【高齢者向け?】教育事業

中高年向け動画コミュニティサイトの「糖豆」:シリーズCで資金を調達

中高年女性に人気の「広場ダンス」用動画コミュニティサイト「糖豆(Tangdou)」を運営する「北京夢之窓数碼科技有限公司」が、シリーズCで資金を調達した。

出資者は
「騰訊投資(Tencent Investment)」
「GGVキャピタル(紀源資本)」
「順為資本(Shunwei Capital)」
「IDGキャピタル」
これまでに糖豆が調達した資金は総額で1億ドル(約110億円)となった

◆Papa

・サービス内容
シニアがPapaのアプリに登録すると、Papaは同じく登録済みの大学生をシニア宅に派遣する。学生は車でシニアを医者まで送ったり、店に一緒に買い物に行ったり、家事やペットの世話をしたり、パソコン機器操作などを補助したり、話し相手になったりすることで報酬を受け取る

パーソナルテストを実施し、トレーニングを行って、合格した学生のみを派遣する

◆Truelink Finance

高齢者が巻き込まれる代表的な犯罪の振り込め詐欺やオレオレ詐欺用に
クレジットカードの管理者を別で設定できるようにする

◆GoGoGrandParent

ガラケーでUberを呼べる

2016年の時点でアメリカでスマートフォンを持たない高齢者は7500万人超

◆Moff

・toBサービス
腕や脚にウェアラブル端末Moff Band(モフバンド)を装着し、
タブレットにインストールされたアプリを通して自立支援に向けた
ロコモ予防動作トレーニング、日常生活動作トレーニング、
頭脳トレーニングをワンストップで受けられる。
また、モフバンドが自動的にモーションデータを記録、分析し、その結果をもとにその人に合わせた目標を設定する。

2019年、教育ベンチャーが考えるべき商品力

・新路線:早期幼児教育、素質教育、国際教育、職業教育

K12(幼稚園年長から高校までの13年間)、早期語学教育という2大ニーズはすでにほぼ満たされている

1. 早期幼児教育熱は2018年に少しずつ高まり、「凱叔講故事(Kaishu Story)」、「宝宝玩英語(Baby English)」などが大型の出資獲得。VIPKIDや猿補導も低年齢教育プロジェクトを進めている。
現在の市場では優良コンテンツが不足しているため、この分野は2020年まで活況が続きそうだ。

2. 素質教育は2018年上半期に一時盛り上がりを見せて下半期には落ち着いた。素質教育の定義は「試験対策以外のすべての教育」であり、理数系や英語口語などのほか、校外教育、自然教育、STEAM教育(科学・技術・工学・数学・芸術)、ロボット、スポーツや音楽、絵画、ダンス、チェスなども含まれる。

3. オンライン国際教育は、2018年下半期には大手VCやFAの注目を集め、水面下で多数のプロジェクトが動いている。
国内のインターナショナルスクール、留学前教育、留学後の人生設計構築といったプロジェクトは、いずれも十分な資金を調達している。

4. 景気が下降局面にある中、企業の人件費は上昇し、就職前・就職後の専門技能の教育を求めるニーズが高まっている。