思ってたより買付費がかかってない?押さえておきたい買付諸費用
やった!受注だ!と喜び買い付けてみたはいいが、思ってたより買付にお金かかってるぞ?なんて経験ないですか?
隠れコスト(実際は隠れてない。自分が知らないだけ。)をしっかり意識しましょう。
1. 送料
多くのお店では送料の設定が数千円、場合によっては数万以上で送料無料になります。
リサーチ時に商品の価格だけしか見ていないと、いざ買い付ける時に送料で利益がゴリゴリ削られる可能性があります。
対処方法
ちゃんと送料込みで利益が出る価格設定にする。他にも利益が取れそうな商品をそのお店のリサーチ時にメモっておいてついでに買うことで送料無料にしちゃう。など売れた時のことを意識しておきましょう。
2. 関税
海外のショップから購入する場合、自分orお店が関税を払うことになります。
関税がいくらかかかるかはここでは割愛するので詳細は税関やジェトロに確認してください。丁寧に教えてくれます。
関税関係でもう一つ気をつけないといけないのは、運送会社に支払う関税立て替え手数料です。
デフォルトだと、一旦運送会社が関税を税関に支払い、その後、受け取り者に立て替えておいた分の関税を徴収しに来ます。
多くの場合、立て替え手数料として、商品の金額の2%か1000円の高い方を徴収されます。
Fedex
https://www.fedex.com/ja-jp/ancillary-clearance-service.html
DHL
https://www.dhl-eucustoms.com/ja-JA/duty-and-tax-fundamentals.html
塵積ですが、これが結構馬鹿にならない金額になってきます。
対処方法
憎たらしい関税立て替え手数料ですが、一手間かけるだけで払わなくていいようになります。
運送会社によって方法は少しずつ違うのですが、支払いにクレジットカードを指定する、リアルタイム口座を指定することにより、回避できます。
意外と運送会社に関税の支払い方法について問い合わせしても教えてくれなかったりするので、こちらから聞くようにしましょう。
3. 円安
海外のショップから購入する上で為替問題は避けては通れませんね。
為替のレートは個人のバイヤーにはどうしようもないのですが、円安の影響で利益が飛ばないように定期的に設定価格を見直すようにしましょう。
対処方法
ショップによっては外貨表記の場合と円表記の場合があります。
買い付け先を変える、国内買い付けの割合を増やすといった対応も有効でしょう。
ちょっとした裏技ですが、SSENSEでお買い物をする場合、ペンディングする時は値段をスクショしておくのがおすすめです。
数日経って値段が上がる場合があるのですが、スクショがあると交渉の材料に使うことができるかもしれません。
4. 外貨手数料
海外のショップでドルやユーロ建て買い物をする場合、円で支払いをすると銀行の外貨レートよりも高いレートになります。
例えばPaypalを利用して外貨表記のもの円で支払う場合、基本レートの+4%が追加コストとしてかかります。
クレジット支払いの場合も同様に外貨表記のものを購入する場合、クレジット会社の決めたレートになっています(会社によってレートの+1〜2%ほど)。
対処方法
Paypayで決済をする場合は円支払いではなく外貨支払いになるように設定をしておきましょう。
使えるクレジットカードが複数枚ある場合はそれぞれの外貨決済時のレートを確認してから使うようにしましょう。
知ってる内容ばっかりじゃんと思った方はすみませんでした。
逆にまったく知らないでなんとなく決済していた方も少なくないのではないでしょうか。
送料数千円+関税立て替え手数料1000円+外貨決済手数料4%
なかなか馬鹿にできない金額ですよね…
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