フィリピン電力大手メラルコが小型原子力発電所の実現可能性調査を申請

小型原子力発電の実現可能性調査申請


電力会社マニラ・エレクトリック(メラルコ)は、SMR(小型モジュラー原子炉)の実現可能性調査を行うために、USTDA(米国貿易開発庁)からの助成金を申請しています。

マルコス大統領、原子力を検討


マルコス大統領がエネルギー安全保障のために国のエネルギーミックスに原子力を含めることを検討する旨発表しています。
以前、エネルギー省 (DoE) は、フィリピンが原子力をミックスに組み込むことができるようになるまでに 10 年のタイムラインを見積もっていました。
フィリピンのエネルギー供給問題に対処する信頼できる安定したエネルギー源として、原子力を採用することを検討しています。

慢性的な電力不足


今週だけでも、フィリピンのナショナル グリッド コーポレーション (NGCP) は、ルソン島とビサヤ諸島の送電網に電力不足のアラートを発令しました。
国内最大の配電会社であるメラルコにとって、通常、乾季には電力需要が急増するため、代替エネルギー源を探すことが重要になっています。
2023年の電力供給はまだ逼迫しているため、メラルコは、乾季に予想される需要をカバーするために、2 つの緊急電力供給契約を確保しようとしています。

情報ソース


本記事は下記のニュースを要約しました。
https://www.bworldonline.com/corporate/2022/12/09/492055/meralco-eyes-us-grant-to-look-into-small-nuclear-reactors/

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