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櫻坂46 三期生 おもてなし会に行きました

櫻坂46、新メンバーオーディション。
それが発表されたのは、6月。まだ菅井友香さんの卒業が発表されてない頃でした。
月日は流れて、11/9。櫻坂46 2nd TOUR FINAL、菅井友香さん卒業の日。私が滅茶苦茶泣いたあの東京ドームの公演を三期生も見ていました。なんならその後、菅井友香さんと対面してた事がわかりました。いいなぁ。
三期生が卒業を見守る、そこから始まるのが三期生ドキュメンタリーです。
当初公開されたメンバーは9人。後に2人が公開され、計11人の三期生が発表されました。そこで色々な事がありました。そしてその先にあったのが、三期生の初イベントであるおもてなし会です。前置きが長くなりましたが、そのおもてなし会に参加してきました。

おもてなし会ってなんぞや?となると思いますが、端的にいえば新メンバーをファンに知ってもらおう会です。ライブパートはもちろん、その他のコーナーあるため、謎コーナーはいいからライブ見せて!って人は微妙なのかもしれないですね。今回はイベントでやった各コーナー毎に感想を書いていきたいと思います。

OP~2minutes show

OPは小島凪紗さんのピアノ演奏でスタート。ピアノ演奏で始まるなんて想定してませんでした。ピアノ弾ける人ってかっこいいですよね。

MCを挟んで、2minutes showがスタート。
こちらはだいたい2分で自分の得意なものとかを披露するコーナー。
料理・演奏・チア・イラスト・切り絵・バスケ・バトン・書道と様々。

料理は石森璃花さんがオムライスを作り始めました。今思うと2分でオムライス?ってなるんですけど、現地では「料理だー!」ってなってたから、現地の雰囲気って怖いですね。で、肝心の料理は差し替え連発で短縮してて面白かった。某3分クッキングより多かったです。でも普段から料理してるんだなーってわかる手つきだったし、これは冠番組でも披露あるなと思ってたら本当にやってました。しかもまたオムライス。

ここからは連続で演奏披露。演奏はみんな凄い上手でした。

遠藤理子さんはクラリネットを演奏していましたが、ドラムも出来るらしいのでこれはバンドユニット結成あるぞ。クラリネットの音が凄い滑らかでいい音が響き渡っていました。

小田倉麗奈さんはバイオリンを演奏。もう立ち振る舞いがお嬢様なんだよな。演奏が終わったと思ったら、ゴルフのスイングでサインボールをアリーナに打ち込んでました。スイングが凄い綺麗だった。

小島凪紗さんはOP同様にピアノを披露。「条件反射で泣けてくる」を弾いたんですが、もうライブでも弾いてくれよってくらいにはかっこよかったです。弾いてる時に余裕があったようにも見えたし、弾き語りも行ける気がするので、次はチャレンジしてほしいですね。

谷口愛李さんはギターの弾き語りを披露。ギターが出来てダンスも出来るとか、小林由依さんみたいだ!って思ったりしました。スッとスイッチが入ると表情が変わるとこも谷口さんの魅力だと思います。

チアダンスを披露したのは中島優月さん。ダンスだけじゃなくてメンバーの名前をコールさせたのも、今回声出しが出来たからこそだし盛り上げ方としても上手だなと思いました。

的野美青さんはイラストを披露。メイキング映像を流してくれたのですが、ネットでみるイラストレーターのメイキングみたいに細かいところを丁寧に修正しながら仕上げていく様子が見れました。先輩とのエピソード披露があったのもよかったです。

向井純葉さんは三期生曲である「夏の近道」をイメージした切り絵を披露。メンバーだけでなく曲のタイトルも紙を切って作っていたのは凄かった。最後に散らした桜の花びらもいい感じにくっついてて、完成した切り絵は素敵でした。

村井優さんはバスケを披露。ただドリブルするわけではなく、リズムに合わせてのパフォーマンスも。シュートは何回かチャレンジして成功。こんな人数の前でやるのは緊張しますよね。あと終わった後ずっとステージの端に見えてるバスケットゴールがシュールだった。

