ジャパンカップ 考察

有力馬が回避したことで、若干混戦傾向にある今年のジャパンカップ。しかし、外国馬の参戦が数頭あり、メンバー構成は非常に面白いものとなっています。

馬場状態
さすがに内側は荒れていますが、Cコース使用ということもあり、直線は何とかなっている印象。ただ、1~2コーナーと3~4コーナーは内芝が剥げています。特に3~4コーナーは特に傷んでいるため、あまりここを位置取り的にそのポジションに入ると終盤に垂れる可能性はあります。

内枠優勢
近年内枠の馬券に絡む確率が非常に高い傾向にあります。

21年
2番コントレイル    1着
4番シャフリヤール    3着

20年
2番アーモンドアイ   1着
6番コントレイル    2着
5番デアリングタクト   3着

19年
5番スワーヴリチャード   1着
1番カレンブーケドール    2着
2番ワグネリアン   3着

18年
1番アーモンドアイ    1着

17年
1番シュヴァルグラン  1着
2番レイデオロ   2着
4番キタサンブラック   3着

やはり特質して内枠が優勢です。特に1枠は非常に好成績ですね。ただ注目が必要なのは、これらの馬はG1で活躍してたり、年度代表馬であったりと、超G1級と言っても過言ではないくらいの馬ばかりです。

なので今回も内枠?と考えても問題ないですが、内から順にシムカミル、オネスト、ヴェルトライゼンデ、トラストケンシン、グランドグローリー、ヴェラアズールと外国馬or実績不足が否めないメンバー。内に拘る必要はありませんが、絡む傾向は高いので、押さえる必要はあるかと。
また東京2400mはスタートしてすぐにコーナーを向かえるので、内が上手くコース取りをした場合は、外枠との差を開けれます。これは確かダービー等でもこんな傾向だった気がします。

展開
外国馬がいるため、やや難解。
逃げ候補として…
※シムカミル
※テュネス
※ユニコーンライオン

ユニコーンライオンが逃げればスロー展開濃厚ですが、問題の外国馬2頭。シムカミルの逃げる可能性は若干低く、テュネスは逃げて勝っているため、こちらか。強スタミナであるものの、恐らくキレる脚はなく。そのため、大逃げする可能性も高く、ここは陣営の作戦次第か。こちらが大逃げをすれば、もしかすると天皇賞秋の再現もあるかも。

どちらにせよ縦長で進み、直線に向く。有力のヴェルトライゼンデとヴェラアズールは内が開いたところを狙い、ダノンベルーガは外へ回して差しきり狙い。シャフリヤールは先行から押し出して早め抜けきり狙い。

◎ヴェルトライゼンデ
鞍上は2回目。ある程度の癖は把握しているはず。実績はそのままで、コントレイル世代とあって苦杯を舐めてきた。前走は外不利の馬場もあり負けはしたが、今回は内枠有利でどのような展開になっても差し脚を伸ばせる。反撃出来る可能性あり。

○シャフリヤール
本質の距離で、天皇賞秋のようにはいかず。恐らくここを本命で仕上げるはず。問題は目標にされやすい位置取りになる可能性あり。

▲デアリングタクト
前走は荒れ馬場に泣かされた。
ただそれでも勝ち馬から1秒差とそこまで離されず。疲れがなければ、オークスを勝った舞台で復活狙い。

穴テーオーロイヤル
前走はもろに不利を受ける。何とか立て直して追い出したものの、勝ち馬から一馬身差。持っているモノは確か。もう一度見直す。

△多数
内からシムカミル、オネスト、グランドグローリー、テュネス、ハーツイストワール、ダノンベルーガ、ユーバーレーベン。
ヴェラアズールとボッケリーニは軽視気味でいきます。

買い方は非常に難しく、検討中。最近の抜けがあったり、本命飛びも多いので、BOXも視野に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?