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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年3月22日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
火曜日にNAPLAN(全国統一テスト)が終わり、まだ週が始まったばかりだというのにやり終えた感が漂う我が家の子供たち。
週末に体調を崩していた息子もなんとか回復し、自分自身ちょっと疲れが溜まっていた感があるので、3月の後半に向けてリセットして走り切ろうと思います。

【金融ニュース】

ウォール街の人気指標であるボラティリティは、株価の回復が深まるにつれて急落しました。銀行が急成長し、世界当局が保証したことで、最近の金融不安が本格的な危機につながるとの懸念が和らぎました。

これを「平穏」と呼ぶ。あるいは、嵐の前の静けさとでもいうのでしょうか。

いずれにせよ、銀行の混乱を解決するための協調行動により、今のところ秩序が回復しています。市場のいわゆる恐怖指数であるVIXは、2日間で5月以来の急落に向かいました。連邦準備制度理事会(FRB)の決定に向けて、トレーダーは、インフレとの闘いを進め、金融安定化へのコミットメントを示すために、25bpの追加引き上げに賭けています。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■フェデラーを擁するシューメーカー、テニスブームで急成長期待

・スイスのスニーカーメーカー、オン・ホールディングは、伝統的に大手ライバルのアディダスAGとナイキ・インクが支配するスポーツフットウェア市場に新興企業が食い込むことで、同社のテニスシューズとランニングシューズが今年40%近い売上成長を牽引すると予想した。

ニューヨーク市場で株価は30%も上昇し、2021年9月の取引開始以来、最大の日中上昇率を記録しました。オンの活発な成長は、アナリストの予想を大きく上回り、ほぼ倍増した第4四半期の収益を土台とするものだ。

スイスのチャンピオン、ロジャー・フェデラーが支援する同社は、スポーツ分野で急成長を遂げている一握りの小規模ブランドの1つであり、業界の主役の軌道を抑制する恐れがあります。他の急成長ブランドには、Deckers Brandsが所有するHokaや、Berkshire Hathaway傘下のBrooks Runningがあります。

・初めてOnを目にしたのはトライアスロンに打ち込んでいた2014年ごろだったと思う。斬新なデザインに、お店のスタッフから語られるスイスの画期的なテクノロジーに感嘆した。NikeやAdidasの二大巨頭がスポーツシューズのマーケットを席巻している中でポッと出てきて見た目で注目されるだけの継続が難しいブランドは珍しくない。ところがあれから9年、ブランド設立から13年経った今、フェデラーと契約し、ランニング以外にテニスなど他の分野にまで足を伸ばしていることに驚きました。
Under Armourしかり、スポーツアパレルの成熟した市場に参入するのは難しいと誰もが考えそうな時代に独自性を打ち出して市場を撮りに行くというのは想像を絶するプロセスだっただろうと思う。バスケットボールのシューズにしても猫も杓子もNikeかAdidasだった一昔前を考えると多くのブランドが選ばれるようになってきて、目にも新しいし、公平性が増したように感じます。

■住宅販売データが記録的な落ち込みに終止符を打ち、ホームビルダーはアウトパフォームする

・ホームビルダーは、中古住宅販売件数が1年間の低迷を脱し、2月に2020年半ば以来最も増加したとのデータを受け、火曜日に1.7%も上昇している。

予想以上の好結果は、高騰するインフレ、銀行危機、経済の不確実性の中で、投資家にとって希望の光となる。S&Pコンポジット1500ホームビルディングインデックスは、今年に入ってから17%上昇しています。
住宅ローン金利はピーク時から緩和されているが、住宅ローン金利が低い住宅所有者が金利の高い市場に参入する動機を見つけるのに苦労しているため、住宅再販は不足する可能性がある。

・金利が最も低かった2021年に固定にした金利が2024年に満期を迎える人たちが多くいる。そんな人たちからすれば今は売り時じゃない。要因は主に二つ。すでに投資物件の金利は7%にも達しているため、買い替えをするのであれば金利が上がることは必至。そして2つめは物件価格も上がっているため同等の物件を買おうとすれば高い競争に巻き込まれほんの数年前から2−30%も上昇した金額を出さなければならないこと。
この2つが不動産の流動性を鈍らせています。

■世界で最も出張費が高い都市はここだ

・ニューヨークは2022年、パンデミック後の出張や観光の急増で費用が前年比8%上昇し、世界で最も高額な出張先であり続けました。

コンサルティング会社ECAインターナショナルは、4つ星ホテル、食事、タクシー、飲み物、付随品を調査の一部としてカウントし、ビッグアップルは1日あたり796ドルの割合でビジネス旅行者に負担をかけたと発表しました。

ワシントンDCとサンフランシスコがトップ5に入るなど、全体的に米国が上位を占め、スイスはジュネーブとチューリッヒが上位に入った。

・ホテル、タクシー、食事そのどれもが目に見えて値上がりしている。
生ビールが$18だった。と聞くと何か特別なビールを想像するでしょうか?5つ星のホテルのラウンジとかそんな場所を想像するかもしれません。
オーストラリアでも一般的にパブやバーに行っても大体$12だということを考えると割高ではあるんですが、なんてことない普通のイタリアンレストランの生ビール。ピザやパスタは$30からなんて値段設定だけどそれが普通。
どこに行っても$10以下で食事が食べられるところなんかないと思うとこの国の物価高は異常だと改めて思います。

【最後に】

今、目に見えるすべてのものが見えないレベルで常に変化している。
それはきっと盤石に見える大手企業だって、ずっと同じように市場を席巻できるわけじゃない。
「諦めずに続ける」「正しい努力をする」って本当に大事。
個人がそれを成し遂げるには、自分の強みを活かして、やり抜く。
そのためにはやっぱり習慣化、当たり前のように、まるで毎朝毎晩歯を磨くように手を動かすことが大事。
それでは皆様、今日も素敵な1日をお過ごしください。

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