村山美羽さんはバトントワリングを披露。その前に何故かご飯は硬い派か柔らかい派なのか聞いてた。どうして。バトントワリングはしなやかで美しく、見るものを魅了するといった印象を受けました。

山下瞳月さんは書道を披露。大きな筆で力強く「咲」という字を書き上げました。最後にこの文字を見せることによって、三期生が今後咲いていくことを表したような気もします。「咲かない人は、いない」は今回のオーディションのテーマでもありましたし。

ダンストラック~クイズ~ファッションショー

この後に行われたのが、ダンストラック。歌唱なしのダンスのみのパートですね。ドキュメンタリーを見るとわかるのですが、ダンススキルに関しては現状 3 段階で分けることが出来ると思っています。スキル別に振られたソロパートはいずれもドキュメンタリー段階から大きく成長したものとなっていました。練習の成果が目に見えるのは凄い事だと思います。

ダンストラックでの個人的に好きだったところは、小島凪紗さんの不協和音の時にやる弓を射る振りと躍動感、山下瞳月さんのしなやかだけど力強いダンスです。

クイズパートの雰囲気は冠番組のコーナー感がありました。あとみんなリアクションにまだ慣れてないところが印象的。これは加入直後でないと見れない貴重な場面なのかもしれないですね。

MCの庄司さんがメンバーからのメッセージで場をつないで、私服ファッションショーパートへ。イメージ通りのメンバーもいれば、こんな服着るんだと思わせるようなメンバーも。村山美羽さんの黒コーデ、とても素晴らしかった。ステージ傍の客席にファンサしまくってて楽しそうだなーって眺めてました。

ライブパート

そして一番楽しみにしていたライブパート。MVでしか見たことがなかった夏の近道、そしてドキュメンタリーで披露していたBANが見れるぞ!ってなっていたのですが、Overture が終わって始まったのがまさかの Nobody's fault。

Nobody's fault は櫻坂46にとって始まりの曲です。それを3期生に歌わせることによって、櫻坂46の一員としてのスタートを表現していたのかもしれないですね。またフォーメーション変更が少ない曲なので、新たに覚えるには勝手がよかったのかもしれません。センターは村井優さん。とても力強く堂々としたパフォーマンスで、センターを務めあげました。普段のセンターである森田ひかるさんは、ラスサビ前では1回回った後に高くジャンプするパフォーマンスをしますが、村井優さんは2回回ってからの前蹴りというパフォーマンスに変えてきました。過去に色んなメンバーがセンターをやっているのですが、ここのパートはセンターによってパフォーマンスが異なるので個性が出ます。一度センターをやったメンバー全員に振り付けをどういうイメージでやったのか聞いてみたいですね。

続いて五月雨よを披露。これも予想外。センターは山下瞳月さん。普段のセンターである山﨑天さんのしなやかで優雅な感じとは違い、優しくてどこか脆い感じでした。また曲の最後で安心したような微笑みをみせるとこが印象的だったです。他のメンバーも先ほどのNobody's faultとは違って色んな表情が見られた気がします。「先のことはわからないまま 五月雨式に好きになってく」という歌詞の通り、このイベント内で五月雨式に好きになっていくものが多すぎますね。

MCを挟んでBuddiesを披露。これはなんかやる気配はしていました。センターは中島優月さん。この曲は仲間たちと共に歩んでいこうというメッセージも含まれているのですが、三期生が披露するにはうってつけだと思いました。また先輩たちの披露時よりも笑顔が多くみられた気がします。「おもてなし会」で披露するにあたって、メンバーの間でどう表現するかを考えた結果がみんな笑顔で歌う事だったのかもしれません。

