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変則オールドスクールフォーマット「マイナーリーグ(仮)」について。

はじめに

突然ですが、皆さん、オールドスクール(以下OSと略します)楽しんでますか?

OSはヒッピーやセラ天といった懐かしのカードが使える楽しいフォーマット。

ですが、こんな不満を抱いたことはないでしょうか。

「ヒッピーやセラ天は好きだけど、使われるカードが限られているのが残念。もっと色々なカードを使いたい」

「楽しいギミックを搭載したオリジナルデッキを組んでも、デッキ全体のカードパワー&安定感の差でメタ上位のデッキに勝つのが難しい」

そういった不満を解消するべく、この度、変則的なOSのフォーマットを考案してみました。その名も「マイナーリーグ(仮)」。

どのようなフォーマットかというと、

「一定以上のカードパワーを持つ定番カードの大半を禁止したOS」

定番カードを禁止することにより、これまで日の目を見なかった「悪くはないけどちょっとパワー不足」なカードたちに活躍の機会を与えるとともに、楽しいギミックを搭載したオリジナルデッキでもある程度勝てるようにすることで、環境に多様性をもたらそうという狙いです。

「けして弱いわけじゃないんだけどなあ」というカードの一例。こいつらが活躍するところを見たい!

禁止カード一覧


アンティに関するすべてのカード

土地

《露天鉱床》《ミシュラの工廠》《Mishra's Workshop》《Library of Alexandria》《The Tabernacle at Pendrell Vale》《イス卿の迷路》《カラカス》

アーティファクト

《黒の万力》《象牙の塔》《氷の干渉器》《ネビニラルの円盤》《ジェイムデー秘本》《Chaos Orb》《Mirror Universe》《City in a Bottle》《各種Mox》《Black Lotus》《太陽の指輪》

《稲妻》《赤霊破》《Wheel of Fortune》《血染めの月》

《チャネル》

《トーラックへの賛歌》《精神錯乱》《悪魔の教示者》《惑乱の死霊》《黒騎士》《Juzam Djinn》

《剣を鋤に》《天秤》《Moat》《白騎士》《セラの天使》

《対抗呪文》《青霊破》《Ancestral Recall》《Time Walk》《Timetwister》《Braingeyser》《マナ吸収》《回想》《セレンディブのイフリート》

禁止の方針(環境全体の指針)

「OS最弱色である緑には、多少禁止基準を甘くする」

「ある程度は『色の特色』を残す。《ラノワールのエルフ》《暗黒の儀式》《解呪》《支配魔法》等」

「OSではシステムクリーチャーがあまり使われないので、多少禁止基準を甘くする」

「コンボパーツについても、多少禁止基準を甘くする」

禁止カードの理由(一部のみ)

《各種Mox》《ロータス》《太陽の指輪》

色が合っていると雑に入ってしまうのが第一の理由。

また、どの色でもマナ加速できてしまうと、緑の「マナクリーチャーによるマナ加速」という長所が薄れるためでもあります。

《カラカス》

伝説のクリーチャーに対して強すぎるためです。

禁止してないカードとその理由

《Bazaar of Baghdad》

マナも出ないし、単体ではアド損するだけなためです。禁止してしまうとリアニメイトデッキが成立しづらいですし。

《暗黒の儀式》

《惑乱の死霊》《Juzam Djinn》《トーラックへの賛歌》《精神錯乱》《黒の万力》といったカード群が禁止であれば、加速してもそこまで危険ではないという判断です。

《森の知恵》

カードパワーだけで言えば禁止が妥当ですが、対アグロではそこまで強くなく、二枚目も腐るためです。

《新たな芽吹き》

強いカードではありますが、アドバンテージが稼げるわけでもなく、序盤は手札で腐ることもあるためです。

《稲妻の連鎖》《心霊破》

どちらもおなじみの除去ではありますが、《稲妻》《剣を鋤に》とは違い癖があるため。環境全体に一定数の除去が必要と考えてのことでもあります。

《エイトグ》

各種Moxや黒の万力を禁止していれば問題ないとの判断です。

《サバンナ・ライオン》《ラノワールのエルフ》《極楽鳥》《アーナム・ジン》

定番ではあるものの、禁止するほどカードパワーが高くないとの判断です。ただ、「これまで使われてこなかったカードに日の目を見させる」というコンセプトを重視するならば、禁止した方がいいかもしれません。

《トリスケリオン》

カードパワーは高いですが、ワクショ禁止の環境では禁止するほどではないとの判断です。

《Su-Chi》

4マナ44と抜群のマナレシオを持ち、何色にも入るため怪しいところですが、マナバーンありのルールならギリギリセーフかな、と。ミシュラの工廠もないですし。

《凄腕の暗殺者》《Preacher》《King Suleiman》

強いカードですが、タフネス1なこともあり、禁止しない判断です。

《支配魔法》

エンチャント破壊で取り戻せるのでギリギリセーフかな、という判断ですが、ちょっと怪しい気もします。

《Eureka》《All Hallow's Eve》《Power Artifact》

カードパワーは高いので怪しいところですが、この辺りを禁止するとアンフェア系が極端に減ってしまうので、残すべきという判断です。

(上記の禁止カードはあくまで暫定的な物です。見落としているカードもあるでしょうし。ご意見お待ちしております)。

終わりに

ただでさえニッチなOSをさらにニッチにした変則フォーマット。

やりたい人はそうそういないとは思いますが、もしいましたら、コメント欄かツイッターで仰っていただければディスコードで喜んでお相手致します(声掛けて頂いてからデッキを組むことになりますが)。

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