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せいしんセイシン精神メンタル

はじめのはじめに

これは戯れ,coins18 Advent Calendar 2020 の記事の1つです

はじめに

ボクの周りにはいわゆるメンタルが弱い人が多いように思う.

それと比較するとボクはメンタルが強い人だ.

最近トゥウィッターのタイムラインでメンタル強い弱いどうのこうのといった話が上がってたので,せっかくだからここにまとめてみるか,というのがこの謎文書の経緯である.

ボクはこの文書を見つめ直すことでさらなる成長を遂げようと企んでいるので気をつけてね.


ボクの成長は止まることを知らない.




お分かりのようにこれは自分語りなので嫌いな人はブラウザバックどうぞ.隙を与えたみんなが悪い.


第1章 雑魚

ボクは幼少頃から両親に甘やかされて育った.姉とは年がだいぶ離れ,ようやく生まれた長男,甘やかされないはずがない.

しつけはそれなりにあったが,しっかり温室育ち.他人に叱られたりどうのこうの言われたりすることに耐性がなかった.

泣き虫だ.

思い返すと何かあるたびに泣いてた気がする.小学生の頃とかは1週間に1回は泣いてたかもしれないし,泣いてなかったかもしれない.

自分で言うのもなんだが,ボクはいわゆるいい子ちゃんだった(今もかもしれない).親が公務員だったのもあるかもしれない.

他人の顔色,特に先生の様子を伺ってたため先生からの評価も良かったと思ってる(学校の中では成績も良かったし).

小学校の頃は運営委員長(生徒会長的なやつ)に先生から推薦された.中学校の頃はいろいろあって目立ちたくなかったのでそう言う委員長的なやつから全部辞退してたが,先生にうまく言いくるめられて副委員長的なやつをやったりした.

こんな感じの人種だ.当然よく思わない奴らもいる.

小学生のボクは当時野球部に所属していたのだが,部内で仲間外れにされた.今のメンタルではどうでもいいようなことなのだが,当時の泣き虫クソ雑魚メンタルボクはひどく落ち込みガッカリしてメソメソした.

どうしたんだい?

これによりボクはキャプテンを務めていた野球部を退部,陸上部にお引っ越しをした.

陸上部ではそれなりに楽しい日々を過ごした.

当時のボクは県の大会で入賞できるくらいには持久力などがあり,1500mなどの小学生での長距離をやった.

正直疲れる

走りたくない

ある日,ボクは顧問の先生に走幅跳に転向したい旨を伝えた.先生に理由を聞かれただけで泣いてしまった.

多分頭の中で「自分の意思の理由を聞かれること=怒られてる」みたいな感じになっちゃったんだろうか.


こんなふうにボクは小学生の頃はよく泣いていたしよく落ち込んでいた.

中学生の頃もこんな感じだけど,思い出したくないの半分,書くのだるいの半分で省くよ.

第2章 黎明

ボクは地域では進学校と呼ばれた「自称自称進学校」に進学した.生徒たちは皆,自称進学校を自称する,自称自称進学校だ.

この高校に通っていなければ,ボクは今もクソ雑魚メンタルのママかもしれないし,雑魚メンタルに昇格していたかもしれない.


さすが自称進学校である.

課題が過大だ.

毎週末に課題が山のように出る.中には本当にこれ意味あるのか?みたいなやつもあった.

本当は水曜日か木曜日くらいにはそれなりに週末の課題は出揃うのでこつことやってればなんてことないのだが,部活や勉強(アニメ)で忙しい.

はじめのころは毎週日曜日の夜から月曜の早朝にかけて,泣きながら課題をやった.とぅうぃったーにみんな集合して「どこまで終わった」とか「諦めた」とか言うテスト前のような心理戦を繰り広げながらみんなで励ましあった.

この課題がボクのメンタルの成長に0.5%くらい影響してると思う.


ボクのメンタルの成長に最も大きな影響を及ぼしたのは部活動だ.

地味にきつい練習,理不尽な顧問たち.

数えたり書き留めるのがだるいので遠慮しておく.


そんなある日,ボクはある日いきなり変わった.

いや,実は徐々に蓄積されてそれがあふれたのかもしれないがそんなこと誰もボクすらもわからない.


端的に言うと,他人に興味がない.


他人の評価とか他人に言われたことがどうでも良くなった.


他人にどう言われようとボクはボク.

ボクを最もよく知るのはボク.

ボクが生きたいように生きる.


模試は「あんたはこの分野が弱い!」とかよく言ってくるが,あんたはボクの人生を知らない.逆もまた然り.

そこからのボクは結構強くなった.

毎週末の課題では泣かないし,顧問に何言われても泣かない.


勘違いしてはいけないのは,これは他人の意見や注意に耳を傾けないと言うことでは決してない.

他人の注意や忠告を無視するのは言い方が悪いがただのカスだ.

あくまでも,自分以外の他者の言葉として受け止めるのである.


そんなメンタルと共に,ボクは大学へと進学した.


待ってろ Campus LIFE〜!


最終章 大成

黎明期を経てボクは強くなったが,大学入学から1ヶ月,ピンチが訪れる.


そう,ホームシックだ.


今まで(雪国育ちだけど)温室で育ってきたんだ.当たり前だ.

いかに他人に興味がなくても寂しいものは寂しい.


どうやってこれを乗り越えたのかよく覚えてないが,多分内田真礼だった気がしないでもない.


勘違いのないように言っておくが,他人に興味がないと言っても,好きは人はいるし,推しはいるし,友だちは大事だ.(いつも仲良くしてくれてありがとう,ボクの友だち)

友だちにアドバイスはするし,助け,助けられる関係だ.


他人に興味がないと言うのは,他人の目に興味がないと言う意味が一番近い気がする.


ホームシックを乗り越え,1人くらしをしていく中で,ボクは大成を遂げることになる.


それはある日,突然のことだった.


楽しい


生活するのって楽しくね?

家族がいて,仲間がいて,推しがいる.


輪廻転生があるかどうかは知らないが,この体での人生は一度きりだし,この文書を書いている時間も一度きりだ.


ゆく河の流れは絶えずして,しかももとの水にあらず.

淀みに浮かぶうたかたは,かつ消えかつ結びて,久しくとどまりたるためしなし.


方丈記の冒頭はなんて素晴らしいのだろう.


時は戻らない,大切なものだ.

クヨクヨ悩んでいるなんて馬鹿らしい.

そんな暇があったら楽しく生きるほうがいい.

ボクは人間になった.


最後に

ボクが今まで言ったことは忘れてください.

他人に興味がないとかいろいろ言ってるけど,これはもしかしたら感覚が麻痺してるだけなのかもしれないし,末期症状なのかもしれない.


泣くのだって立派なストレスに対する回避行動だと思うし,必ずしも「泣いたりすること」と「メンタルが弱い」ことはイコール関係ではないと思う.


とりあえず,楽しく生きていこうや


もっと楽観的でもいいと思うよ







私に天使が舞い降りた!を観て人間になろう,杏寿郎

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