【クラウドキッチンとは】海外のフードデリバリー 市場について
フードデリバリー「美団点評」2018年通期決算、売上高1兆円を突破
第4四半期の売上高は198億元(約3300億円)
2018年通期の売上高は前年比92.3%増の652億3000万元(約1兆800億円)
取引総額は前年比44.3%増の5156億4000万元(約8兆5500億円)
2018年通期の純損失額は、85億2000万元(約1400億円)
第4四半期のみでは純損失額は18億6000万元(約300億円)
前四半期の25億元(約400億円)から減少
主力事業のフードデリバリーでは、
2018年通期の売上高が前年比81.4%増の381億4000万元(約6300億円)
売上総利益は52億7000万元(約900億円)
新規事業全体の売上高は前年比450.3%増の112億4000万元(約1900億円)
美団全体のユーザーは年間4億人を突破(前年から約1億人増加)
ユーザー1人当たりの平均利用回数は年23.8回(前年の18.8回より増加)
加入店舗も、前年比32.1%増の580万店に増加
中信証券は美団のフードデリバリー事業について
「市場シェアは緩やかに拡大している」とした一方、
2019年の市場動向については「成長が鈍化し、各社間の競争も激化する」との見解を示した。
Uber元CEOのカラニック氏が、クラウドキッチンビジネスに参入するワケとは?
クラウドキッチンの台頭は、飲食業界の競争激化と、飲食店の、いわゆるリーンスタートアップが増加している事が背景にあるともされている。
クラウドキッチンでは
接客の必要がなく接客用の従業員を雇う必要もない。
また、配達もグラブハブやUber Eatsなどが行うので配達スタッフも雇う必要がない。
料理人は調理に専念すれば良いのでオペレーションが極めてシンプル。
zomatoオンラインフードデリバリーシステム開発のZomato社は、
4つのキッチンが利用可能なクラウドキッチンをプロの料理人に貸し出しているので料理人は出店コストゼロで飲食ビジネスの立ち上げが可能。
なお、Zomato社は必要最低限の大きさの物件を取得し、経営破綻した飲食店などから買い取った調理器具などを設置し、出店コストを抑えているという。
ヨーロッパの「クラウドキッチン」のスタートアップ、Keatzが約15億円を追加調達
このラウンドを支援したのは、
Project A Ventures、Atlantic Food Labs、UStart、K Fund、JME Venturesベンチャーキャピタル
中国のゴーストレストラン支えるPanda社が55億円調達、施設倍増へ
今回のシリーズCラウンドはTiger Globalが主導し、既存出資元のDCMやGenBridge Capitalらも参加
中国のフードデリバリー市場は330億ドル(約3.7兆円)規模