②悟入者だけが知っている本当の私・真我
悟りを目指している人たちが知りたがっていることの一つはきっと、次のことであるはず。
悟入してる人とそうでない人の具体的な違いは何?
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悟入してる人は悟ってて、そうでない人は悟ってない……なんて回答をしたら張り倒されるかね。
まあそれはよいとして、前出の問いに対しては色々な回答があり得るんだけど、その中で分かりやすいものを一つ挙げておこう。
悟入してる人は自分を成り立たせているものとして心・体・真我の三つを知っている。
それに対して、悟入してない人は自分を成り立たせているものとして、心・体の二つだけを知っている。
(※ちなみにここに言う心ってのは顕在意識と潜在意識の両方な。多くの人に真我と誤認されやすい潜在意識もその中に含まれている点にご注意。)
以上を踏まえてここで一つ、ある目的のために心・体・真我のそれぞれを色になぞらえてみたい。
特に深い意味はないんだけど仮に、心が赤色で、体が青色で、真我が黄色だということにしてみようか。
そうした場合、悟入者(悟入してる人)が知っている色は赤・青・黄の三色、未悟入者が知ってる色は赤・青の二色ってことになる。
それは言い換えれば、悟入者は未悟入者が知っている赤色・青色の他に黄色というもう一つの色を余分に知っているということでもあるわけだ。
どうしてこんな喩えをしたかというとだね、悟入者が知っている真我というのは、未悟入者には想像することも類推することも絶対にできないものなんだってことを、誰にでも分かりやすい形で明らかにするためな。
前出の喩えから、次のことが見て取れるに違いない。
未悟入者が真我の何たるかを想像したり類推したりしようとすることは、あたかも赤色と青色しか知らない人が黄色がどんな色なのかを想像したり類推したりしようとするようなものであって、絶対に実を結ぶことはない。
とはいえ、悟りの可能性という観点から見た場合、彼らに希望が全く無いわけではない。
彼らに希望が全く無いわけではないのは、真我は万人に等しく備わっているものでもあるから。
彼らが真我を知らないのは彼らに真我が無いからなのではない。
彼らにも真我はあるんだけど、今はただそれを知らないというだけのこと。
そして悟入者は彼らより先にそれを知ったというだけのこと。
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現在ブログで悟り系記事を発表中。
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今後ともよろしくお願いします。
「悟りのブログ」「アウトオブスペース系の悟りとは」管理人・中島タローでした。
中島タロー
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