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大切なこどもたち

1817文字

今年の秋まつりは、私の住む地域ではコロナ以前のような賑わいを取り戻しつつあります。

毎週末の朝はどこかで狼煙があがり夜には花火が打ちあがります。あれはどこの辺りかな?以前の賑わいが戻ったんだなぁ✨って、遠くの花火を見ながら思います。
田舎の秋祭りの花火なので30分もすれば終わるんですが。

みなさんの地域の行事も今年は賑わったでしょうか。

地域のお祭りなどはコロナ以前のような感じに戻って来たようにも思いますが、自分自身の暮らしぶりや心情の変化はこの3年余りで確かにあったと思います。

物事に対する価値観も変わらざるを得なかったようにも思います。

10年以上前からほんの昨年頃までは私の体感として、お金の価値ってほとんど変わってなかったように思うのです。

話が長くなるので詳しくは書きませんが、14年ほど前に当時大変だった私の仕事を手伝ってくれた親しい人たちへ、年度終わりにお礼をと思って1万円ずついれた封筒を渡したことがありました。

お金とか本当は失礼なんでしょうが、私は親しい人へのお礼は一番手軽に何とでも交換できるお金と決めていたので、その時も訳を話して封筒に入れたお金を渡したところ、こんなにたくさん受け取れませんと言ってどうしても受け取ってもらえませんでした。仕方なく品物を購入して渡しましたが。

その1万円。たぶん昨年頃までは14年前とそんなに変わらない価値だったと思います。1万円と言えば、もらったらちょっと嬉しくて何を買おうかな🎵なんて思える金額だったと思います。

それがどうでしょう。スーパーへ食材を買いに行くと否が応でも『お金の価値が急激に下がった』ことを感じるようになりました。

物価が上がったと言うことは、同じ金額で買える物の量が減ったと言うことですよね。

我が家は夫とふたりなので、それほどたくさんの食材は要りませんがそれでも同じ金額で買える量が減ったことはとても感じます。

じゃぁこれが、育ち盛りのお子さんがいるご家庭ならどんなふうに感じていらっしゃるかなと想像してしまいます。

孫のそうちゃんはうちへ来たら、自分の食べたいものをリクエストします。3年生後半ともなると体も大きくたくましくなって食べる量も多くなりました。私はそうちゃんやはるちゃんが食べたいものをおなかいっぱい食べてほしいし、食べてくれるのが嬉しいのでたくさん作ります。

でもかたや毎日食事を作る娘は、物価高騰で生活が苦しくなっているんじゃないかと心配にもなります。

私の幼少期の暮らしぶりはとても貧しかったのですが、貧しい中でも(たぶん母は自分の分を減らしてでも)私たちにはおなかいっぱい食べさせてくれました。昭和30年代頃の話です。

でもこの令和の時代でも、『親は我慢してでも子どもには体にいいものをおなかいっぱい食べさせてあげたい』という状況のご家庭もあると思います。

みんなが貧しかったあの頃なら、あるいは仕方なかったことかも知れませんが今は時代が違います。

働いても働いても賃金が上がらずストレスだけは増えていき、それでも必死で働いて家庭や子どもたちを守ろうとしている親の食費さえも削らなければならない時代が来ているのかなと思ったら、切なすぎて何とも言えない気持ちで泣けてきます。

子育てをするお母さんやお父さんがたまにはゆっくりできて、お金の心配もそれほどしなくて良くて、未来は明るいって思える世の中だったらどんなにいいでしょう✨

子どもたちはお母さんやお父さんが笑っている顔が一番好きです。心が安定します。

すべての子どもがおなか一杯食べて安定した気持ちで勉強したり遊んだりできる環境が当たり前の世の中であってほしいです。いろんなことに興味を持ち経験する中で、自分の好きなことを見つけて家族や友だちと楽しい子ども時代を過ごしてほしいと私は思います。

子ども時代は人生の中のほんのわずかな年数です。過ぎてしまえば短かったなと思うような年数です。そう思うとなおさら愛おしくて大切にしてあげたい気持ちでいっぱいになります✨

大切な子ども時代を何の心配なく過ごさせてあげるために、
私たち大人はどんな努力をしていけば良いのでしょう・・・。みなさんはもうたくさんの我慢や努力をされていらっしゃると思います。これ以上どうすればいいのか正直私にはわかりません。
どなたに尋ねればお教えいただけるのでしょう・・・。


最後までお読みいただきありがとうございます。
きょうもステキな一日を✨

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