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タロウ

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きのうは、タロウの四十九日でした。花を買い、いつものタロウのごはんとふかしサツマイモをタロウの遺影の前に置いき、夫とふたりでYouTubeのお経を流し、タロウを偲びました。

タロウはきのうまで、我が家の軒先に居ました。人が亡くなると四十九日までは、家の軒先にいるのだと母が言っていました。だから四十九日が終わるまでは屋根の修繕とかはしてはいけないと。

12月に入って寒い日もたくさんあったから、軒先にいたタロウはさぞかし寒かっただろうと思います。

でも、今はもう天国へ着いている頃だと思います。来てみたら天国も案外いいところだなぁワン!とか言っているでしょうか。

天国には私の母がいます。タロウは母が知り合いからもらって来てくれた子犬だったので、天国でまた母に会えて、『タロちゃんも来たんやな』とか言われてタロウも嬉しくて母に体をすり寄せていると思います。

母が亡くなってから2年6か月間、タロウはよくがんばって生きてくれました。思い出は尽きません。タロウを思うと今も涙が出そうです。

でも、これからはタロウは空の上から私たちを見守ってくれます。そして、時々遊びに来てくれると思います。

そうちゃんが描いてくれたタロウの絵、時々見に来てね。そうちゃんはこれからもタロウとの思い出の絵を描いてくれると思うから、新しい絵も見に来てね。

私たちが遠出をするときやドライブをする時は、空から風のように駆けて来て、車の後ろの座席にちょこんと座ってね。一緒に行こう。

そうちゃんやはるちゃんが大きくなるのを空の上から見守っていてね。

タロウ タロウ かわいいタロウ。タロウがいてくれて本当に嬉しかった。かわいいしっぽは見えないけれど、心はこれからもずっと一緒だよ。

感謝しきれないくらい、いっぱいいっぱいありがとう。
タロウ大すきだよ。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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