マイルCS 回顧

勝ち馬   セリフォス
勝ち時計   1.32.5

マイルの頂点に立ったのはセリフォス。外からの一気の差しきりは凄かったです。レーン騎手はリスグラシューで勝った有馬記念以来となる日本でのG1勝利。おめでとうございます。

展開
逃げたのはピースオブエイト。ここの目はありましたが、印を付けていた馬には問題ないと踏んでおり、見守っていました。続いたのがロータスランド、ホウオウアマゾン、ソダシ。そしてスローペース。道中はファルコニアの追い上げ等はありましたが、それに惑うことなく理想的な流れと思っていました。

ただ唯一違ったのが、それほど縦長にならず、密集した状態になったとこと。あとはやはりG1ということあってか、3~4コーナー回ったところで中団にいた有力馬たちが押し上げていきました。

スローペースでもさすがに一団では前残りは厳しいです。このあたりが自分の敗因で甘かったです。

セリフォス
勝つまでは至らないと思ってました。富士ステークスは斤量54キロ。展開、位置取りともに理想的であり、頭数の増えたここは掲示板まで?と考えていました。今回もごちゃついているのを横目で上がった分楽かもしれませんが、外を回しての結果ですから実力は疑う余地はありませんね。

ダノンザキッド
この馬は正直に騎手で切りました。
北村友Jが下手という訳でなく、明らかに怪我の影響で未だ本調子でないと感じていましたから。

ソダシ
やはり地力はあります。
ただG1級の牡馬相手ですと、さすがにキレ負け感が否めません。またセリフォスに習って、距離はマイル中心で極めてもいいのでは?といったところです。

その他人気馬

ダノンスコーピオン
この馬はいまいち敗因が掴めません。直線前が詰まった感じもありましたが、それでも前走の末脚は全くなかったです。
パンパンの良馬場が合っているのか…

サリオス
この馬も馬場状態に泣かされた感じです。
一応中距離までこなせる馬ですし、個人的にはマイル巧者相手での瞬発力勝負では分が悪いように感じました。

シュネルマイスター
前走のスプリンターズSでも感じましたが、追い出してからの反応が鈍くなってきているように思えます。
今なら2000m程度の中距離の方がいいように感じます。

その他書きたいことは山ほどありますが、このあたりで。
やはり人気馬は地力は高いですね。そのあたりも加味して展開考察をしないと…痛感しています。


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