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240401野沢温泉村温泉街周辺

温泉に入りたいと思って歩いて温泉街に来た。ただ完全無料の外湯(そとゆ)ではなく、銭湯でゆったりとしたい気分だったのでそこを探して歩き回っていた。

野沢温泉の外湯の一つ


もう一つ

野沢温泉村は温泉村というだけあって温泉が有名なところなのだが、外湯の数がありえないくらい多い。10~20もある。冗談みたいだけど逆に有料の銭湯は1つか2つくらいしかないのだ。その1つの銭湯の場所を忘れてしまっていたので温泉街を練り歩いていた。

温泉街の看板。熊の手洗湯

野沢温泉村という場所は母親の実家でいわゆるおばあちゃんちなのだが、現代人の中では珍しく、私はおばあちゃんちがとても好きで、毎年ここでゆっくりするのを楽しみにしている。親戚が集まっての賑やかな空気だったり、悩みや現実をしばし忘れてゆっくりできることだったり、いとこ同士で集まって遊んだり、様々あるが、この土地に思い入れが深くなったということがあるだろう。どうも風景や空気が特別に感じられるのだ。


これは私有ではない水路。もっとそれとわかる写真があれば…

温泉街に限らずなのだが、山の上流から流れる水路が村中に張り巡らされている。村の人達はそこから水を引いて池を作ったり活用しているのだ。スイカを流水で冷やすなんてこともできるよ。水路が身近なので、大体どこにいてもザー、ズゾゾゾ、ドドドなど水が流れる音が聞こえてくる。この音が聞こえると、野沢に来たなあとしみじみするのだ。


この写真も水路が写っている


ここにも

温泉街周辺は特になのだが、街として全体的にごちゃごちゃしている。スキーなどの観光産業に恵まれている影響で、温泉街周辺ではかなりの割合の建物が民宿として建てられていて、なんというかどの建物もヘンテコは言いすぎだが個性を発揮している。それが密集してその間を縫うように道が敷かれている。土地の勾配や水路などの要素も加わって構造の複雑さに拍車をかけていて、客観的に見ても珍しい雰囲気なんじゃないかなあと思ってる。

全く整然としない道の敷き方。本当に間を縫うように引いたんだと思う多分
縦長の建物が多い気がする。左手前の無駄そうな石のブリッジにも注目
勾配のある土地によくある建物入口に続く陸橋。ハシゴを登ってもっと先の世界へ


[あおな]

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