何かやりたい事はないの？

　言葉を話さない住人Mさん。喉が乾いたら台所の水道の前に行ったりします。でも、「喫茶店に行ってジュースを飲みたい。」とか、「遊園地に行きたい。」とか、「OＯを買いに行きたい。」など、話せない人は、伝えられない事ばかりです。もし、支援者が、「話せない人の事は、わからない。」と言って考えなかったら、本人の余暇や団らんは、「何もしてもらえない」か「ヘルパーさんの行きたいとこに付き合わさせられる」ことになるかもしれません。（第36話　「とにかくやってみよう‼」の巻より）