルムを好きにさせてくれてありがとう。

船木結の未来に幸あれ。

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