俺の中で #ニーアリインカーネーション というゲームはクソゲーに認定したい。
いくつかのクソゲーになる要素が多いが、一つ一つ紐解いていこうと思う。
まず、よくある無個性の体力回復型のスマートフォンゲーム。
本当にこれはクソゲーだと思う。
自由という言葉は、閉塞されることによって生み出される。それは黒があれば白があるように。このゲームは自由を物凄く奪っている。
ゲームができるのはほんの少しだけに絞ってユーザーがいくらやる気を出そうと思って攻略をしようとしても体力制限にて『今』できることがとてつもなく少なくなる。
これが体力回復型のクソゲーたる所以。
勘違いをしないでほしい。
これはニーアリィンカーネーションがクソゲーというわけじゃなく、この体力回復型ゲーム全部がクソゲーと言いたい。
次に戦闘システムだ。
本当にこれはクソ&糞としか言いようがない。
ニーアはシリーズを通して『アクション』RPGとしてリリースされていた。
だが今回はコマンド方式のアクティブタイムバトルシステムとなっている。
これを採用したことが、悪いというわけじゃない。このシステムを不完全で実装していること自体が悪でありクソゲーと言っても過言ではない。
通常この手のゲームは数千数万回と戦闘を繰り返す事がある。
よって戦闘システムがとてもつまらないものであれば、5-6割の確率でゲームとしてつまらないと言われてしまう事が多くある。
何が不完全であるかは、幾度も戦闘を繰り返したプレイヤーならわかるだろう。
・攻撃したい敵を選択ができない。
・必ず3ウェーブ(1ウェーブの時もあるがほぼ無い)でパターン化されすぎている。
・自キャラのコマンド選択の少なさ
・戦闘中のキャラボイスの少なさ
・戦闘中のカメラアングル
などなど、上げればキリが無くなる。
1番上に記載した『攻撃したい敵を選択ができない』、『自キャラのコマンド選択の少なさ』はコマンド式RPGにとっては致命的すぎると思っている。なんの戦闘の駆け引きもできずただただセミオートの戦闘をまるで他人のプレイしているゲームを何千回と眺めさせられてしまっているようだった。
最後にガチャだ。
本当にこれは悪しきゲーム風習だと強く俺は言える。
ゲームに運は付きもだと思う。
だが運だけがゲームはクソゲーと断言できる。
運要素はあくまでおまけでしかならないのに、それを表立たせてそれによってゲーム体験を大きく変えてしまっているのはとてもつまらないゲームだ。
具体的な説明をしよう
ドラゴンクエストでも運要素はある。例えば戦闘で会心の一撃が出たりするかどうかやメタルスライムとのエンカウント、アイテムをドロップするかどうかだ。
この体験によりユーザーはもしかしたら、次の攻撃は会心の一撃でモンスターを倒し経験値を得られるだろうと考える人もいるだろう。
だが、大半の人はそう思って攻撃を仕掛けない。あたったらラッキーだなと思うレベルで、そもそもそういったシステムがあったなと会心の一撃が出て思い出す。その程度でしか思っていないのだ。
ガチャゲームは、ガチャをひかせレアを当てさせることが既にゲームのメインコンテンツとなってるのがクソゲーなのである。
サイコロを振りより多い目の人が勝ちますと同じことを言っている。
それはとてつもなくつまらない。ゲーム化する必要性がどこにも見当たらないほどに。
『よくあるガチャゲーじゃん。何ムキになってるの?』と思う人もいるだろう。
だがあえて私はこう言いたい。
『有名IPからクソゲーを排出するな』
と。
期待だけを煽り名前に有名タイトルを付けて、過去作のいいところを踏襲しているのかと期待を抱きながら、既存のファンはプレイをすることが多いと思うが、その人等をすべて裏切ることにしかならない。
ニーアリィンカーネーションは踏襲をしていないわけじゃない。ストーリーはヨコオタロウ節がとてつもなく濃く現れており、人の憂鬱さや後味のクソほどに悪い部分が如実に現れている。
だが、そのストーリーの描き方も不満しか残らない。
キャラはほぼ動かず、まるでサウンドノベルのごとく声優が文章を読み上げていく。
期待しているストーリーは描けているのに表現力が足らず、スマホということを除いたとしても今までのストーリーの表現方法よりも表現力は落ちていると言える。
AAAタイトルや、前作と比べるのは違う、間違っているだろうという声もわからなくはないが、それであるなら『ニーア』というIPをつけ大々的に売り出すべきではない。この一言に尽きると私は思っている。
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