12時間制と24時間制にこだわる

物心つくまえからに鉄道好きで、時刻表や鉄道ファンにグラフ誌など父の買い求めたものを愛読して育ち、虫取りよりも駅に行くのが好きな子供でした。

で時計です。1時2時……12時はすんなり覚えましたが、どうにも苦手だったのが24時間制です。15時が午後3時というのもいちいち指折りしたりで、国鉄監修の交通公社の時刻表読むのにも難儀していました。
それを克服したのは道行く自動車のナンバープレートでした。小学校何年の時か、担任がナンバープレートの数字を10になるように計算して算数(数学)に強くなるんだと話されていて、ピンときた自分は、これで24時間制に慣れそうだと思ったものです。
どうしたかというと、ナンバープレートの数字を24時間で考えればいいと!
785なら、7時間に85分は1時間と25分だから、8時間25分(8時25分)。
4682なら、46は1日(24時間)と22時間に82は1時間と22分だから、1日と23時間22分(1日午後11時22分)という具合に、計算を重ねていきました。
それを重ねていくうちに不思議と24時間制が身についてきて、暗算も身についてきて、肝心の時刻表読みにも熱がはいったものです。

最近見た居酒屋さんの案内:午後17時開店で朝5時までやっています!とありました。夕方の5時から朝の5時まで開店しているという、当たり前の表記ですが、いやいや問題おお有りですよね。だって24時間制と12時間制が混在してるんですから。1日を午前午後と12時間制表記で書くなら、午後17時は存在せず、あえていうなら朝5時開店、閉店が朝5時となります。あれれ24時間やってるんですか?と半畳も入れたくなります。
こういう事書くと”わかるからいいだろう”という声も多いのでしょうが、こうした細かな部分に気を使うかどうかは、その仕事に対する姿勢を見る上でも気になるのです。
特に広告・宣伝関連の仕事に携わる方は気を付けてほしい部分です。

これに限らず、表現や姿勢などのこだわりについて、これからも書いていきたいと思います。特に最近はSNSで思考が刹那的になり、またスマホが棒を壊しているのではないかということも散見されます。
鉄道に限らず、政治や環境に趣味的な部分も書いていきたいと思います。
今の時代にくさび打つ役割になるのでしょうね。小うるさく参ります。




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