自問自答の果てに自分を脱ぎたくなった

ああ、頭が痛くなる人もいるだろうから、どうか気をつけて欲しいと思います。
これは私による私のための問いと、その答えであるので。

私は自分で生きるのが辛い、つらいと言ってはいるけれど、決して生きるのが下手ではないと思っている。
紆余曲折はしたけれど、夢は破れてしまったけれど、自分なりに築いた信用の上に立っていて、愛する人と共に暮らし、自罰の過ぎる過去の自分が思いもよらないような環境の中で働き、暮らしている。
今も思い悩むことは多々あるけれど、全て今の自分がこの高さまでたどり着いたから、見える場所にあるものを欲しくなっているから悩んでいるのだと理解している。

それに、ファッションにおいて、私は割と自分の好きなものがよくわかっている方だし、似合うものを見つけるのも決して下手ではないと思う。
私は私の魅力をわかっている。それはいつも人から言われる事であるし、人はそれを良い意味として私に伝えてくれる。
私も実際、自分の魅力的であるという部分を否定したくない。良い所は伸ばしたい。褒められることは嬉しいし、それは確かに似合っている。

また、思想もかなり固まってきている。おそらく自分はドメスティックブランドが好き。歴史のあるブランドも好きだし、興味はあるけれど、自分の身近にある、丁寧な仕事を見るのが好きだ。何かを選ぶ時、ネームバリューではなく自らのアイデンティティを誇れるようなものを選びたいと思っていて、そこを軸に選んでいけば、自分の強みを知っていれば、きっと変にはならないだろう。よく似合っていて、素敵なものに囲まれるだろう。きっと。だろう。けど……

それでは果たして、私のこの気持ちはいつ救われるのだろう。

あきやさんに出会って、日記をつけ、久しぶりに試着をして服を買い…というのが確か一昨年だ。自分では見向きもしない様な価格帯のブランドを眺めて、やっとの思いで買ったmurralのカーディガンは今でも宝物だ。
でも、今でも服を買う時の悩みは同じだ。たった一つだ。

『この服、入るかな?』だ。

昔からずっと発育がよかった。子供の頃は実年齢よりも大人に見られることは嬉しかった。多感な頃を過ぎて、大人になってから言われる言葉はいつも『色気があるね』だった。
別に悪意がないのは(あるかもそれないけど)わかってる、ボディポジティブな世の中だ、今更私がこの体を恥じることはないだろう。この世は優しく、着れる服がいくらだってあるのだ。
でもそれは私、本当にうれしかったんだろうか?だらしない、翳りのある不健康な印象だと言われてる気持ちだった。いや、だからつまり、私は私を認められていないからそう捉えてしまうのだ。
自分で自分が嫌いなんだ。だから生きるのが辛いのだ。
そしてそれは、服を脱いだ自分を愛さないと先には進めないのだ。

自分のコンセプト、まだまだ固まってはいないけど、キーワードはいくつかある。ヘルシーであること。軽やかである事。生まれのふたご座のキーワードの様に、風の様にどこまでも飛んでいけること。
また、シンプルである事。シンプルだけど力強い事。それを選ぶから素敵な私なのではなく、素敵な私だからそれを選べたという自信。ああ、ここまで書いて、やっぱり今のままではダメだ。今のまま選んでも、常に心の片隅が翳ってしまうだろう。

服の事をなかなか考えられなかったこと、鞄や靴やジュエリーについてはインプットの元気があった事について掘り下げてみたら、結局ここに帰結してしまった。目をそらし続けていた事、人に言われた事、惨めな経験。全てをストーリーにしたい。箱にしまって蓋をするのではなくて、自分の歴史に刻みたい。

私はずっと私を納得させようとしている。今の自分でもいいじゃないかと、今でも十分幸せじゃないかと。
それを手にしても幸せになれないかもしれないよ、だから未確定のまま、ずっと憧れていようよと囁いてくる自分がいる。
そんな私と戦って勝ちたいんだ。

つらつらと長く重たく書いてしまったけど、とどのつまり
『私!人生で最後だ!痩せような!!!』
ってことです。
ネガティブなささやきをしてくる自分が目を覚ましたら、『うるせ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!しらね~~~~~~~~~~~~~~~~!!!』の気持ちでぶっ飛ばしたいと思います。
ミューズはMAMAMOOのHWASA。

本当のポジティブ。自己効力感の果てに手に入れた自信を身にまといたい。

そして考えの果てに、自分のためのお守りが欲しい、という気持ちがむくむくと膨れ上がってきた。

はい、えー、という訳で昨日、

ドアップ失礼します


このむちむち


ピンキーリング買いました💛💗💜💙💚

サイズは5号、指が細くなったらワンチャン他の指にもはいるのでは、もしくはファランジっぽくつけても可愛いかもな~と思ってウキウキしています。
朝と夜、つける時と外す時に今の気持ち、文にこめた気持ちを思い出したいと思います。
愛すべき自分のために、頑張ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?