見出し画像

幸せの呼び名

Beloved ♡ さん

こんにちは!魔タリカ741歳、(若返った)魂のR指定です!

いつぞやのメルマガでも少しご紹介しましたが、「Lina die Entdeckerin」(探検家リナ)というドイツ語の性教育の児童書をやっと入手しました。

ドイツ語は分からなくても、イラストだけで十分に内容を理解できる表現力豊かな楽しい本で、子供にも大切だけど、大人の女性たちにも必要な本だと思います。

この本は、教育者のリサ(34歳)、心理学者のカタリーナ(40歳)、イラストレーターのアンナ(29歳)、アーチストのフロ(49歳)の、四人の女性が創り上げたオーストリアの本で、目覚めた女性たちが手を携えて、自分たちの生きる世界をより良い場所にするため、創造力を発揮して責任を果たしているという印象です。

外性器をどう呼ぶのか、考えてみるほどに重要な問題です。正しい呼称がなくてさまざまな名前で呼ばれたら、感情的な妄想の坩堝になるより他ないのは想像に難くありません。

ちょうどもうすぐチネイザンが始まりますが、チネイザンにはもう一つ、カルサイネイザンという生殖器のチネイザンがあります。(日本ではコースは行っていません。)タオでは一つ一つの臓器の名前を呼び替えることはなく、生殖器も全て解剖学的名称を使ってレクチャーが行われます。当たり前なんですがw 生殖器もまた、ケアを必要としている一つの重要な臓器以外の何ものでもないんですから!

特にクリトリスは、生殖に関係がないという理由で、解剖学の教科書から省かれたという経緯もあります。リナの本でも、私たちのアナンガランガでも詳しくお話ししていますが、快適で安全な生殖行動にこれほど関連の深い臓器はないというのに!女性たちが喜びを受け取ることを厳重に封印されたのです。

まあだから、見た目が清楚で可愛らしい、尼さんみたいな清貧、貞淑な妻で、服を脱いだら淫乱みたいなファンタジーが莫大なお金儲け市場と化すのでしょうね。悦びは男性から与えてもらうもの。自分で悦びを作り出そうとする(自立した)女性はふしだらで危険な存在だという社会通念は、今だって頑として存在していますよね。

社会通念というのは、まさに第1チャクラに深く刷り込まれた集合無意識的なタブー特集で、私たちの精神的な自立と成長を妨げる最たるものです。

おそらく5〜6歳であろう探検家リナ。その年齢の私たちはみんな、純粋な探検家で行動者、発見者で、お父さんやお母さんを困らせたり、道端の花や樹々とおしゃべりしたり、鳥の鳴き声からメッセージを受け取っていませんでしたか?思い出してみてください。ちょうどこの頃が、社会に順応するため、内なる純粋な子供を封印した頃じゃないでしょうか。

私たちが探求する「成熟」とは、大人のカラダと心を持って、子供のような純粋なスピリットを取り戻すことです。

タオでは、苦しみや悲しみを排除しようとすれば、喜びも幸せも共に失う事になる、と教えています。人間存在から、その経験の一部を(マインドの都合により)封印したり、削除しようとすれば、感情や感じる力そのものの全体性を失ってしまうということです。

スピリチュアリティを生きるということは、人間の全体性を回復する道〈タオ〉なのだと思います。セックスも、クリトリスもまた、あなたの一部であり、全体でもある、ということなのです。

この本、日本語で読みたいですよね?!娘たちと一緒に、私たち大人のタブーも取り去ってみたら、どんな世界が開けるんでしょうか?内なる冒険の旅へ、いざ行かん。

Love♡

Tarika

2021 / 7 /7 発行メルマガ

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?