PTが教える"たったひとつ"の介護テクニック　Part2

！！無料公開！！PTならでは！リハビリ職員なら当たり前？
だからこそ、教えてくれない技術！
介護職の方は、この記事を見て実践できた人と見てない人の差は、
天と地との差があります。
是非、ご覧になってください！

今日のテーマは、

「ベッドでの寝返りと起き上がり」

ども！はじめまして！
こんにちは！こんばんは！
おはようございます！
huku©️と申します！

フォロー&評価お願いします！！

先日の話なのですが、

介護歴7年を迎えた職員が要介護5の寝たきり利用者様をベッドから車椅子にトランスファー（移乗）していた時のこと。

介護職員（はぜちゃん）「うーーーんっっん！！！！」
という呻き声が聞こえる。
私「ん？？」

それは、静養室から聞こえてきた。
私は、近づいていき中の様子をそーーーっとのぞく。

そこには、はぜちゃんが寝ている利用者様を寝返りさせようとしていたが、はぜちゃんは、152cmの小さな30歳。とっても小柄で、利用者様は、男性の身長167cm、体重60kgの方。
はたから見れば、完全にいじめ。（笑）
とはいえ、介護士として7年働いてきた彼女、頑張ってました。
私「もっと楽にできる方法があるから、教えるよ！」
はぜちゃん「ほんとですか？！教えてください！！」

ということで、、、。
解説します。

・・・・と思って再現VTRを取ろうと思ったのですが、はぜちゃんに断られたので、画像と文章で説明します。

いい感じの画像がありましたので、これで解説します。

寝返り

この写真のようにして頂きたいのです。
⑴まずは、足から動かします。側臥位になったときに上にくる足を軽く曲げてから、図のように下の足よりも手前にくるようにします。
⑵下にくる足は、なるべく伸ばした状態が好ましいです。
※足の動きは、基本的に同時に行うと利用者様がしんどくないです。
※この状態は、安楽肢位といい、もっとも楽な姿勢です。

起き上がり

あらじめに説明しておくべきことがあります。
画像のようにして頂くのですが、、、。
この方法、理学療法士の方々でしたら知っている動作分析と言います。
そして、この方法がもっとも楽な方法だと言われております。
どんな疾患でも基本的な動きになります。

解説します。
⑴寝返りは、左から２つ目の画像までして頂きます。（この時、ベッド柵があれば、上にきている上肢で持っていただくとさらに安定します。もてなくてもOK）
⑵３つ目の画像で足をおろします。両足を同時におろしましょう。そして起きて頂きます！

おわり！！！

と言いたいところですが、本番はここから。

そもそも、軽度な人であればある程度できます。
問題は、重度な方です。
想定は、寝たきりの状態で手足が動かせないことを想定します。

介助者がどういうポジションでやればいいのかの説明をしていません。
介助者の立ち位置ですが、

⑴左手を両膝を抱えるように差し込みます。
⑴右手を首を下から支えます。
このポジションは腰を曲げて行う解除方法になります。
若干つらいかもしれませんが、もっとも楽な方法です。

⑴足から下ろすのがポイントでこっから一気にベッドに座って頂きます。

この時には、左手は抜きます。右手で体を支えます。
この方法が重度者の介助方法になります。

運動力学をもってすると軽度者の介助はもっと楽になります。
ここもポイントになりますので、しっかりと見てください！

はい！
脊椎と骨盤の画像です。
骨の構造と関節構造を理解すると納得いく介助が行えるようになります。
脊椎にも関節がありますが、ほとんど動きません。（実際には動きます）
そこで、これを利用します。
側臥位になっている状態が上の画像になります。
骨盤に右手を当てて右下方向に介助者が力を入れるだけで、とてつもなく起き上がりがしやすくなります。
ほかにも、足を支えるだけで起き上がることができかたもいます。
これは、骨盤と脊椎が上半身と下半身をつなげる唯一の場所だから。

この方法を知っている人はめちゃくちゃ少ない！
知っている方はハナタカさんです♫
是非とも、ご覧になったかたはやってみてください。
心配な人は、同僚とやってみても良いと思います！

これであなたもプロの職員です＾＾

今回のテーマですが、介護歴10年経った職員に教えても、「すっごい楽になった！」と称賛を受けるほどです。

人間の構造を理解した上で行う介護とそうでない介護は、利用者の負担軽減を行えるだけでなく、職員の疲労感をも軽減できます。

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