続いて待望の夏の近道を披露。これを見に来た!センターはMVと同じく谷口愛李さん。谷口愛李さんはこの曲以外でもそうですが、時々目つきがスッと変わって別人のような表情をする時があるんですよね。憑依型といっていいのかわからないですけど、独自の世界観が見え隠れする人だと思います。少し逸れましたが、曲の話に戻ります。MV で見ていた動きから更に進化したパフォーマンスに圧倒されました。目まぐるしく変化するフォーメーション、緩急のある振り。この曲BANより難しくね?って思ったりもするくらいでした。間奏では村井優さんと山下瞳月さんが踊るシーンがあるのですが、ドキュメンタリーでTAKAHIRO先生が言っていた通り、違うタイプの表現を見せてくれて仕掛けとして素晴らしかった。このパートは披露のたびに違うメンバーが担当したら面白いんじゃないかなと思ったりします。今後の披露でまた進化したパフォーマンスが見れることに期待しています。

映像を挟んでドキュメンタリー内の課題曲だったBANの披露。これを見に来た!(2回目)センターはドキュメンタリー内と同じく石森璃花さん。ドキュメンタリーで見た彼女たちは既におらず、全く別物となっていました。声出しが可能な事もあり、客席からの声も力にしていた感じも見受けられました。石森璃花さんの「時間はあんなにあったじゃないか」の部分は課題で踊った時は既存の歌い方を踏襲していましたが、おもてなし会で披露した際は力強くて自分の表現として確立していたと思います。歌い終わった後の表情にもゾクッとさせられました。石森璃花さん、素晴らしかったです。

メンバーからのメッセージと櫻坂の詩

BANの後は、各メンバーからのメッセージがありました。どれも素晴らしかったのですが、特に印象に残ったところをいくつか紹介します。

小田倉麗奈さんは「今まで綺麗な感情しか見せてこなかった」「自分の好きなように生きていていいんじゃないかと思うようになった。とても幸せな事」「人生は無傷ではいられないと思う」と言っていました。えっ、このお嬢様どんな人生歩んできたのよ・・・まだ18歳がいう内容じゃないんだけど。今まで見えない枷があって、それが櫻坂46加入でなくなったのだとしたらとても嬉しい事だと思うし、「自分の好きなように」した結果どんなアイドルとして成長していくのかが楽しみです。

村山美羽さんの家族に守られてきたという話もお嬢様ゆえなのか、厳しい家庭なのかが微妙なとこですが、ちょっと特殊だなって感じました。ただ本人も言っていたとおり、守られる側から守る側に変わったということは今後の成長の糧になるのではないでしょうか。

家族の話は他にもありました。的野美青さんの家族は複雑な心境を、向井純葉さんの家族は心から喜んでくれたと、そして山下瞳月さんはおもてなし会に呼んでいた家族に直前で来ないでほしいと伝えたことを後悔していました。親が子供を心配する事、応援したいと思う事、子供が親に心配をかけまいと頑張る事、素直になれない事。色んな親子関係が垣間見えました。自分ならどうするのだろうか、少し考えさせられました。

そんな様々な家族の話があった後に披露されたのが櫻坂の詩という曲です。家族の話をされた後にこの曲の歌詞が画面に表示される状態で歌われるものだから、もうボロボロ泣いてしまいました。もしこの曲を聴くことがあるのなら、是非歌詞を見ながら聴いてください。本当は各メンバーのメッセージを踏まえて聴いてほしいんですけど、もうそれは出来ないので。運営は早く映像化をしてください。

アンコールとお見送り

アンコールもありました。アンコールは再度夏の近道を披露。同じ曲を2回やってくれるとは思ってなかったです。晴れ晴れとした表情が印象的でした。何度聴いてもいいですね。

締めの挨拶が終わり、お見送りが始まりました。帰る通路にメンバーがいて見送ってくれるイベントですね。感謝祭の時は2日目の参加で諸事象によりお見送りが中止になったので、今回が初体験。終盤のお見送りだったので、かなり急かされた結果ほぼ通過するだけになりかけましたが、谷口愛李さんがピース返してくれました。ありがとう。そしてみなさん遅くまでお疲れさまでした。

一通り振り返ってきましたが、最高に楽しいイベントでした。そして三期生みんなが好きになりました。今後徐々に色んなところで見れるようになるだろうし、発表されている 3rdツアーにも参加すると思うので、この日見た姿から更に一つ階段を登った三期生が見れることを期待しています。また先輩たちとの共演による化学反応も早く見たいですね。

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