断捨離

お久しぶりです。

本日、ようやく浪人時代の予備校の教材を全部捨てました。捨てるまで長かった(笑)

何故か今まで数々の思い出を残していたんですが、このまま思い出を残してると心がどんどん死ぬ気がしたので捨てました。

思い返すまでもなく、今までの人生を振り返ってみると総合的には「どうしてこんな惨めな状態になったんだろう」と思わざるを得ません。

多浪して人生が狂ったとかではなく、むしろもっと前から、幼稚園からずっとキツイ思いをしてきました。幼少期から小学校までイジメにあい、中学では父親から怒鳴られたことをいつまで経っても治せず毎日家で怒号が飛び交い、高校ではイジられキャラなどと称してイジメ同然の扱いを受けながら、周りには「イジられてて愛されて幸せだね」と、同情すらもらえず1人で耐えてきました。父親の怒号もエスカレートしていきました。そんなに怒らなくていいことでいつまでも怒鳴っていました。家にも学校にも居場所はなく、かと言って他のところに居場所を求めることはしませんでした。「自分の頭がおかしいだけだから、家庭や学校は自分を矯正してくれてるんだ」と思い込むことでなんとか心の平静を保ってきました。しかも貧困家庭とか虐待とか、わかりやすい形で世に出ることがなかった分「恵まれてる」と周りから言われ、同情すらされないのが一番キツかったです。

昨年頭に高校同期と縁を切り、それまで手放せなかった多くの環境からようやく離れることができました。でも心のどこかではわかっていました。普通に生きていたらそこまで全ての環境が敵になることなどあり得ません。おかしいのは自分の方だと。自分が歪んでいるからここまで周りの人間は自分のことを、自分の考えを、自分の想いを「頭がおかしい」の一言で取り潰すんだと言うことを。

縁切り神社に行き「自分と縁が切れますように」とお願いすることはもう何十回もしてきました。でも大して変化はありません。スピってるだけでは当然何も変わらないわけで、ちゃんと実行に移す形で自分の過去を捨てないとダメだな、と思いました。今までずっと自分の過去を否定しながら何故か捨てられなかった思い出の品の数々。恐らく心のどこかで納得できてない思いもあったのでしょう。でもその「納得できない」心自体とも縁を切らないと行けないと思いました。

ようやく予備校のものと縁を切り、次は高校のものを捨てようと思います。
捨てた先には何もありませんが、「捨てないまま」でいるよりも本当の意味で幸せな人生をいつか歩みたいです。


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