見出し画像

イントゥザワイルド


非常に哲学的なテーマなのに、演出や映像自体はアバウトに壮大に進んでゆく。

言語化できないものが映像に映されている感じ。ニュアンスの汲み取り。
だから結局なにが正しいか、
分からないんだよね。

でも旅先で会う人々の人生を見てみると、
その人たちなりに自分の正解を見つけて
生きやすいように生きてる。
それでいいじゃんって思えるし
知らないことだらけなんだとも改めて実感


もちろんこれを見てなんでもできそう、
いろんなところに旅に出たくなったけど、
見てる途中で私はやっぱり敢えて
文明を退化させずに時代に抗わない生き方のが良いなって思いました。
それが令和に生きる、生き方だから。

さらに語るとメイキングが本当に素晴らしい。知りたかった隋の部分を話してくれていたし、何よりチームの団結力や細部までのこだわり、天性の感覚を持った人々が集まり、
何の利益も気にせず、映像の仕上がりではなく、クリスの人生をいかに再現出来るかをモットーに作り上げていて、天才のクリエイティブ集団なんだなと感じた。
役者映像演出音響すべて共鳴していた。
(わかりやすく言うなら、中田ヤスタカとmikiko先生とライゾマチームのperfumeみたいな)

これは知り合った男の子が1番好きって映画で
サブスクになかったからわざわざ貸してくれたのね。

見るまでは本当に腰が重くて

気にはなってたけどなかなか洋画の気分になれなかった。

実際自分じゃこの映画は選ばなかっただろうし。


………すごいいい映画だったワ。。
映像美で大号泣よ。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?