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愛と歓びのアドバタイズ

FacebookでもGoogleでも、一般の広告では「性」「子宮」「愛」「歓び」という文字が入っただけでNGが出てしまう(2016年3月)。要するに「差し止め」です。Facebook記事につけた画像を全てFB側から全て勝手に削除され、広告の出稿を差し止められてしまった。ちなみに削除された画像はこんな感じ。

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他にも乳房が露出してるヴィーナス誕生とか。乳房や乳首は(公共)放送禁止用語対象になっていて、授乳シーンさえNGだ。今見ても「ありえない」感じがする。私の講座参加者やメルマガ読者だって、みんなきっと腹を抱えて笑ってくれることだろう。

おかげさまで私は大手SNSに感謝はしているけれど、信頼はもちろんしていない。この頃はアメブロでも記事を勝手に削除されまくることが頻発していたので、私は表現の自由を侵されないメジャーではないが使い勝手の良い媒体を好んで使うようになっていった。

社会は愛や歓び、楽しみや遊びをポルノの範疇に入れてしまって湧き立つような歓びを禁じてしまった。ニュースでは殺伐とした事件ばかりと、欲望にまみれた広告が幅を利かせて我が物顔して「そこのけそこのけ、俺様が通る」生物としての人間の本能を拒否していったいどんな進化の道を辿ろうというのか?

「豊かな」社会とは何か?これじゃあ鬱だって、少子化だって、老人の痴呆だって止まるわけがない。タオでは、脳の純粋な栄養は「性エネルギー」だと言う。そうだとすると、ホルモンの司令塔である松果体のバランスの乱れが影響する疾患をはじめとして、アルツハイマーによる脳の萎縮、自律神経の失調や鬱など社会的にも深刻な問題を引き起こしている疾患はほとんどが性エネルギーに関連しているといえるのかもしれない。

言っておくけど、性エネルギーは性欲だけのことではない。わいせつなマインドの持ち主に対して何度でも繰り返そう。性エネルギーは「創造の力」だ。新しいプロジェクトを立ち上げそれを育て上げる力、絵を描いたり、音楽を創ったり、料理を創ったり、子供を産み育てる生殖の力、花が受粉して次世代の種を生み出す力、生命のエネルギー、それが性エネルギーだ。

性欲は、それらを生み出したい、創造したいという衝動と同義なのだ。性エネルギーから切り離された、みるからにEDな政治家や官僚がいくら暮らしの問題を論じようと、それが暮らしに寄り添ったものになるはずがない。

わいせつなマインドは、すべての生命の源を生ゴミのバケツに投げ入れて腐ってしまうほどに放置するから、性エネルギーは出口を求めてのたうちまわって歪んで腐臭を放つ。腐臭は瘴気へと変わり、病気や貧困の呪いを撒き散らす。この瘴気と閉塞感の中にあっても、女たちは目覚めて、大きなノビと深呼吸をするときなのだ。


最近の広告ではお母さんの授乳シーンまでもがポルノの範疇に入れられて、掲載差し止めの宣告をうけるらしい。

女性器を象った作品を創るろくでなし子さんは逮捕の憂き目にあう。私たち女性の体の一部はわいせつなポルノなのか?人は誰もが等しくここから生まれてきたのだ。自分たちの生まれてきた場所は、いやらしい成人向けの商品カテゴリーに属するものなのか?

命を蔑むものは誰なのか?

このようなマインドこそがポルノで、いやらしく卑猥な腐臭を撒き散らす根源となっていることに、本人たちはまったく無自覚だ。

ならば男性器はわいせつではないのか?

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インドの最高神シヴァの象徴は男根像で、その根元には必ずヨニ(女性器)が象られている。ヒンドゥー教徒は全員わいせつなのか?

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この神輿を担ぐ人々は神聖な儀式に参列して、神を言祝いでいるのではないのか?

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おまけにダンスをするには国の許可が必要なのだ!それなら盆踊りだって逮捕じゃないのか?

http://getnews.jp/archives/211748

最近じゃダライ・ラマ法王が転生するのにも中国政府が口出しするので、法王はとうとう後継を選挙で選ぶか廃止するか、とおっしゃっているという。

水瓶座の時代に入り、精神が物質に勝利する時代は目前だろうと思うけれど、古いエネルギーは断末魔の叫びをあげて風前の灯となった自分たちの信念を押し付けてくる。

結局のところ、吠えてみればきっと公共の場では私の発言すべてにピー音が入るに違いない。それくらいのマイノリティなのは知っている。これでも随分控えめに言ってるつもりだけども。愛と歓びの生命エネルギーである性エネルギーは神秘と祈りの、宇宙創生のエネルギーだ。

だから私たちは歓びとともにいるし、愛とともにいるという選択ができる。私たちは、Sacred Goddess Marketing 、聖なる女神のマーケティングを開始しよう。


2021/ 9/ 15 加筆

2016/ 3/ 8 ブログ記事より

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