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菩薩の手加減

Beloved読者の皆さん

明けましておめでとうございます!
魔タリカ 741歳、魂のR指定、読者の皆さんが順当な追い風に乗って、健康で幸せな2022年を送られますよう祈念いたします。


昨年末のメルマガで書きましたが、今年は40代以上の皆さんが、魂の本格的な「霊化」を目指すには良い頃合いだと思います。

それはただ、「シンプルでいる」ということ。
周囲の気持ちよりも、自分自身の気持ちと一緒にいること。
そこに向かって感覚を研ぎ澄ましていくこと。
女性たちにとって、これは簡単なようでちょっと難しいのです。

千手観音の千本の手は、女性の手を表しているのだと、聞いたことがありますか?女友達と楽しく過ごし、周囲への気配りを怠りなく、誰かが痛いといえば手当をし、誰かがお腹を空かせていれば食事を準備し、清潔な環境を整え、衣服を作ったり、子供の世話をしながら親や夫の面倒を見て、仕事に行けばあらゆる人の問題を引き受け、一緒に悩み、誰かが困っていれば手を差し伸べる。さあ眠ろう、と思ってから子供たちのためにお弁当の下拵えをして、学校の連絡に目を通し....

千手観音の手は、どんな衆生をも漏らさず救済し、地獄の苦しみからも救済するための手なのだそうです。現代風に言い換えればヒーラーの手であり、
常に誰かに差し伸べるための手、女性のマルチタスクな姿を象徴しています。

千本の手のひらには、絵の具や彫刻で、眼が描かれています。
神楽坂のセッションルームにいるうちのご本尊、白ターラ菩薩の手にも、顔に3つ、両手両足で、合計7つの目があります。
菩薩の手にある眼は、全ての衆生の苦しみを見通すための眼です。
ターラ菩薩はチベットやネパールでは人気のある女神で、観音菩薩が
「いくら修行をしても衆生は救えない」
と涙した左目からは緑ターラが、右目からは白ターラが生まれ、菩薩に代わって苦しむ人々救うために奔走しているのだそうです。

最近のスピリチュアルな人たちのクレアボヤント(透視者)の方々は目で見えるようなヴィジョンを見ようとする人が多いのですが、私のようなボディワーカーはみんな、手を使って視ているでしょう。
身近な例ではお母さんが子供に手を当てて、「イタいの痛いの飛んでいけ〜!」とやるように、手には癒しの力が備わっています。

手は独自の知性を持っていて、頭が忘れたことも憶えていて、頭よりも先に動き出して「あ、そうだった!」と思い出せるように、頭を助けます。
カラダもまた、頭で考えなくても、頭よりも先に動き出して、私たちの日常業務を容易にします。危険を察知するのもまた、頭ではなくカラダの方がコンマ何秒か早いのだそうです。

手はまた、心臓と直結し、心臓の状態を表現します。
心臓は本来、愛、喜び、幸せを創り出す場所ですが、状態がよくない場合は
短気、焦燥感、横暴さを創り出します。焦って手がすべった、とか、強烈な抑圧がある場合は考えるより先に手が上がる、なんてことにもなってしまいます。物事には、なんであれ常に陰と陽の側面があるので、助けたいと思って手を出しすぎれば、相手の力を結果的に奪ってしまう、ということもあります。手の出し加減は特別なスキルが必要で、それは観音様が教えてくださいます。

手は、あなたが意識するしないに関わらず、あなたの世界を創造しています。だから女性たちは手仕事が好きで、黙々とする手仕事中に瞑想状態に入ったりします。あなたの霊化の促進は、意識を合わせたらすぐに千手観音やターラ菩薩が助けてくれるに違いありません。

今年もタリカとタオイストジャパンは皆様の健康と幸せをお手伝いするため、身体を魂の依代とし、白ターラ菩薩のご加護を受けて、日本中を奔走したいと思っています。今年もどうぞよろしくお願いします。

Love♡

Tarika

2022/1/5 発行メルマガより

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